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ブックマーク / akihitok.typepad.jp (114)

  • 空の上のガイドブック

    これは面白いアイデアかも。対象はアメリカ合衆国だけになりますが、飛行機から見た地形を解説してくれる"America from the Air: A Guide to the Landscape Along Your Route"というが出版されているそうです: ■ Tray-Table Book: A New Air-Travel Guide to What You're Flying Over (Wired) 特に海外に行くときなどは、映画を観たりゲームをしたりするのにも飽きて、ボーッと窓の外を眺めてしまうことがありますよね。昼間のフライトで、しかも晴れているラッキーな時には、眼下の景色を眺めて楽しむことができます。ところが突然、視界に不思議なモノが目に飛び込んできて「あれ?何だろう?」と思うことがありませんか?疑問に思っても、手元にあるのは目的地のガイドブックだけ。けっきょく何か分か

    空の上のガイドブック
  • 交流を生むのなんて簡単だ。

    (現在の Polar Bear 市の様子。おかげさまで人口&税収共に伸びています。) 性懲りもなく MyMiniCity ネタ。いや、なぜかいろいろと考えが浮かぶのです、この画面見てると…… 「スパムだ」「他人の町を見て何が面白い」等々の批判意見(※誤解のないように言っておけば、そうした意見は当然だと思います)はありますが、「URLを踏んでもらう」というだけでここまで人々の交流を引き起こした MyMiniCity、やっぱりすごいのではないでしょうか。こういうことを書くと怒られてしまいそうですが、「Twitter で follow/被 follow してるけど、実生活ではほとんど交流のない方々」と MyMiniCity ネタで盛り上がれたというのは、個人的にすごく楽しい体験でした(寂しい奴なのか……?)。 そこでふと感じたのですが、ブログやミニブログ、SNSやはてはSBMのコメント機能などを

    交流を生むのなんて簡単だ。
  • Twitter のビジネスモデルは?

    もう1つ Twitter ネタで。Techmeme を見ていたら、ちょうど「Twitter のビジネスモデルは何か?」論がトップに来ていました(参考: Techmeme January 2, 2008, 4:45 PM)。発信源はこちらの記事: ■ Is Twitter F'ed? (CenterNetworks) Twitterrific という、サードパーティーが開発した Twitterデスクトップツールが$14.95で売られている(※広告付きバージョンは無料)のに、Twitter そのものは無料で利用できるなんておかしくない?と問題提起した上で、 What business models do you see Twitter employing and when? いつ、どんなビジネスモデルを Twitter が採用すると思うか? という疑問で締めています。それに対して、早速 D

  • 「キャリア主導型だから iPhone が生まれない」は本当か

    「日iPhone が生まれなかったのは、キャリア主導の開発が行われてきたからだ」「キャリア主導である限り、日iPhone が誕生する/導入されるのは不可能だ」という主張をよく見かけます。例えば最近でも、米 BusinessWeek 誌の翻訳記事が話題を集めました: ■ 日にアイフォンは必要か? (NBonline) 2ページ目、NTTドコモと AppleiPhone導入について会談していることに関して、こんな観測があります。長文引用で失礼しますが、ご覧下さい: またアップルは、米国でアイフォンを独占的に扱う米AT&Tと同様に、自社のオンライン楽曲ストア「iTunes(アイチューンズ)」を通じてアイフォンの利用開始手続きを行うよう提案している。この案にもドコモが難色を示す可能性がある。 現在、ドコモの携帯電話の利用開始手続きができるのは正規のドコモショップだけだ。ア

  • YouTube のRSSフィードリスト

    これはご存知の方には必要ない情報かもしれませんが。「YouTube のRSSフィードは探しにくい!」ということで、各種フィードのURLを Google Operating System がリスト化してくれています: ■ YouTube Feeds (Google Operating System) ということで、ほとんど自分用メモなのですが、何かの機会にどうぞ: 1. 検索結果 http://gdata.youtube.com/feeds/api/videos?orderby=updated&vq= の最後尾に検索キーワードを入れたもの。例えば「すべらない話」の検索結果フィードはこうなります。 2. カテゴリー内検索結果 1. のURLの"videos?"部分を、"videos/-/(カテゴリー名)/"に換えたもの。例えば「すべらない話」をキーワードに、「コメディー」カテゴリーに限定した検

