ブックマーク / bunshun.jp (29)

  • あの『シティーハンター』がフランスで大ヒット 「北条司さんにシナリオをわたして48時間後にOKが出ました」 | 文春オンライン

    北条司の不朽の名作漫画『シティーハンター』がフランスで実写化された。現地では観客動員168万人を超える大ヒットに。11月29日、吹替版が邦公開される。監督・主演のフィリップ・ラショーは1980年生まれの39歳。小学生の時、『NICKY LARSON』のタイトルで90年代に放送されていた『シティーハンター』のアニメを観て、大ファンになったという。 フィリップ・ラショー 「当時、『聖闘士星矢』や『ドラゴンボール』など日のアニメを浴びるように観ていました。『シティーハンター』はアクション、刑事もの、ラブストーリーの要素が詰まっていて、とにかく面白かった。いわばコメディ版のジェームズ・ボンドでした。映画業界に入り、子どもの頃のヒーローを実写化するのが夢になっていたけれど、フランス映画はアクションが得意ではないし、何より権利がとれるはずがないと思って、諦めていたんです。でも、様々な人の協力があっ

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  • ヤフーはこうして読売、日経、朝日の包囲網を破った | 文春オンライン

    月間150億PVを超えるガリバーサイト。2018年度の総売上9547億円。この売上は、朝日、日経、読売の全ての売上を足した額より大きい。ヤフーはなぜ新聞各社をはるかに引き離した一強の地位を築いたのか? この20年のメディアの巨大な変化を明らかにした著作『2050年のメディア』の中から、その分水嶺となった2000年代半ばのヤフーと新聞各社の攻防をハイライトする。 ◆◆◆ 新聞社独自のポータルサイトを 新聞にとってのヤフーの危険性をもっとも早く見抜いていた一人に、現読売新聞グループ社社長の山口寿一がいる。山口はまだ社長室次長だった2005年9月、読売社内に社内各部署から精鋭を集めた極秘のチームを設けていた。

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  • トリプルファイヤー吉田のダメっぷり「寝過ごして『いいとも!』観てた大学時代」 | 文春オンライン

    吉田 そうですね。 ―― そのメンバーというのは、その大喜利をやってたメンバーとは違うんですか。 吉田 それは違いますね。軽音部とかもなかったので、ただクラスで知り合った人に「やろうよ」って言って、そこから「あいつもやりたいって言ってる」とかつながっていって組んだ感じです。 ―― その時もボーカルだったんですか。 吉田 その時はギターです。僕もたまに歌ってたんですけど、基もうひとりが歌ってました。ブランキーとか、ビートルズとか。その時の流行ってるやつのコピー、エルレガーデンとかジャパハリネットとかもやりましたね。ちょっとモテたいみたいなのは結構ありました(笑)。 ―― 実際モテました? 吉田 いや、文化祭に一回も出れなかったんですよね。 ―― 出れなかったというと? 吉田 オーディションがあって、普通に毎年落とされて。 ―― え、学祭でオーディションがあったんですか? 厳しい(笑)。 吉

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  • 「脚が震えて……針のムシロです」 ”京アニ火災”青葉容疑者の伯父が告白した事件のこと | 文春オンライン

    「亡くなった方や遺族のことを思うと、自分たちが今、ここにこうして生きているのも許されない気持ちになります……」 こう語るのは、7月18日、「京都アニメーション」第一スタジオに放火し、35人もの命を奪った青葉真司容疑者の実の伯父だ。 ◆ ◆ ◆ 「針のムシロの思いです」 青葉の父は、6人の子供がいる家庭を持ちながら、自身がバスの運転手をしていた幼稚園の先生と不倫。3人の子供を儲けた。 青葉の母の兄にあたる伯父が、こう声を絞り出す。 「妹が駆け落ちし、親父とお袋の弟が『居所がわかった』と連れ戻しに行ったのですが、妹は『帰らない』と言った。私は許せなかったので、一切の連絡を絶っていました。ところがその後、私のに『電信扱いでお金を振り込んでほしい』と無心してきたのを知りました。子供がいるのも聞いていましたが、今回の事件を知って、脚が震えて立っていられなくなった。関係ないでは済まされない。針のムシ

