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ブックマーク / fujipon.hatenadiary.com (18)

  • 【読書感想】チェルノブイリ・ダークツーリズム・ガイド ☆☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    チェルノブイリ・ダークツーリズム・ガイド 思想地図β vol.4-1 作者: 東浩紀,津田大介,開沼博,速水健朗,井出明,新津保建秀,上田洋子,越野剛,服部倫卓,小嶋裕一,徳岡正肇,河尾基出版社/メーカー: ゲンロン発売日: 2013/07/04メディア: 単行(ソフトカバー)この商品を含むブログ (47件) を見る 内容紹介 「観光地化する原発事故跡地!」 誰も知らない、あの悲劇の27年後とは―― 3.11後に福島で取材を重ねた東浩紀・開沼博・津田大介の3名が、チェルノブイリへの取材を敢行。 立入禁止区域内、廃墟と化した周辺自治体、そして原子力発電所内部を巡りながら、未だ収束しない事故現場でさまざまな関係者の声を聞きました。写真家・新津保建秀の美しくも緊張感の漲ったグラビアとともに、その現場を子細にレポートします。 東浩紀によるツアー手記や開沼博による論考、津田大介によるルポルタージュ

    【読書感想】チェルノブイリ・ダークツーリズム・ガイド ☆☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
    Midas
    Midas 2013/08/12
    間違っても「ミュータント怖ぇーww」と言ってはいけないダークツーリズムは『政治的に正しいキモだめし』。廃墟病院やお化け屋敷の現代版。こんなもので人間の意識は変わらない。もともと意識の高いバカの新しい玩具
  • 【読書感想】援デリの少女たち ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    援デリの少女たち 作者: 鈴木大介出版社/メーカー: 宝島社発売日: 2012/11/21メディア: 単行購入: 1人 クリック: 15回この商品を含むブログ (10件) を見る 内容紹介 いま大手出会い系サイトで「女性からの援助交際のカキコミ」の9割は、『援デリ』と呼ばれる「素人を装った業者」だと言われている。「打ち子」と呼ばれる統括者の男が出会い系サイトのメールのやり取りで客を取り、実働部隊である女に客を振り分けて売春させるというもので、数年前から都市部を中心に全国区で激増している売春組織である。 著者は6年半にわたり、複数の援デリ業者の内部に密着し丹念に取材してきた。その内情は凄まじく、18歳に満たないホームレスの少女や、施設を脱走した障害者の女の子、組み抜けしたヤクザ、雇い止めをされた元派遣労働者の男らによる経営……。それは少女たちにとって決して「高額バイト」などというものではな

    【読書感想】援デリの少女たち ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
    Midas
    Midas 2013/05/22
    少年は若衆宿の様な形で同性愛関係に入る。金銭と身体を交換するのは女の特権。それは娼婦の起源が神殿奴隷と呼ばれる人々(今の巫女)だから。売春は宗教行為。慰安婦を性奴隷と非難してもムダなのはそれゆえ>id:KintaorgH
  • 「有名人になる」ということ ☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    「有名人になる」ということ (ディスカヴァー携書) 作者: 勝間和代出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン発売日: 2012/04/28メディア: 新書購入: 12人 クリック: 303回この商品を含むブログ (36件) を見る 内容紹介 「このは、わたしのこの数年間の「有名人になる」という不思議な体験について、当事者の視点からまとめたものです。 どうやったら有名人になれるのか、そのとき得られるものは何か、失うものは何か。 わたしの記憶が新しいうちに、正直に、赤裸々に、事実をまとめました。なってみたい方、知りたい方の参考になることを目指しました。」 ��なぜ、勝間和代は、有名人となることを目指さなければならなかったのか? そして、「有名人になる」と、どういうメリットがあるのか? どういうデメリットがあるのか?そして、実際、有名人になる方法論はあるのか? 有名人はいかにつくら

