(続きです)通したい案件があるときに、あふれる才能をもって決裁者を論破しにかかるようなタイプは一般的に出世からは縁遠いと思います。こんなときは、根回しの段階でアドバイスが欲しいと言って甘えておいて、オッサンに気持ちよく喋らせてガス抜きしつつ、「頂いたご指摘の通りやったらうまく行きました(ニッコリ)」ってな感じで進めていくセンスが、企業戦士として生き抜くための必須スキルです。 ★★★ ちなみに筆者は運よくこういうセンスが人よりあったようで、大企業生活は楽しんで取り組むことができていた様に思います。自然と身に付いていたので、あまり体系的に整理して一般化したことがなかったのですが、どうやらこの手のスキルは時代に関係なく普遍性を持つようで、歴史を遡るとまさにお手本というべきキレッキレの偉人がいたのです。 はい、草鞋取りから天下人になった豊臣秀吉ですね。現代日本風に解釈すれば、高卒から首相の座に上り
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