どうやら中国も北朝鮮に対してキレたようだ。 24日付の聯合ニュースによると、中国4大国有銀行の一つである中国銀行(BOC.UL)が、北朝鮮の米ドル紙幣偽造事件との関連で北朝鮮の口座を凍結したという。 ハンナラ党の朴振議員が24日、明らかにした。朴議員は、今月の15日から米国ワシントンで開かれていた米・韓議員外交協議会に出席した際、米国の前職及び現職高官の双方からこの話を聞いたという。 朴議員は、口座凍結は中国が北朝鮮との取引において、事実上の制裁を発動したものであるとしている。 米財務省は、昨年9月に北朝鮮の米ドル紙幣偽造に関する一斉調査を実施し、マネーロンダリング(資金洗浄)の容疑でマカオのバンコ・デルタ・アジア(BDA)の北朝鮮口座を凍結させた。 この時、同時にマカオ内の中国銀行支店に対しても調査を行っていたが、中国銀行の情報については外交上の配慮により公表しなかったとされる。 BDA