    「有名人になる」ということ ☆☆☆ - 琥珀色の戯言
    Midas
    Midas 2012/05/09
    この確率論がコンプガチャ並の出鱈目なのが今っぽい/「私のセールスポイントは1)外資の経験2)シングルマザー」と書いてあって「ダメだ…」と思った。『セレブ妻になりそこねた女』を前にだしてればあと5年いけたはず
  • 出会い系のシングルマザーたち ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    出会い系のシングルマザーたち―欲望と貧困のはざまで 作者: 鈴木大介出版社/メーカー: 朝日新聞出版発売日: 2010/03メディア: 単行購入: 13人 クリック: 482回この商品を含むブログ (40件) を見る 内容(「BOOK」データベースより) DV、うつ、虐待…。別れた夫との修羅をひきずり、子どもとの生活のため、そして行き場のない寂しさから出会い系サイトで売春するシングルマザーの壮絶な性と生。 「売春」するシングルマザーたち。 「お金のため」と完全に割り切ることもできず、「借りているだけ」だと自分に言い聞かせ、「これ(出会い系での売春)をきっかけに、良い人に巡り会えれば……」という淡い期待を抱いてしまう。資格もなく、仕事も見つからず、心の病をかかえ、生活は苦しい。 子供だけは失いたくないし、子供が生き甲斐なのだけれど、その一方で、虐待してしまったり、子供を十分に養育できるほど

    出会い系のシングルマザーたち ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
    Midas
    Midas 2012/03/28
    資本社会参入の訓練や通過儀礼代わりに売春を行う未成年(故に自分や客を『モノ』扱いし愛情とは分ける)と参入した社会から振り落とされない為(故に『感情』を語る)の売春なシングルマザーは文化人類学上全く別の存在
  • 本村洋さんの「再婚」について - 琥珀色の戯言

    参考リンク(1):「元少年の死刑確定に思う」(BLOGOS) 上記のエントリに、僕は基的に同意なのですが、ひとつだけ気になったところがあるのです。 それは、最後の 今日初めて、彼は再婚していたとニュースで聞いて、少し戸惑ったが、まあ、それはそれでいいのかも知れないと思い直すことにしている。 という一文。 参考リンク(2):光市母子殺害事件 村さん再婚していた(日刊スポーツ) 僕のなかの「理性」は、「ああ、村さんは判決が出たら自殺するんじゃないかと心配していたけれど、これなら大丈夫だな。これから穏やかで幸福な人生をおくれますように」と呟きました。 でも、その一方で、僕もまた、「少し戸惑った」のですよね。 自分でも、理不尽きわまりないと思うのだけれども。 村さんは被害者であり、もし、子がこんな犯人の犠牲にならなかったら、いまでも穏やかに暮らしておられたと思います。 あの事件で、すべて

    本村洋さんの「再婚」について - 琥珀色の戯言
    Midas
    Midas 2012/02/23
    問題は死刑派が「やりたい様にやりやがって」反死刑派が「悲劇をダシに女を口説きやがって」どちらも嫉妬の論理で動いてるとこ。裁判員制度によって概念『公共、客観的視点、判例主義』が崩壊した皮肉(1億総裁判長)
  • 出版大崩壊 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    出版大崩壊 (文春新書) 作者: 山田 順出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2011/03/17メディア: 新書購入: 1人 クリック: 83回この商品を含むブログ (37件) を見る 内容紹介 大手出版社に34年間勤め、電子出版に身を投じた編集者が、自らの体験を基に既成メディアの希望的観測を打ち砕く衝撃レポート。 内容(「BOOK」データベースより) 著者は2010年5月、34年間勤めた出版社を退社し、これまで培ってきた人脈をネットワーク化して電子出版のビジネスに手を染めてみて。そうしていま言えることは、「電子出版がつくる未来」は幻想にすぎず、既存メディアのクビを絞めるだけだと思うようになった。 「電子書籍」は、これからどうなっていくのか? 僕はいままで、「紙の」から「電子書籍」へ、という流れは止められないと思っていたのですが、この新書を読んで、その「確信」が揺らいできました。 そ

    出版大崩壊 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
    Midas
    Midas 2011/12/25
    本件で皆が言ってる「電子書籍云々…」は的外れ。1番の影響はネットで70億が同時に物を書き読んで貰う平等な機会を手にした(裾野が広がれば競争は激烈になる)から。キンドルや紙でなく書き手の問題id:yokomichisizuka
  • まじめの罠 ☆☆ - 琥珀色の戯言

