27日、ロシア連邦保安庁のセルゲイ・スミルノフ第一副長官はこのほど、昨年開催された北京五輪に際し、上海協力機構(SCO)メンバー各国の密接な協力によってテロリスト35人を逮捕していたことを明らかにした。写真は北京五輪閉会式。 2009年3月27日、ロシア連邦保安庁のセルゲイ・スミルノフ第一副長官はこのほど、昨年開催された北京五輪に際し、上海協力機構(SCO)メンバー各国の密接な協力によってテロリスト35人を逮捕していたことを明らかにした。ロシアメディアの報道をもとに環球時報が伝えた。 ロシアメディアの報道によると、スミルノフ第一副長官は「北京五輪の準備段階で97件のテロ関連案件を調査し、そのうち50件以上が人の密集地区でのテロ実行を計画していた」とし、「中国公安部との協力による大掛かりな捜査の結果、五輪参加選手や記者、観戦に訪れた要人などの誘拐計画を持っていたテロリスト35人を逮捕した。