  • 「この本を買った人は、こんなソフトをダウンロードしています。」

    Amazon.com でソフトウェアのダウンロード販売が始まったとのこと: ■ Amazon launches software downloads (Download Squad) Amazon Software Downloader という専用ツールが配布されており、これを介してのダウンロードとなります。ソフトの購入履歴は自分のアカウントに記録され、再ダウンロードも可能とのこと。現在、無料のサンプルソフトや、TurboTax などのダウンロードが可能になっています(残念ながら米 Amazon のアカウントが必要なため、無料といえども誰でもダウンロードできるわけではありませんが)。 ということで、書籍や音楽のデジタル化・ダウンロード販売が一般化しているわけですから、ソフトのダウンロード販売が始まったというのは驚くに値しない話かもしれませんが(それこそ書籍・音楽以前から行われている話ですし

  • 本のフリーロケーション化、進行中

    ケータイ小説AmazonKindle など、の世界でもデジタル化や「携帯端末で楽しむこと」が進行しているわけですが、これはそれを一歩進めたアイデア: ■ Books in bite-sized portions (Springwise) 紹介されているのは DailyLit というサービス。去年……ではなく一昨年に 100SHIKI でも紹介されているので、ご存知の方も多いかもしれません。 一言で言えば「電子ブックを売るサービス」なのですが、忙しい人でも読みやすいように、「5分間あれば読める量」だけをメール/RSS経由で配信してくれるというもの。配信のタイミングは「毎日」「週末だけ」「月・水・金曜日だけ」の中から選ぶことができ、さらに配信時間も指定可能です。現在500以上のタイトルがあり、10万人以上のユーザーを獲得しているとのこと。 いくつか無料で提供されているもあるので、

    本のフリーロケーション化、進行中
  • 人生を5分間に凝縮したゲーム"Passage"

    Wall Street Journal で珍しくゲームの紹介をしていたので、プレイしてみました(注!以下の引用記事と、続く文章にはネタバレが含まれますので、先入観なしでプレイしてみたい方はこちらからダウンロードしてみて下さい): ■ The Game of Life (Wall Street Journal) 紹介されているのは"Passage"というゲームWindows 版だと約500KBしかないファイルで、ごくごく単純な内容です。プレーヤーは一人の男性となり、人生を体験するという趣旨で、基的にカーソルを使って上下左右に動かすだけでOK。 こちらがスタートしたばかりの画面。左端にいるのが自分のキャラで、目の前に人生を象徴する「道(Passage)」が広がっています。画面に表示されるのは世界の一部分だけで、障害物がなければ上下左右に移動することができます。 ゲームの制限時間は5分間。た

  • 平面画像から3D画像を自動作成 - Make3D

    スタンフォード大学のコンピュータ専門家によって、平面画像から立体画像を作る技術が開発され、自由に試せるサイトもオープンしています: ■ New Experimental Website Converts Photos Into 3D Models (ScienceDaily) 紹介されているのは Make3D というサイトで、当然ながらURLは"stanford.edu"となっています。従来の技術とは異なり、1枚の画像からでも3D化ができるところがポイント。AI人工知能技術を活用して、画像内にある様々な手がかりをもとに立体像を作り出すのだそうです。 論より証拠、早速試してみましょう(サイトを利用するには、無料のIDが必要となります)。自分の写真をアップロードして……と思ったのですが、やはり処理が必要なため、アップしてからしばらく待たなければならないようです(画像の複雑さにもよりますが、

    平面画像から3D画像を自動作成 - Make3D
  • Sprout で遊んでみました。

    ということで、リリースされたばかりの新しいサービス"Sprout"(スプラウト、芽や芽生えるという意味)で遊んでみました。昨日のエントリでも引用しましたが、TechCrunch に詳しい解説が出ています: ■ Sprout:Flash用オンラインWYSIWYGエディタ (TechCrunch Japanese) Flash を作成するオンラインツールなのですが、ブログパーツ(失礼、「スプラウト」と呼ばなければいけないんでしたね)を作るのに特化していると考えれば分かりやすいです。サイズを指定して、あとは用意されているいくつかのコンポーネントを組み合わせるだけで、簡単に以下のような Flash を作成できます: 当にてきとーなサンプルで申し訳ありません……「簡単に作れる」というのと、「センスがある作品が作れる」というのは別の話ということで。見ていただければ分かると思いますが、文字や画像は当然

    Sprout で遊んでみました。
    Masayuki
    Masayuki 2008/06/01
    Flashアプレット(というかウィジェット、「スプラウト」)作成サービス
  • 446億ドルで何が買える?