    まじめの罠 (光文社新書) 作者: 勝間和代出版社/メーカー: 光文社発売日: 2011/10/18メディア: 新書購入: 2人 クリック: 174回この商品を含むブログ (26件) を見る 出版社/著者からの内容紹介 ◎ 著者の言葉 このは「まじめな人」に捧げるです。 「まじめな人」とは、ある目標に向かって一所懸命に突き進んでしまう人。 「まじめ」は日では誉め言葉ですが、当に褒め言葉に値するものなのでしょうか。 そのことを疑ってほしい、というのが書の考え方です。 ◎ 内 容 「まじめの罠」とは、何かに対してまじめに努力した結果、 自分や社会を悪い方向に導いてしまうリスクを指す。 そして、いま、日社会全体がこの罠にハマっていると考えると、 いろいろな謎を解くことができる。 あなたは、この罠にハマっていませんか? 「究極の優等生」として悩みながら働いてきた著者が 渾身の力を込めて

    まじめの罠 ☆☆ - 琥珀色の戯言
    Midas
    Midas 2011/12/09
    マッキンゼー←これは権威のふりかざしではない。デート中に思わぬタイミングで昔の男の話をしだす「上書きのはずがキャッシュが残ってて一部欠損や文字化けは独自解釈」のと同じ。幸福だった記憶が甦ってきてるだけ
  • 「きっと何者にもなれない」あなたへ - 琥珀色の戯言

    参考リンク:先日、twitterでこういう言葉を拾いました。「きっと何者にもなれないオタクに限って、写真…カメラ極めようとするよね。」なんとなく同意するところなんですが、ここで質問です。自分を何者だと考えますか?(ザ・インタビューズ) この参考リンクの記事を読んでから、ずっと「僕は何者なのか?」と考えていた。 いやそもそも、何者になりたかったのだろうか? 僕の父親は医者だったのだが、仕事を終えたあとは飲みに外に出ることが多かった。 それで酔っぱらって帰ってきて、酒臭い息で説教されるのも悲しかったのだが、仕事のことではなく、「飲み屋での自分の顔の広さ」を自慢するのがすごくイヤだった。 「あなたは、何者なのだ?」って。 医者というご立派な職業についたからには、もっと仕事を熱心にやって、その世界で認められようとするのがスジではないか。 にもかかわらず、夜の街でのこと、「あんな人と知り合いなんだ」

    「きっと何者にもなれない」あなたへ - 琥珀色の戯言
    Midas
    Midas 2011/10/02
    間違ってる。例えば鶴屋南北は文盲(誤字が多かった)で読書嫌いだった。もし南北が容易に学習を通じ社会に適応してたらその他大勢の随筆家(江戸時代は今より皆が文章が趣味)と区別つかない「何者でもなかった」ろう
  • 僕に澱んでいる「不謹慎」な考え - 琥珀色の戯言

    ※気が滅入る内容なので、無理して読もうとしないでください。 火曜日にサッカー・チャリティマッチを観ていた。 世界のビッグネームや日本代表選手たちが、次々に登場し、「日、がんばれ」「ともに生きよう!」というようなメッセージを、慎重に言葉を選びながら話していたのだが、「日人」ではあるけれども、「被災者」ではない僕にとっては、なんだか自分の居場所が、ちょっとわからなくなってしまった。 僕は、「励まされる側」なのか、それとも「励ます側」なのか? 田圭佑選手は、「こんな中で、スポーツをやることが良いことなのか悪いことなのかはわからないけれど、いま、大事なことは、とにかく行動することだと思う」と、彼らしく、いまの気持ちを吐露していて、ああ、田はこういう状況でも、ちゃんと正直な人なんだな、と感じた。 しかし、こういう「チャリティマッチ」って、収益金が寄付されたり、人々があの大震災と苦しんでいる人

