ハバナ(CNN) キューバ革命の英雄チェ・ゲバラを描いた、スティーヴン・ソダーバーグ監督、ベニチオ・デル・トロ主演の新作映画「Che」が、舞台となったキューバで上映され、大絶賛の反響を受けた。さらに共産党機関紙グランマでも、主演のデル・トロを高く評価。「容貌だけではなく、その内面まで深く追求し、チェを演じ切った」と伝えている。 同作品は2部に分かれており、計4時間17分に及ぶ大作。今年のカンヌ国際映画祭では、デル・トロが男優賞を受賞した。 キューバの首都ハバナでは6日に、第30回新ラテンアメリカ国際映画祭の一環としてヤラ映画館で、翌7日にはカール・マルクス劇場で上映された。 上映前、プエルトリコ出身でスペイン語も堪能なデル・トロは「これはキューバの歴史の映画で、観客の中には恐らく歴史的な間違いを見つけて、強く批判する人がいると思う」と慎重な姿勢を示していた。しかし、映画終了後には観客は大き