    ネタです。企業や政府が使うお金は額が大きすぎて、一般人にはピンとこないことがありますよね。最近もフランスの大手銀行ソシエテ・ジェネラルで不正取引事件がありましたが、「7,800億円の損失を出した」などと言われてもよく分かりません。ということで、簡単にその規模感が分かるサイトがこちら(via. swissmiss): ■ How Much Does it Buy? 上はそのスクリーンショット。一目瞭然、プルダウンメニューから換算するモノを選択(ビールや飛行機、豊胸手術!など)して、金額(ドル)を入力すればOK。submit ボタンを押すと、その金額が指定したモノ何個分なのかを回答してくれます。 という単純な仕組みなのですが、回答コメントがなかなか面白い。例えばプルダウンメニューに「星(Stars)」という項目があるのですが、試しに1,000ドルを入力して実行してみると $1,000.00 w

    446億ドルで何が買える?
  • キジサク

    キジサクと聞いて、「あらたにす」と同じ空気を感じたあなた、正解です: ■ 「キジサク」4月1日から 朝日、時事、日刊工提携の新検索サービス (asahi.com) 朝日新聞社、時事通信社、日刊工業新聞社の3社は4月1日、ビジネス向けネット検索サービス「キジサク」を始める。3社が6日、都内で記者会見して発表した。低料金で800万以上の記事などが検索できる。 とのこと。まあ内容は素晴らしいですし、「キジサク」というネーミングにも突っ込まないようにしましょう。しかし、それ以外のツッコミどころが満載です。 国内のネットによる情報検索は現在、ヤフーやグーグルなどが主流だが、「キジサク」は、報道機関が提供する情報の確かさが強み。ネット検索では一定期間で消える情報もあるが、「キジサク」では消えることはない。 えーと、一定期間でリンク切れになってしまうような仕組みを導入しているのはどこのどいつだと。これ

  • POLAR BEAR BLOG: Daily Meだけどちょっと一工夫 ― tiinker

    "Daily Me"(デイリー・ミー、「わたし新聞」)とは、ニコラス・ネグロポンテが『ビーイング・デジタル』の中で予想した有名な概念です。技術が進むことによって、未来の新聞(メディア)は自分の趣味志向にあった記事だけをフィルタリングしてくれるようになる――まさしく「私のための新聞」になるという話ですが、そんな Daily Me 的サービスがまた一つ登場しました: ■ Tiinker is the Anti-Digg (Read/Write Web) 紹介されているのは tiinker というサービス。WEB2.0系サービスではお馴染み、一般的な単語をもじるという命名手法ですが、これは"think"を連想させる名前ですね。基的にニュースを集めているポータルサイトなのですが、表示されたニュースに「好き」「嫌い」の評価をクリックするだけで、ユーザーの好みにあったニュースを機械的に判断・それだけ

    POLAR BEAR BLOG: Daily Meだけどちょっと一工夫 ― tiinker
  • 大手出版社も立ち読み、ばら売り開始

    デジタル時代には「情報は無料になり、欲しい部分だけ手にはいるようになる」という予言がさまざまなところでなされていますが、出版界においてもその方向は避けられないようです: ■ Random House To Start Selling By The Chapter; HarperCollins To Post Free Books Online (paidContent) 米出版大手のランダムハウス社と、ハーパーコリンズ社の動きについて。まずランダムハウスですが、このブログでも度々引用してきた(ココとかコレとか)"Made to Stick"をチャプター単位で販売するとのこと(実際の販売ページはこちら)。対象となるのは同書の第1章~第6章およびエピローグで、それぞれ1つ$2.99での販売となります。読者がばら売りに興味を示すのか?を確認するのがこの動きの目的とのこと。 次にハーパーコリンズ。

    大手出版社も立ち読み、ばら売り開始
  • POLAR BEAR BLOG: New York Times の民主党ディベート特集がスゴイ件

    だとメジャー新聞系のサイトには「トホホ感」満載なわけですが、言うまでもなく海の向こうでは状況は違います。生き残りをかけて、という事情があるにせよ、ニュースサイトでも様々な先進的取り組みが行われているわけですが、今回ご紹介するのもなかなかのもの。New York Times による「民主党予備選ディベート分析」です: ■ Democratic Debate: Analyzing the Details (New York Times) 2月21日にテキサス州オースティンで行われた、米民主党の大統領候補者(バラク・オバマとヒラリー・クリントン)によるディベートの分析。メインは88分間にもおよぶビデオなのですが、単に映像が見れるだけに終わりません。ご覧のように、画面右側には発言の内容がテキスト化されていて、さらにセクション毎にジャンプすることも可能になっています: これなら例えば「僕は経済問

    POLAR BEAR BLOG: New York Times の民主党ディベート特集がスゴイ件
    Masayuki
    Masayuki 2008/06/01
    「(…)将来のニュースサイトには「(何の編集・校正もされていない)一次情報」と「(従来の意味での)記事」という2つのコンテンツが並列で置かれるのが普通になる可能性も(…)」
  • 意見を伝える情報デザイン