    僕に澱んでいる「不謹慎」な考え - 琥珀色の戯言
    Midas
    Midas 2011/03/31
    この自粛ムードな東京で現在最も不謹慎な歌は「同期の桜」/↑あの「芸」人たちも、彼らを誉めてるブクマの連中もダメだと思いました。今1番面白いのは乙武ツイート(水道水飲んだら手足はえてくるかな?)でしよ
  • 「踊る大捜査線」は日本映画の何を変えたのか ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    「踊る大捜査線」は日映画の何を変えたのか (幻冬舎新書) 作者: 日映画専門チャンネル出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2010/09メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 24回この商品を含むブログ (8件) を見る 内容(「BOOK」データベースより) 一九九八年一〇月三一日、有楽町「日劇」は前日から徹夜で並ぶ何重もの行列に囲まれていた。「踊る大捜査線 THE MOVIE」公開。その日から日映画歴史は「踊る以前」と「踊る以後」に大きく画されることになる―物語構成、撮り方、宣伝方法、資金調達など、あらゆる面で日映画の伝統を打ち破った「踊る大捜査線」。なぜそのような作品が生まれたのか?それは日映画の進化なのか堕落なのか?「踊る」を知り尽くす一〇人の証言から、空前絶後のモンスターヒットの正体が初めて明らかになる。 目次 序 限りない愛と悔しさをこめて 第1章 不倒の興行収入は

    「踊る大捜査線」は日本映画の何を変えたのか ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
    Midas
    Midas 2010/10/26
    映画が地上波手法になったのは課金TV(スカパー等)普及が主原因。プログラムピクチャ復活↓でなく地上波の課金モデルへの接近。この重要な時代の変化が語られてないのは日本は「Xファイル」も「24」も作ってないから
  • 死刑絶対肯定論 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    死刑絶対肯定論―無期懲役囚の主張 (新潮新書) 作者: 美達大和出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2010/07メディア: 新書購入: 1人 クリック: 111回この商品を含むブログ (34件) を見る 出版社/著者からの内容紹介 哀しい事実だが、犯罪者のほとんどは反省しない。監獄法の改正後、圧倒的に「自由」になった刑務所では、今日も受刑者たちの笑い声が響いている。裁判では頭を垂れるも内輪では「次は捕まらないよ」とうそぶく彼らを前に、何をすれば良いのか。犯罪者を熟知する著者は、彼ら自身を「死」と向き合わせるために「執行猶予付き死刑」を導入せよ、と説く。現役の無期囚が塀の内側から放つ、圧倒的にリアルな量刑論。 刑務所に入れば、人は「反省」するのだろうか? 僕はずっとそういう疑問を抱いています。 そりゃ、「娑婆」に比べたら自由はきかないし、事だって娯楽だって劣っているに決まっています。 で

    死刑絶対肯定論 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
    Midas
    Midas 2010/09/21
    人は反省しない。閉じ込めても更生しない。残虐性も絶対なくならない。刑務所に入れたり首を吊ったりするのはその方が簡単だから。もう悩まずに済むから。少なくとも今、貴方は生きてる以上それでいいの?てだけの話
  • 「移植を待つ親は、子が脳死になったら臓器を出すか?」という傲慢な質問への回答 - 琥珀色の戯言

    移植を待つ親は、子が脳死になったら臓器を出すか? (by「感じない男ブログ」(2009/7/12)) ↑のエントリを読んで。 「臓器移植法改正A案」については、あらためて書くつもりなのですが、僕はこのエントリを読んで、なんだかすごくいたたまれない気持ちになりました。 子どもが「脳死」になることや、子どもが移植を受けないと助からない難病にかかるだけでも筆舌に尽くしがたい苦しみのはずなのに、なんでこんなことまで問われなければならないのだろう? あまりに酷過ぎるんじゃない? 僕は、この「移植を待つ親は、子が脳死になったら臓器を出すか?」という質問自体が、傲慢だと思うのですよ。 だってさ、これは、「移植を待つ親」は「あくまでも他人である」という視点のものだから。 世の中がこういうふうに「困っている人に対して、他人事としてニヤニヤ眺めているだけ」で、挙げ足をとることばかり考えている限り、どちらにして

