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ブックマーク / fujipon.hatenablog.com (14)

  • 「実は貧乏」じゃなくて、「実は金持ち」が悪口になる世界 - いつか電池がきれるまで

    plagmaticjam.hatenablog.com 「権威」という言葉を不快に感じる人が多いのか、上記のエントリには、けっこう批判的なブックマークコメントが多いようです。 b.hatena.ne.jp 言及されている、あざなわさんのエントリには、僕も「何この自分から突っかかっておいて、反撃されたら被害者ぶるチンピラ」としか思わなかったのだけれど。 そもそも、「スラップ訴訟」(大企業が個人や小さなメディア・団体に対して高額の訴訟を起こし、圧力をかける訴訟)っていう言葉を、こういうところで安易に使ってほしくない。 それで当に困っている人は、社会には少なからずいるのだから。 ただ、ネタに困っているときに「これはネタになる!」って飛びついてしまって不用意なエントリを書くことはありがちなんですよ。 あざなわさんのブログって、「人が書きたいこと(書評など)はあまり読まれず、集客のために仕方なく

    「実は貧乏」じゃなくて、「実は金持ち」が悪口になる世界 - いつか電池がきれるまで
    Moonlightdance
    Moonlightdance 2017/02/26
    お金持ちが、お金を持っていることを決して口外しないように教育する社会の、ある意味のゆがみ。こういうことだから、技術や生産性の向上が、職人的な人のみによって担われ、社会全体が停滞する。
  • インターネットは、「『何を言ったか』よりも、『誰が言ったか』」の世界に「逆行」しているのではないか? - いつか電池がきれるまで

    寄稿している『BLOGOS』というニュースサイトの『BLOGOS AWARD』という企画で、「入選」に選んでいただきました。 「賞罰なし、著書なし」で長年続けてきたこの猿めにこんな賞をいただき、恐縮です。 blogos.com あらためてみてみると、他の人はみんな有名人ばっかりじゃないですか! 大賞は、よしりん(小林よしのりさん)だし! 若かりし頃、『ゴーマニズム宣言』を熱心に読んでいた僕としては、なんだかとても感慨深いというか申し訳ないというか。 場違いも甚だしいのですが、まあ、そういう人もひとりくらい入れておこう、ということなんだろうな、と勝手に解釈しておきます。 正直、こうしてブログを書いていると、叩かれることは頻繁にあっても褒められることはほとんどなく、Google Adsenseの数字が地道に上がっていくのを見ることだけが楽しみ、という、やさぐれた気分になってしまいがちなので、こ

    インターネットは、「『何を言ったか』よりも、『誰が言ったか』」の世界に「逆行」しているのではないか? - いつか電池がきれるまで
    Moonlightdance
    Moonlightdance 2016/12/18
    「便利」以上のものではなかった、というコメントは深い。
  • 「往復はがき」を知らない大人たち - いつか電池がきれるまで

    先日、仕事で「往復はがき」が必要になって、ちょっと考え込んでしまった。 往復はがきって、郵便局以外のどこかで買えるだろうか? もうこのあたりの郵便局は閉まっている時間なので、どこか他に扱っているところはないかとネットで検索してみた。 昼間、開いている時間に郵便局に行くというのは、できないことはないが、ちょっと大変でもあるので。 ネットには「コンビニでも扱っているところがある」という情報があったので、近所のちょっと大きめのコンビニ(セブンイレブン)に行き、まだ若い(たぶん20歳になるかならないかくらい)の女性の店員さんに聞いてみた。 「往復はがき、ありますか?」 「えっ、はがきですか? はがきならありますけど」 「あの、普通のはがきじゃなくて、『往復はがき』なんです」 「えっ、何はがきですか? おーふくはがき? すみません、ちょっとわからないんですが……」 というわけで、僕よりちょっと年上く

    「往復はがき」を知らない大人たち - いつか電池がきれるまで
    Moonlightdance
    Moonlightdance 2016/12/11
    郵便局の本局の夜間窓口に行けばよかったのでは。
  • 「ネットでの自己実現・お金稼ぎ志望」というのは、「ギャンブル依存」と同じ仕組みなのかもしれない。 - いつか電池がきれるまで

    www.nikkei.com カジノカジノって言うけれど、実際のところ、世界レベルでもカジノを含む新規リゾート開発でうまくいっているところって、最近ではマカオくらいしかない、というのを聞いたことがあります。 そもそも、こんなに街中に22時過ぎまで毎日開いているパチンコ屋があり、ネットで公営ギャンブルも買いまくることもでき、ソーシャルゲームのガチャというライバルも存在する日という国で、いまさらルーレットやバカラやポーカーでディーラーや隣に座っている人とお金をやりとりする「厳しさ」みたいなものに魅力を感じる人が、どのくらいいるのだろうか。 僕はラスベガスやマカオにも行ったことがあるんですが(ギャンブルが主目的ではなかったけれど)、人間相手のものは煩わしいし、スロットマシーンは全く当たる気がせず、これなら「超大当たり」はなくても、それなりに勝てる可能性があって演出も楽しめるパチンコのほうが面白