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  • 「俺は奴隷じゃない」「洗脳された」日本語“最強”技能実習生の独白日記 | 文春オンライン

    今年(2018年)12月8日に可決された入管法の改正問題もあり、メディアでは外国人技能実習制度への批判の声が上がっている。「技能実習」「国際貢献」といった建前とは裏腹に、実質的には人手不足に悩む日の中小企業に低賃金労働者を送り込む制度と化していることはご存じの通り。問題が極めて多い制度であることは言うまでもない。 私は2017年末ごろから、この技能実習生問題に関連する仕事が増えた。なかでも印象に残った取材相手が、今年の春に『Newsweek 日版』の特集記事で取材した范博文だった(『Newsweek』の記事の表記は「範博文」)。 辞書をまるごと暗記した達人 彼は中国内陸部の江西省南昌市出身の29歳の労働者だ。学歴は高等専科学校卒(事実上の高卒)で、直近の職業はガードマンである。 范とは中国SNS『QQ』の技能実習生コミュで知り合ったが、なぜか異常なほど日語の読み書きができた。通常、

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  • 女性ばかりを狙う「ぶつかりおじさん」は、ストレス社会が生んだモンスターか? | 文春オンライン

    しばらく前に、「新宿駅の構内で女性ばかりにわざとぶつかる男性」の動画が話題になっていましたね。 あの動画を見て「これ、やっぱり被害に遭うの自分だけじゃなかったんかい!」と思った人、特に女性はたくさんいたと思うんです。私もその1人なんですが。知り合いの男性たちにこういう話をしても「えー、そんなわざわざ体当たりするような人いる?」とか「たまたまぶつかっちゃっただけじゃないの?」とか言われるし、なかなか理解されずもどかしい思いでいたのですが、女性に聞くと大体「あ、いるいる!」と共感してもらえるので、多くの場合、彼らの狙いはやはり女性なのでしょう。 金髪鼻ピアスの女子プロレスラー的風貌の友人は しかも、女性の中でもよく被害に遭う人とそうでない人に分かれます。どうやら標的になりやすい女性に共通する特徴として、「ぶつかっても何も言われなそう」「派手な格好ではない」「小柄である」などがあるみたいです。地

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  • 認知症医療の第一人者が語る「みずから認知症になってわかったこと」 | 文春オンライン

    社会の高齢化に伴い、認知症患者が急増している。厚労省の発表によれば、2012年時点で国内の65歳以上の認知症患者数は462万人にのぼり、2025年には約700万人、高齢者の約5人に1人が認知症になると推計されている。 精神科医の長谷川和夫氏(89)は、1974年に認知症診断の物差しとなる「長谷川式簡易知能評価スケール」を公表した、認知症医療の第一人者だ。認知症ケア職の人材育成にも尽力してきた長谷川氏は、昨年10月の講演で、自らも認知症であることを明かした。 半世紀にわたり認知症と向き合ってきた長谷川氏が、当事者となったいまの思いを率直に語った。 ◆ ◆ ◆ 長谷川和夫氏(認知症介護研究・研修東京センター名誉センター長) ©文藝春秋 私は50年以上、認知症を専門としてきました。認知症がどのようなものか、大体のことは分かっているつもりでした。 その私が認知症になって痛切に感じたのは、「確かさ」

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  • 東京高裁“ブリーフ裁判官”の告白「なぜ、白ブリーフだったのか」 | 文春オンライン

    ツイッターに「不適切」な投稿をしたとして最高裁から戒告処分を下された東京高裁の岡口基一裁判官。白ブリーフ姿の写真投稿など、これまでにもSNS上の表現でお騒がせをしてきた現役判事は「表現の自由を逸脱」「裁判官に対する国民の信頼を損ねた」とする処分理由に、今何を思うのか。(全2回インタビューの前編) ◆ 同期から「岡口さん、あなたはもうダメだと思う」 ――戒告処分を受けて1カ月以上が経ちました。今日も東京高裁での勤務後にお時間をいただいていますが、裁判所内ではどんな気分で過ごしているんですか? 岡口 私は第22民事部というところで通常の民事裁判を扱っているのですが、今までと変わらず普通に務めています。まあ、私を辞めさせようという目立った動きもなく、ちょっと不気味なほどの沈黙が続いているのが逆に落ち着かないのですが。法務省から戻ってきたある裁判官が「岡口さん、あなたはもうダメだと思う」って飲み会

