ダライ・ラマ法王は、国内外でチベットの権利のために戦うチベット人の心は非常に強靭だ、と語った。 「チベット本土で生活するチベット人の心はとても強靭です。そして、亡命チベット人は政教の両面において健全な民主的制度を制定しました。ですから、われわれは十分な備えがあると言えます」 ——ダライ・ラマ法王は、インドの主要テレビ局CNN−IBNの日曜番組「悪魔の弁護士」に出演し、レポーターのカラン・タパールにこのように語った。 引退を真剣に考えているかとの問いに対し、法王は次のように述べた—— 「はい、もちろん。2001年に、チベット亡命社会にしっかりした議会制度を導入しました。ですから、理論的には、ダライ・ラマを政教双方の長とする400年来のシステムはすでに終焉しているのです。2001年以来、私は、半分、隠居したような立場です。民主主義をフルに機能させるために、私は政治的なことになるべく首を突っ込ま