    「ネットでの自己実現・お金稼ぎ志望」というのは、「ギャンブル依存」と同じ仕組みなのかもしれない。 - いつか電池がきれるまで
    Moonlightdance
    Moonlightdance 2016/12/02
    奥深い分析。人間の業を感じる。
  • 「できない人」のための生存戦略 - いつか電池がきれるまで

    kyoumoe.hatenablog.com ああ、なんだかここに書かれていること、僕にもあてはまるなあ、なんて思いながら読みました。 僕は物事の優先順位をつけるのが苦手で、「絶対にやるべき、締め切り間近の仕事」があるにもかかわらず、あまり急がなくてもいいような些事を「これを先に終わらせてしまわなければ!」という強迫観念にとらわれて先にやろうとしてしまうことが少なからずあります。 完璧主義のはずなのに、途中で自分のイメージする「完璧」から少し外れてしまうと、「もういいや」と全部投げ出してしまいたくなる。 100か0か。 実際は60で十分だったり、100じゃなくても、60より70や80を目指すべきなのに。 40歳を過ぎると、自分がそういう人間であるということに慣れてきて、自分自身の取り扱いマニュアルみたいなものができてはいるんですけどね。 少なくとも臨床の場で、あまり不安定な仕事をするわけに

    「できない人」のための生存戦略 - いつか電池がきれるまで
    Moonlightdance
    Moonlightdance 2016/06/19
    単純労働とか底辺労働で×食らう人の中には、資質的には知的労働に向いている人はいると思う。ただ、10代のどこかで知的労働向きってレッテルを貼られないと知的労働は割り振ってもらえない。結論=受験勉強頑張れ。
  • 「会社をやめて、ブログで食べていこう」と思っている若い人たちへ - いつか電池がきれるまで

    ネットを回遊していると、ときどき、「会社をやめて、これからはブログでべていこうと思います」と宣言する若者たちを目にします。 個人的な利害関係があるわけじゃないので、「ああ、頑張れよ」と思うくらいなのですが、彼らに対して、ネット上では逆風が吹き荒れることが多いんですよね。 僕は彼らに「危うさ」を感じる一方で、そういうのが新しい生き方のひとつであり、それでべていけるという選択肢が世の中にあるほうが、生きやすいのではないか、とも思っています。 若いうちであれば、何かやってみてうまくいけば万々歳だし、失敗しても、「それもまた経験のひとつ」として今後に活かせるところもあり、ブラック企業、あるいは「どうしても自分に合わない場所」にしがみついているよりはマシなんじゃなかろうか。 でもなあ、そうやって「理解のある大人」であろうとしながらも、僕のなかには、なんだかすごくモヤモヤとした感触が残っていたので

    「会社をやめて、ブログで食べていこう」と思っている若い人たちへ - いつか電池がきれるまで
    Moonlightdance
    Moonlightdance 2016/05/14
    こういうのは、それなりの成功者だから綴れる言葉だと思う。そして若い人でも、将来の成功者は理解するが、成功しない人は理解できず、この人が書いているダメな道へと堕ちていく。
  • 「暗黙のゾーニング」が失われた世界における『青春100キロ』という映画について - いつか電池がきれるまで

    kai-you.net zuisho.hatenadiary.jp 僕は「中出し」とか「孕ませ」とかについては、全く好感を抱いていないというか、病気とか妊娠とかのリスクを考えると、基的には「子どもができても良い相手」以外とそういうのはやらないほうが精神的にラクだな、とか考えてしまうのです。 もちろん、AVの世界では、経口避妊薬などで妊娠しないようにしているのだろうし、出演者が性病を持っていないかどうかも確認しているはず、ではあるのですが(でも、プロの男優さんはそうだろうけど、素人はどうなのかな……) ただ、「中出し」がリスクを伴う行為だからこそ、そこで「支配欲」とか「達成感」とかを得る人がいる、というのもわかる。 それが正しいことかどうかはさておき。 それが「正しい」のかと言われたら、たぶん「政治的には正しくない」としか答えようがなくて、お互い合意の上であっても、「夫婦とか結婚前提のカッ