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  • 「ホームページやってる女性」ってだけで雑誌に載った時代 | 集まれ「インターネット老人会」 | 文春オンライン

    文春オンラインでは、「集まれ『インターネット老人会』」特集に合わせて、読者からのエピソードを募集しました。その中から佳作として入選した作品3を掲載します。 ◆ ◆ ◆ 若い頃に雑誌に載ったことがある。97年頃、B夜書房から出ていた「インターネットマニア」という雑誌に。勤め先の社長がこの雑誌でコラムを掲載しており、「ホームページやってる女性を探してる編集さんがいるけどホタテさんどう?」と連絡があった。「ホームページやってる女性」ってだけで雑誌に載る時代ってすごいですよね。 この社長が会社のホームページを自分で作っていた。簡単なところだけ教えてもらって私も作ってみた。今だったら、2歳児でも作れちゃうくらいの簡単なものだ。 「少し女性っぽい服に着替えていただけると」 さてB夜書房といえばエロ&サブカルの総山。私はその話を受けることにした。 取材当日、編集者とカメラマンが我が家へ。私の家は畳に

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  • 中国の奥地に住む「ラブドール仙人」に弟子入りした話 | 文春オンライン

    ルポライターの安田峰俊氏は先日、『週刊文春』8月16/23日号に、中国の成人向けグッズ市場の現況を伝える「日中エロ戦線、異状あり」と題した異色の記事を寄稿した。 自宅のリビングでラブドールたちをお披露目する仙人(右)。左手前が最愛の小雪ちゃんである。なお、中央のジャージのドールのヘッドは日メーカーのLEVEL-D製、他のドールはすべて中国メーカー製だ ©安田峰俊 その取材の陰には、3日間をかけて取材相手に密着して驚くべき体験を積み重ねたものの、誌上の原稿には充分に反映しきれなかったという、いわくつきの物語があったという。 対象となったのは60歳の男性だった。中国深南部の内陸地帯、貴州省黔南プイ族ミャオ族自治州恵水県の人里離れた山中で8体のラブドール(ダッチワイフ)と共同生活を送るという、中国のネット上でも名を知られた奇人である。安田氏はこの「ラブドール仙人」の自宅にホームステイし、魂の交

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  • 「緊張の糸は、高畑さんが亡くなってもほどけない」――鈴木敏夫が語る高畑勲 #3 | 文春オンライン

    今年4月、映画監督の高畑勲さんが亡くなった。プロデューサーとして支えてきたスタジオジブリの鈴木敏夫氏が語る高畑さんの記憶――それは決して美談ではなかった。(#1、#2より続く最終回) ◆ ◆ ◆ この作品はいつ完成し、世の中に出せるのか。僕としてはいっさい考えていませんでした。完成したときに公開すればいい。そう腹を括って、予算を含めた態勢を組んでいたんです。間に合う間に合わないですったもんだすることに、ほとほとうんざりしていたということもあるし、高畑さんに気のすむまでやってもらおうという気分もありました。結果的に8年の歳月をかけて、日映画史上最大の50億円もの予算を費やすことになるわけですが、僕としてはいっさい焦りを見せないようにしていました。 「かぐや姫」と「風立ちぬ」同時公開というアイデア それでも、完成の目処がついたと報告を受けたときは心が揺らぎました。というのも、西村が言ってきた

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  • 「高畑勲監督解任を提言したあのころ」――鈴木敏夫が語る高畑勲 #2 | 文春オンライン

    今年4月、映画監督の高畑勲さんが亡くなった。プロデューサーとして支えてきたスタジオジブリの鈴木敏夫氏が語る高畑さんの記憶――それは決して美談ではなかった。(#1より続く) ◆ ◆ ◆ 当時、高畑さんが作りたがっていたのが『平家物語』でした。企画としてはおもしろいものの、誰が絵を描くのかという問題がありました。宮崎駿が「平家の戦いのシーンを描けるとしたら自分しかいない」と豪語していたほどで、技術的にも非常に難しいことは分かっていました。高畑さんは『山田くん』でも活躍した田辺修に描いてもらおうとするんですが、田辺も頑固な男で、「自分は人が人を殺す話は描きたくない」と言う。 そこで僕が持ち出したのが『竹取物語』でした。言わずとしれた日最古の物語で、高畑さん自身、「誰かがいちどきちんと映画にすべきだ」と言っていたのを思い出したんです。あらためて高畑さんにその話をすると、「誰かが作るべきだとは言い

