たまには仕事に関連する話も書かなくては。 ということで、今回はこの本をネタ元にしています。 本を作る現場でなにが起こっているのか!?(雷鳥社)創刊から3年間、よく出してきたと思います。新潮新書はベストセラーになっているものばかりが注目されがちですけれど、じつはこれまで出した160冊あまりで、重版率が6割を超えているんですよ。 *新潮新書編集長へのインタビューから引用 出版業界全体の「重版率(出した出版物に、どれだけ重版がかかったかの割合)」について正確なデータはないんでしょうが、だいたい20%~30%の間だと思います。 (もちろん、それより高い版元、低い版元がちらばっています) そこから考えると、この60%という数字はかなりスゴイ。 野球でいえば、3割打てばなかなかのところを、きっちり6割打っているようなものでしょう。 そもそも、新書は定価が安いため、(儲けるためには)初版でそれなりの部数
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