    先日のOCWの記事が好評だったので(って僕が書いたわけじゃないですが)、もう1つ使えそうな資料の紹介を。information aesthetics で取り上げられていたものですが、『意見を伝えるための情報可視化(Visualizing Information for Advocacy)』というタイトルの電子ブックです: ■ An Introduction to Information Design (Social Design Notes) 情報デザインの入門書のような位置付けで、特にNGOなどの団体が主張を伝える際に役立つような内容となっています。ファイル形式はPDFで、無料でダウンロード可能。 最近の例に限らず、様々なサンプルを掲載してくれているので、見ているだけでも参考になるかも。例えば以下は、歴史的な「情報デザイン」の例: 右上の図は1859年に医師ジョン・スノーが作成したロンド

    意見を伝える情報デザイン
    Masayuki
    Masayuki 2008/06/01
  • Twitter - レコメンデーションとしての@付きコメント

    何のこっちゃというタイトルにしてしまいましたが、Twitter の「@付きメッセージ」についての話です。Twitter ユーザーにはご存知の通り、ある特定のユーザーに向けてメッセージを打ちたい時は「@+ユーザーID」を付けて更新するわけですが、これが「誰を follow すべきか」のレコメンデーション機能を果たしているのだ、という捉え方: ■ Nearly a million users, and no spam or trolls (Russell Beattie’s Weblog) 既に Twitter を使い倒されている方には当り前の話かもしれませんが、個人的にメモしておきたいので、ちょっと記事にしておきます。 記事自体は「100万人近いユーザーがいるのに、スパムや荒らしがほとんどいない(いても問題になっていない)Twitter ってすごいよね」という話なのですが、その一因として、「

  • パーマリンク付きの「世界一大きなキャンバス」

    既にブクマを集めていますが、WEB上にオープンした「世界一大きなキャンバス」です: ■ WebCanvas 発想は単純そのもので、普通のお絵描きツールとして操作すればOK(ユーザー登録しなくても遊べます)。画面上には他のユーザーが描いた内容も表示され、他人の作品を見たり、その上に追加して落書きしたりできます。拡大・縮小はそれぞれ1段階しかできないのですが、ズームアウトしてみると、「キャンバス」の広さが分かりますよ。 で、便利なのは画面にはパーマリンク(座標軸)が設定されている点。URLを指定すれば、画面をスクロールしなくてもその場所にジャンプすることができます。例えば以下のスクリーンショットは、 http://webcanvas.com/#9999999,9999999 付近に誰かが描いたナゾのクマの絵: 問題は他人に上書きされてしまう点ですが、一応「自分の描いた絵だけを表示する」というメ

    パーマリンク付きの「世界一大きなキャンバス」
  • Wikipedia を雑誌にしたら

    これはWEBサービスというよりもアート作品、インスタレーションのようなものですが。Wikipedia のように多人数が参加して、WEB上に雑誌を作ろうという試みだそうです(via swissmiss): ■ Anything 写真とテキストによって構成される、64ページの「雑誌」をWEB上に作る試み。各ページを順に見ていくことも、特定のページにジャンプすることも、はたまたいずれかのページへランダムにジャンプすることも可能です。 以下のスクリーンショットはページのサンプル。このように各ページの左側には写真が、右側にはテキストが配置されています。雑誌といっても長い文章が載っているわけではなく、写真から想起される言葉(あるいは言葉から想起されるイメージ)を載せたアートのような感じですが、なかなかカッコイイです: (ちなみにこのページのパーマリンクはこちら) このサンプルの場合、写真は HANNA

    Wikipedia を雑誌にしたら
  • 位置情報とプライバシーを両立させる"fire eagle"

    Yahoo! が"fire eagle"なるサービスの非公開ベータを開始したとのことで、いくつか紹介記事が上がっています。例えば GigaOM の記事: ■ First Details, Screenshots of the Fire Eagle Launch (GigaOM) なんだか FireFox を彷彿とさせるカッコイイ名前ですが、ブラウザではありません。一言で言えば、「プライバシーを守りながら位置情報を活用できるようにするサービス」といったところでしょうか。 イメージをよく表しているのが上の図でしょう。fire eagle には位置情報のインプットとアウトプット、2種類のAPIが用意されていて、fire eagle の内部にユーザーの位置情報が管理されます。で、位置情報を活用するサービス(近くにあるレストランを検索してくれるとか)に直接自分のデータを渡すのではなく、fire

    位置情報とプライバシーを両立させる"fire eagle"