    「暗黙のゾーニング」が失われた世界における『青春100キロ』という映画について - いつか電池がきれるまで
    Moonlightdance
    Moonlightdance 2016/05/07
    ゾーニングって、良い意味で解釈するとそうなんだけど、社会的階層とか貧富とか教育水準と結びつき始めると、差別問題につながるんだよね…
  • 賞味期限切れなのは、『Chikirinの日記』ではなくて、「はてなブックマーク」の方じゃないのかな。 - いつか電池がきれるまで

    anond.hatelabo.jp これを読んで、そういえば僕も最近、『Chikirinの日記』読んでないなあ、なんて思ったんですよね。 そもそも、一日に何回も更新するような、一部のブログと比較すると、更新頻度が少ない、というのもあるのですけど。 d.hatena.ne.jp 冒頭のエントリのブックマークコメントを読んでいると、ちきりんさんに対する批判的なコメントの割合がかなり高いのです。 はてなブックマークを長年利用し、見続けてきた僕としては、ちきりん、イケダハヤト、はあちゅうのお三方は「新・3大はてなブックマーカーに嫌われているブロガー」なので、むべなるかな、という印象ではあります。 b.hatena.ne.jp 僕もちきりんさんの著書を何冊か買っていますし、感想も書いています。 fujipon.hatenadiary.com fujipon.hatenadiary.com fujip

    賞味期限切れなのは、『Chikirinの日記』ではなくて、「はてなブックマーク」の方じゃないのかな。 - いつか電池がきれるまで
    Moonlightdance
    Moonlightdance 2016/05/07
    まあ、はてブくらいで批判し批判されたつもりになるのは浅薄という主張には同意する。なお、このブログを会社で読もうとすると、当社の場合フィルタで排除される。
  • 「セブンイレブンの酷かった店」の話を聞いて、サービスの「均質性」について考えた。 - いつか電池がきれるまで

    d.hatena.ne.jp ああ、タクシーには僕もいくつか「思い出」があって、乗るときには、ちょっと身構えたりもするのです。 fujipon.hatenablog.com ただ、僕の場合は地方都市住まいなので、「個人タクシー」に遭遇する機会が少ないし、最近は飲み会も減ったので、あまりタクシーにも乗らなくなりました。 いやほんと、なんで客なのに「近くてごめんね」って言わなきゃいけないのか、とは思うんだけど、タクシー運転手という仕事の懐具合をネットなどで知ってしまうと、やっぱりちょっと申し訳ないかなあ、というのと。 fujipon.hatenadiary.com いちばん良いのは「良質の個人タクシーの運転手さんの連絡先を教えてもらって、その人に優先的に頼むこと」だと、昔、先輩が言っていましたが、僕くらいの利用距離と頻度だと、それもちょっと難しい。地方都市だと、基的には自家用車が便利ですから

    「セブンイレブンの酷かった店」の話を聞いて、サービスの「均質性」について考えた。 - いつか電池がきれるまで
    Moonlightdance
    Moonlightdance 2015/08/11
    結局は減点主義なんだよな、日本人の平均的な評価法って。
  • 「ゲームセンターは不良のたまり場」だった頃 - いつか電池がきれるまで

    明治時代、読書といえば四書五経のようなマジメな漢籍を読むことであり、絵空事を書いた「小説」は読書のうちに入らないとされていた。で、「小説のような悪書を読むのは不健全である」と新聞で論じられたりもした。ひとえに小説が新しいメディアで当時の大人達が慣れてなかったのである— こなたま(CV:渡辺久美子) (@MyoyoShinnyo) 2014, 11月 26 1950年代に漫画が悪書扱いされ、日各地で焚書まがいの弾圧が行われていたのは有名だが、そのころ漫画を取り上げられて泣いていた子供たちが成長し老人になった今、誰も手塚治虫の漫画を悪書と呼ぶものはいない。— こなたま(CV:渡辺久美子) (@MyoyoShinnyo) 2014, 11月 26 このツイートを読んで、以前、ネットで書いたことへの、意外な反響に驚いたのを思いだしました。 僕が子どもの頃、いまから30年くらい前だから、1980年

