最近は韓国メディアの記事が日本語に翻訳され、ネット上で目にすることも多くなった。ただ、背景事情の異なる国に向けて書かれた記事は、ときに誤解も生む。どんな人が、どんな視点で日本を見つめているのか。 日韓関係の悪化が言われる。日本で「嫌韓本」が売れるなど、国民感情も悪化しているように見える。そんな日本を、韓国メディアの東京特派員たちはどう見つめ、どう母国に紹介しようとしているのか、聞いてみた。
「中国に寄りすぎた」 木村:鈴置さんとのこれまでの対談でも、ずっと観察してきた韓国の中国シフト。朴槿恵外交を支持してきた保守メディアが、ついに2013年秋頃から「中国に寄り過ぎてもまずい」と主張し始めました(「天動説で四面楚歌に陥った韓国」参照)。 日本についても「これ以上関係が悪くなれば支障が出かねない。実利のために関係を改善すべきだ」との記事が載るようになりました。最近では、日本を活用すべきとの意味で「用日」との表現も使われています。 メディアの主張に留まらず外交部や、青瓦台(大統領府)周辺の人々も、ほぼ同じ時期に「日本との関係を立て直そう」と動き出しています。 ただ、韓国政府の「本丸」である朴槿恵大統領と最側近がどう考えているのか、はっきりしません。果たしてメディアや外交部の「焦り」が青瓦台の中枢部にも共有されているのか……。言えることは、日本だけではなく中国や米国との関係も含め、韓
原案段階からすり合わせ 慰安婦募集の強制性を認めた平成5年の「河野洋平官房長官談話」について、政府は原案の段階から韓国側に提示し、指摘に沿って修正するなど事実上、日韓の合作だったことが31日、分かった。当時の政府は韓国側へは発表直前に趣旨を通知したと説明していたが、実際は強制性の認定をはじめ細部に至るまで韓国の意向を反映させたものであり、談話の欺瞞(ぎまん)性を露呈した。◇ 当時の政府関係者らが詳細に証言した。日韓両政府は談話の内容や字句、表現に至るまで発表の直前まで綿密にすり合わせていた。 証言によると、政府は同年7月26日から30日まで、韓国で元慰安婦16人への聞き取り調査を行った後、直ちに談話原案を在日韓国大使館に渡して了解を求めた。これに対し、韓国側は「一部修正を希望する」と回答し、約10カ所の修正を要求したという。 原案では「慰安婦の募集については、軍の意向を受けた業者がこれに当
注:朝鮮日報記事データベース(2011年2月4日時点) において、「日本」という用語を含む記事全体の中で、どれだけの記事が歴史認識紛争や領土紛争に関わる「用語」を含むかを示した(100%=1.00)。 黄=最も割合の多い時期/青=それに続く4つの時期 (出典: Kimura Kan, “Discovery of Disputes: Collective Memories on Textbooks and Japanese-South Korean Relations,” Journal of Korean Studies, Volume 17, No.1, Spring 2012) だがそれが韓国における「反日」運動が盛り上がりを見せた結果かといえば、必ずしもそうではない。事実、「反日」デモへの参加者は、中長期的には減少する傾向を見せている。時に大規模な「反日」デモが行われる中国と異なり、
【ソウル時事】長崎県対馬市の寺から盗まれ、韓国に運び込まれた仏像について、韓国の大田地裁は26日、寺が仏像を正当に取得したことが証明されるまで韓国政府は日本側に返還してはならないとする仮処分決定を下した。聯合ニュースが報じた。返還を求めている日本側の反発は必至で、外交摩擦に発展する可能性も出てきた。 仏像は観音寺が所有していた県指定文化財の「観世音菩薩坐像」で、朝鮮半島から伝来したとされる。他の仏像と共に盗まれ、1月に韓国人の男が韓国警察に逮捕された。 その後、仏像は忠清南道のプソク寺で造られたと主張する市民団体がプソク寺への返還を求める仮処分を申請していた。 決定は「観音寺が仏像を正当に取得したことが裁判で確定するまで、韓国政府はプソク寺が委任した執行官に仏像を預けなければならない」としている。地裁関係者は「完全に返還しなくてよくなったわけではない。決定が国際法上、通用するか検討も
韓国・ソウル(Seoul)の「パパラッチ学校」ミスミズ(Mismiz)の机に並べられたスパイ用グッズ(2011年9月19日撮影)。(c)AFP/PARK JI-HWAN 【10月3日 AFP】韓国・ソウル(Seoul)の主婦、ジェニファー・チャン(Jennifer Chung)さん(54)は毎朝、2人の息子と夫を送り出した後、法律違反の常習者たちの探索に出かける。主なターゲットは、地元の塾講師や料理店店主、美容室オーナーなどだ。 「法定限度額を超えた受講料を親に請求する塾、料理の産地をメニューに表示していない店、医師にしか認められていないスキンケア治療を行う美容室。みんな法律違反です。当局に通報するため、証拠が必要です」と、チャンさんはAFP記者に語った。ハンドバッグにはビデオカメラを隠し、小さな穴からレンズを外へ向けている。 チャンさんの覆面調査の典型例は、客として何食わぬ顔で店に入り、
俳優の武田鉄矢さん、韓国の文化や歴史を批判 1 名前:影の軍団子三兄弟ρ ★:2013/01/18(金) 19:53:20.41 ID:???0 歌手・俳優の武田鉄矢さん(63)のラジオ番組での発言が、インターネット上で話題になっている。主に韓国の文化や歴史、そして日本の外交的な対応について批判的な発言をしたもので、番組内容をアップしたYouTube動画は計6万5000回を超える再生数となっている。いったいどんな発言だったのか。 話題となっているのは、文化放送で平日6時から放送されているラジオ番組「吉田照美 ソコダイジナトコ」内の10分間のコーナー「武田鉄矢・今朝の三枚おろし」だ。 2012年12月24日からの1週間、武田さんは台湾人評論家の黄文雄氏の著書「日本人はなぜ中国人、 韓国人とこれほどまで違うのか」をテーマにトークを繰り広げた。黄氏は中国と韓国に批判的 な立場で知られる。
靖国神社の門に放火した中国人の男を、韓国の裁判所が「政治犯」だと認定して日本への引き渡しを拒否したことをめぐり、韓国の中央日報が、決定に疑問を呈する異例の論説を掲載した。朝鮮日報が「反日無罪」ともとれる社説を掲載する中、大手紙の中でも論調が分かれている。 日中韓の3か国を巻き込んだ外交問題に発展していたのは、中国人の劉強・元受刑者(38)の身柄の取り扱いをめぐってだ。劉元受刑者は2011年12月26日未明、靖国神社境内の「神門」に放火。門の扉の一部が、幅数十センチ程度にわたって焦げるなどの被害が出た。 靖国放火直後に韓国に出国、日本大使館に火炎瓶投げる 劉元受刑者は同日中に観光ビザで韓国に渡り、翌2012年1月8日にソウルの日本大使館に向かって火炎瓶を投げた容疑で逮捕された。5月にはソウル中央地裁から懲役10か月の実刑判決を受けたが、11月初旬に刑期が満了。身柄をどうするかが焦点になってい
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