本記事は、(株)技術評論社が発行する書籍『[完全版]究極のC#プログラミング ― 新スタイルによる実践的コーディング』から、許可を得て転載しています。 同書籍は、もともと本フォーラムにて連載していた『C# 2.0入門』、『C# 3.0入門』の記事を整理統合し、加筆、修正されたものです。 手元でまとめて読みたい方は、ぜひ書店などにてお買い求めください。 【注意】本記事は、書籍の内容を改変することなく、そのまま転載したものです。このため用字用語の統一ルールなどは@ITのそれとは一致しません。あらかじめご了承ください。 本書ではラムダ式について解説しているが、実例があったほうがわかりやすいと思うので、実際に筆者が書いたラムダ式を使用したコードの事例を紹介しよう。 それは、ゲームなどでよく使われる「フラグ」と呼ばれる機能のソースコード体質改善(リファクタリング)を行う際に体験したことである。ここで