    「ゲームセンターは不良のたまり場」だった頃 - いつか電池がきれるまで
  • ある日、突然教授から電話がかかってきた。 - いつか電池がきれるまで

    ある日、突然教授から電話がかかってきた。 「君、前に留学したいって言っていたよね。ボストンの大学に行ってみない?」 「えっはい行きます行きます、よろしくお願いします」 と、電話で即答したあと、青ざめた。 僕は英語ができないし、いまさらアカデミックな生活をやる自信もない。 「行きます行きます」と言ってしまったのは、相手が教授だったのでとりあえず逆らえないというのと、半分は見栄だ。 そういうときに「大変だから、行きたくありません」と答える勇気も、「とりあえず考えさせてもらっていいですか」と保留する慎重さも、僕にはないのだ。 ああ、どうしよう、行くって言っちゃったけど、現実的にそんなの無理だろ、日語も通じないようなラボで仕事をし、海外で生活するなんて…… と煩悶していると、母親があらわれて、「ほんと、あなたはいつもそうなんだから……ちゃんと自分のことをよく考えてから、なんでも返事しなきゃダメじ

    ある日、突然教授から電話がかかってきた。 - いつか電池がきれるまで
  • 僕がいちばん苦手な「サービス」の話 - いつか電池がきれるまで

    昨夜、床屋に行った。 安いのと早く終わるのと夜までやっているのが売りの(その一方で「丁寧さ」は期待すべきではない)床屋をよく利用しているのだけれども、隣の席から、床屋のおばちゃんの大きな声が聞こえてきた。 「そう!○○に住んどるですか! うちからも近いですね! お仕事は何ばしおっとですか?」 ああ、あっちの人に当たらなくてよかった…… そもそも、ここは「そんな床屋」じゃないはずなのに。 ほんと、僕は床屋というやつが苦手なんですよ。 (こちらのエントリ参照) こういう「クイック系の床屋」を利用しているのも、とにかく、「あれこれ詮索されたり、世間話をするのが苦手」という理由が大きいのです。 こういうおばちゃんって、「おしゃべりするのがサービス」だと思いこんでいるから、困ってしまう。 とはいえ、「黙っていてください」とか言ってきまずい空気になるのもイヤだし。 結局、話を合わせて愛想笑いとかして、

    僕がいちばん苦手な「サービス」の話 - いつか電池がきれるまで
  • 楽天・田中将大投手の「酷使」について - いつか電池がきれるまで

    参考リンク(1):勝てば良いってもんじゃない。「マーも則もわしが壊した」星野仙一 - kojitakenの日記 前置きとして話しておきますが、僕は広島カープファンで、巨人にも楽天に思い入れはありませんでした。ただ、率直なところ、「カープがCSファイナルで3タテをらった、圧倒的に強い巨人があっさり負けると、じゃあカープは何だったんだ?という気分になるので悲しい」というくらいの「巨人しっかりしろ感」がありましたが。ただ、もともとアンチ巨人でもあるので、今回のシリーズの結果そのものは「まあ、いろんな意味で良かったんじゃない」と思っております。 長いエントリは嫌われるのですが、どっちにしてもちょっと長くなりそうなので最初に結論めいたことを書いておきますが、今回の日シリーズについての僕の感想は、「とにかく巨人が打てなかったなあ」というのと「楽天のピッチャーで、星野監督に当に信頼されていたのは

    楽天・田中将大投手の「酷使」について - いつか電池がきれるまで
  • どんなに面白いブログでも、過去ログだけでは生きていけないから。 - いつか電池がきれるまで

    4か月くらい放置していたこの『はてなブログ』なのですが、もともとはてなダイアリーのほうでボーダーレスに書きたいことを書いていたので、別にいらないかなあ、っていうのと、サブブログ的なものを書くとしても、「はてな」ばっかりで、「はてな」と一緒に海の藻屑となるのもどうなのか、と。 で、今日ここで書こうと思ったのは、例の「はてな」界を代表する人気ダイアリーの突然の閉鎖についての僕のものすごく個人的な感想です。 僕自身、何度か「ネット自殺」的なことをやったことがあって、実際、それで一度個人サイトを閉じてもいます。いや、そのときは「自殺」っていうよりさ、「ネットであれこれ書いていて、こんな内幕バラシ系のネタは受けるのか、じゃあ、これはどうだ、もっと過激なのが欲しいかホレホレ、ってやってたら、軽やかに社会人としてのリミッターを踏み越えていた、っていう感じだったんですよね。 バカだなあ、と自分でも思うけど

    どんなに面白いブログでも、過去ログだけでは生きていけないから。 - いつか電池がきれるまで
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