    「移植を待つ親は、子が脳死になったら臓器を出すか?」という傲慢な質問への回答 - 琥珀色の戯言
    Midas
    Midas 2009/07/14
    私は脳死が人の死かどうかは「わからない」と思ってる。その判断はかわらないだろう。それを踏まえて言うと「皆が自分の身体を提供しあわなければならない」世の中は気持ち悪い。だがたぶんそれが「共生」wなのだ
  • 「ネット上で他者を責めるための『論理』」の危うさ - 琥珀色の戯言

    僕は基的に、「コメントへのレスはしません。そのかわり、第三者への誹謗中傷やスパムコメントでなければ消さない」のですが、良い機会なので、ひとつ書いておこうと思います。 マンナンライフ事件は、やっぱり「事故」だと思う。(琥珀色の戯言) ↑のコメント欄に書かれていた、このコメントについて。 ●● 2009/03/12 00:51 祖母の立場を考えれば、孫を亡くしてしまった悲しみに対して 同情することもできるでしょう。 では 祖母の無知から死んでしまった子供を考えたとき、 あなたはそれでも「悪意がなければ許される」と言えますか。 これがもし、亡くなったのがあなたの子供で、蒟蒻畑を与えたのが良く知らない近所のおばさんだったとしても。 その人には悪意がなかったのだと許せますか。 それともこの例は「子育て」ではないからと、相手を罵り訴えますか。 子供にとっては、相手の無知な好意で死んだことは変わりない

    「ネット上で他者を責めるための『論理』」の危うさ - 琥珀色の戯言
    Midas
    Midas 2009/03/13
    これは偽の対立。解決策はない。両方とも拒否せねばならない。駐車場に放置=虐待(誘拐の危険=育児放棄)はアメリカでよく聞く。悪意でなく行為が問題。対して企業訴訟もアメリカ型。前者は後者な文化の当然の帰結
  • 村上春樹独占インタビュー「僕はなぜエルサレムに行ったのか」を読んで - 琥珀色の戯言

    文藝春秋 2009年 04月号 [雑誌] 出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2009/03/10メディア: 雑誌購入: 1人 クリック: 8回この商品を含むブログ (17件) を見る 今日(というか日付としてはもう昨日ですね)発売の『文藝春秋』に村上春樹さんの「エルサレム賞」受賞への経緯、そして授賞式とあの『壁と卵』のスピーチについてのインタビューが掲載されています。 『文藝春秋』は僕にとっては、「芥川賞受賞作・全文掲載」の号しか買わない、広告と記事の区別がよくわからない俗っぽい文芸誌なのですが、今回ばかりは発売日に購入。 「目玉記事」のはずだと思ったのですが表紙にはこの村上春樹さんへのインタビューの言及がなく、当に載っているのかと疑問になったのですが、ちゃんと掲載されています。しかも14ページにわたって。 村上さんへのインタビューだけでなく、エルサレム賞受賞スピーチ『壁と卵』の全文

    村上春樹独占インタビュー「僕はなぜエルサレムに行ったのか」を読んで - 琥珀色の戯言
    Midas
    Midas 2009/03/12
  • 「ブログを続ける」のは割に合わない - 琥珀色の戯言

    だから - finalventの日記 僕が最近考えているのは、結局のところ、ブログを続けるというのは割に合わない行為なんじゃないか、ということなんですよ。dankogaiさんがネガティブコメントに対して寛容なのは、要するに、彼は「ブログでお金を稼いでいる(=仕事だと認識している)」からだと思うのです。 でも、多くのブロガーは(たぶん、「アルファブロガー」と呼ばれる人たちでさえも)、金銭的に言えば、「ブログをやるのは損」なはずです。趣味あるいは道楽の世界。 「有名税だ」とか「そのくらい我慢するのが大人の対応」だという意見って多いけど、ブロガーからすれば、「有名であることによる収入なんて前々無いのに、有名税ばっかり徴収されてしまう状態」なんですよね。いくら「他人から認められる欲求」が満たされるとしても、それだけでどのくらい続けられるのだろうか。 それに、芸能人への誹謗中傷の手紙などに比べると、