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  • 10年に1本級の傑作はこれだ! 「このドキュメンタリーがすごい」会議【後編】 | 文春オンライン

    大島 アメリカのデヴィッド・ゲルブ監督の『二郎は鮨の夢を見る』というドキュメンタリー映画があるんです。これを観たときに単純に悔しいって思ったんですよ。日人の手で日文化をきちんと撮ってみたいって。 土方 ラーメンは日文化を言い尽くしていますもんね。 大島 でもラーメンですからね、もう、何の問題提起もない作品です(笑)。「沖縄で起きていることに比べたらラーメンなんて」って、思う人はたくさんいると思います。 『ラーメンヘッズ』 「とみ田」店主・富田治氏 ©ネツゲン 佐々木 いや、あえてラーメンをドキュメンタリー作品にすることが重要なんですよ! そこから「日人とは?」という問題提起も立ち上がるわけですし。「ドキュメンタリーだから大切なことを扱っているので、多少つまんなくても、テンポが悪くても、大事な問題だから我慢して見ましょう」というのは不健全。「面白い」と「ドキュメンタリー」は十

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    Mint0A0yama
    Mint0A0yama 2018/05/05
    “だんだん自分が面白いものを作れるちょうどいい数字が見えてきたんです。なんとなく6%から8%間を目標にしているんですけど、10%を超えるものを求められると自分の手に負えない派手目の演出をしなきゃならない”
  • ゲームボーイを開発した伝説の技術者・横井軍平「私はなぜ任天堂を辞めたか」 | 文春アーカイブス | 文春オンライン

    さる8月15日、30年以上勤めた任天堂を退社しました。大学を出てからずうっと任天堂で玩具作りにかかわってきたのですが、55歳を区切りに自分のアイデアをもっと自由にいかせる仕事をしようと考えたのです。 もっとも、新しい門出に、いきなり洪水のような報道が襲ってきました。 退社する前日に、『日経済新聞』が私のことを大々的に報じたのです。 いわく「ゲームボーイを開発した功労者が退社した。鳴り物入りで宣伝した『バーチャルボーイ』失敗の責任をとったものだ」 いわく「『NINTENDO64』が予想以上に売れていないため、任天堂の利益が大幅に減っている」 二つの「事実」を並べて読むと、読者には任天堂が大変な苦境に陥り、まるで内紛でも起こっているかのように思えるでしょう。 実際には、私は「『バーチャルボーイ』失敗の責任をとって」辞めたわけではありません。 前々から、55歳になったら、独立したいと考えていま

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  • 「辞書」から「えん罪」まで ドキュメンタリー界の“異端児”佐々木健一とは何者か? | 文春オンライン

    こうしたドキュメンタリー番組を作り続ける佐々木健一とは一体、何者なのか? ◆ 忘れられない北海道ローカルバラエティ『モザイクな夜』 ―― 自在なテーマに取り組むドキュメンタリストである佐々木さんの「テレビの履歴書」をお伺いしていきたいと思うのですが、そもそもテレビの世界に入られたきっかけは何だったんですか? 佐々木 (照れながら)まず、「ドキュメンタリスト」なんて言われると「誰のこと?」って思っちゃうんですけど……。僕は幼い頃テレビっ子で、バラエティ番組が大好きだったんです。『オレたちひょうきん族』とか、『とんねるずのみなさんのおかげです』とかすごく好きでしたし、『元気が出るテレビ』もメチャメチャ好きでした。生まれが北海道なので『どさんこワイド』もよく見てましたね。あと、メジャーになる前の大泉洋さんも出ていた『モザイクな夜』っていうローカル深夜番組。オープニングからモザイク映像が流れるとい

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  • ベッキーの「勘」、清水富美加の「才」 異能のテレビマンを驚かせた「ふたりの天性」 | 文春オンライン