    「ブログを続ける」のは割に合わない - 琥珀色の戯言
    Midas
    Midas 2008/06/07
    「粋な職業ってのはないね。粋な仕事してる人はいる。めし食えちやダメなんです。やればやるほど損するのに喜んでやってるのが粋」柳家小三治/私的にはタダだからこそどこよりもハイクオリティであるべきと思ってる
  • ブロガーよ、コメントと闘うな。 - 琥珀色の戯言

    もうコメント欄を承認制にしますよ。みなさんもそうしたほうがいいですよ。(極東ブログ (2008/6/2)) こういうのは、ブログの規模だとかコメントの多さとかによっても変わってくるので、一概には言えない部分もあるとは思うけれど、finalventさんが今この決断をして、こういうエントリを書かれたことにはそれなりの意味があるのではないだろうか。 一閲覧者としての僕の印象では、finalventさんのコメント欄でのコメントへの対応は、「そんなコメントにいちいち真面目に対応しなくてもいいのではないか?」と感じることが多いくらい真摯なものだし。 僕がこれを読んで考えたのは、finalventさんが「アルファブロガーとしていちばん伝えたかったこと」というのは、「みんな、そんなにキチンとコメント欄と向き合うことなんてないんだよ」あるいは、「自分にとって手に余る、あるいは、自分に向けられた刃だと感じるよ

    ブロガーよ、コメントと闘うな。 - 琥珀色の戯言
    Midas
    Midas 2008/06/03
    怖いどころじやない。実際に威されるんだし。でも何かを書くというのは、夜道で大声あげてるようなもんだから、当然、目立てば、どんな連中でも寄ってくる。それ以上に自分の言いたいことがあるかどうか?でしかない
  • 「兄の人生の物語」と「ある個人史の終焉」 - 琥珀色の戯言

    まさか「兄の人生の物語」をリアルだと思って読む人がそんなにいようとは - 愛・蔵太のすこししらべて書く日記 発端は、この『兄の人生の物語 - ロハスで父が死にました』というエントリなのですけど、僕自身は、このエントリを読んで、なんというか、すごくもぞもぞとした感触、短くまとめてしまえば「やるせなさ」とか「居心地の悪さ」しか感じられなかったんですよね。いや、これをリアルな話として捕らえた場合、最後の一文に「感動」するのって僕にはとても難しい。この話の後に続くのは、なんらかの「破綻」であることは目に見えているのだから。 僕がこれを読みながらずっと考えていたことって、「自分の子どもがこういう感じだったら、はたして愛せるだろうか?」とか、「こういう人に自分の恋人がレイプされたりしたら、いったいその悔しさはどこにぶつければいいのか?」ということでした。正直、どこに、何にそんなに「感動」できるのかよく

    「兄の人生の物語」と「ある個人史の終焉」 - 琥珀色の戯言
    Midas
    Midas 2007/12/12
    「ほとんどいません」←私はそのうちのひとり。厳密には書かれてる物は全てフィクションだ。どちらもオリジナリティがないから下らんと思った
  • ネットに永久に残るもの - 琥珀色の戯言

    ネットに永久に残るものってあまりないんじゃないか(はてな匿名ダイアリー) CD-ROMを整理していたら、8年ほど前に買ったデザインフォント集のROMが出てきた。 このフォント使えるかなーと思って、権利関係について調べてみようとROMの中身を見てみると READMEファイルには「使用条件はそれぞれのフォントに付属する説明書に記載している」とあった。 けれど、その説明がROMの中に見つからない。 フォント集の販売元の会社のサイトは既になかった。 WebArchiveにも詳しい情報のページは残っていない。 フォント集に参加している十数人のデザイナー名前で検索しても、ことごとく引っかからない。 サイトを持っている人もいそうなものなのだが…。 たった8年前の事なのに、既にネット上には情報がない。 ネット上の情報は積極的に残そうとする人がいないと消えてしまう、という事なんだろうなあ。 僕もネットに文章

    ネットに永久に残るもの - 琥珀色の戯言
    Midas
    Midas 2007/12/12
    あるジャンルが頂点をむかえ、失速し、ちからを失うと必ずこういう議論がでる。「瞬間という名の永遠」に手がとどかなくなるからである。
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