    ◆ ある意味、ガチの“ベッキードキュメント” ―― フジテレビで放送された特番『ヒューマン・コード~想定外のワタシと出会うための3つの暗号~』が、ご自身のターニングポイントだそうですが? 佐々木 『ヒューマン・コード』は、フジテレビNHKエデュケーショナルが組んで作った番組なんですが、当の意味で、企画から演出までプロデューサーの意見をあまり気にせず、自分の創造性で作った番組でした。「これでダメだったらもういいや」というぐらい腹をくくって作りました。ベッキーさんに認知心理学や行動経済学を元にした様々なクイズに答えてもらいながら、「人間とは何か?」という根源的な問いが浮かび上がってくる内容です。クイズそのものを楽しむというより、ベッキーさんがクイズに臨む姿をありのまま捉える演出にしました。 『ヒューマンコード』より ©フジテレビNHKエデュケーショナル ―― ベッキーさんが番組の意図を汲

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  • 東海テレビに注目! 「このドキュメンタリーがすごい」会議【前編】 | 文春オンライン

    ◆ 従来のドキュメンタリーの風潮に必死で抵抗している 佐々木 3人がこうして集まるのは初めてですが、お互いのことはそれぞれ知っていたんですよね。僕は大島さんのお名前を『情熱大陸』の秋元康さんの回とか、面白い番組を観るたびにやたらとスタッフロールで拝見していて、「いつか会いたい、会いたい」と思っていたんです。 大島 それで半年くらい前に飲んだんですよね。いま僕はネツゲンという制作会社を経営していますが、もともとはフジテレビで『NONFIX』とか『ザ・ノンフィクション』のディレクターをしていました。その時代に仲良くしていた人が、佐々木さんとも縁があって繋がった。佐々木さんには『ケンボー先生と山田先生』という、辞書をめぐる2人の国語学者の人生を追った作品などがありますが、とにかくこの人は従来のドキュメンタリーの風潮に必死で抵抗している人だなって思った。手法的にも、テーマ設定の仕方にしても。 佐々

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  • 労働組合が東京駅の自動販売機を空にした日 | 文春オンライン

    今回の事態が起きたのは、JR東京駅構内の自動販売機の補充を担当する、サントリー品インターナショナルグループの自動販売機大手「ジャパンビバレッジ東京」に勤務する社員10数名が労働組合に加盟し、「順法闘争」を行ったためだった。法律に従い休憩を1時間分取得し、残業を全く行わずに仕事を切り上げるという戦術である。 もちろん、数を少なめに入れるとか、仕事をサボタージュしているわけではない。単に法律や社内規則にのっとって自動販売機を回っただけで、補充の追いつかない機械が続出してしまったというわけである。普段から休憩すら取れず、いかに過密な業務を強いられていたかがわかるというものだろう。 ごまかされた残業代未払い なぜ、このような事態が起きたのだろうか。今回、ジャパンビバレッジ東京に対して順法闘争に踏み切ったのは、ブラック企業ユニオンという労働組合だ。現在、ジャパンビバレッジの現役社員14名が組合に

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  • キムタク&山口智子 22年ぶり共演に大喜びした斎藤工 | 文春オンライン

  • ギレルモ・デル・トロ「テレビの中の怪獣だけが友達だった」 | 文春オンライン

    今年のアカデミー賞の最有力候補『シェイプ・オブ・ウォーター』は、人間の女性と半魚人のラブストーリー。ギレルモ・デル・トロ監督(53歳)によると6歳の頃から映画化を夢見続けたという。 「テレビで『大アマゾンの半魚人』(54年)という映画を観たんだ。アマゾン川の奥地に入った探検隊が大昔から生きてきた半魚人と出会う。半魚人は探検隊の女性に恋するけど、殺されてしまう。半魚人があまりに可哀そうで、僕は、半魚人が彼女と仲良くデートする絵を描いた。それからずっと2人を幸せにしたいと思い続けて、40年以上かけて夢をかなえたんだ」 物語の舞台は米ソ冷戦下の1962年。半魚人は政府の秘密研究所に囚われて生体実験されている。 「62年は今のアメリカなんだ。女性の抑圧、男性の支配、権力の横暴、人種の分断……」 トランプ大統領は『アメリカをもう1度グレートに』と言ったが、それは具体的には62年以前を意味する。 「だ

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