タグ

ブックマーク / fujipon.hatenadiary.com (9)

  • 【読書感想】(株)貧困大国アメリカ - 琥珀色の戯言

    (株)貧困大国アメリカ (岩波新書) 作者: 堤未果出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2013/06/28メディア: 新書この商品を含むブログ (47件) を見る 内容紹介 1% vs 99%の構図が世界に広がる中、元のアメリカでは驚愕の事態が進行中。それは人々の卓、街、政治、司法、メディア、人々の暮らしを、音もなくじわじわと蝕んでゆく。あらゆるものが巨大企業にのまれ、株式会社化が加速する世界、果たして国民は主権を取り戻せるのか!? 日の近未来を予言する、大反響シリーズ待望の完結編。 堤未果さんの『貧困大陸アメリカ』シリーズの最新作(完結編だそうです)。 この新書を読んでいる途中で、「あーはいはい、そんな感じだよなー」と、特に驚くことすらなく、読み流している自分に気づき、愕然としました。 シリーズの第1作『貧困大陸アメリカ』を読んだときには、「自由の国」で行われている、「貧困

    【読書感想】(株)貧困大国アメリカ - 琥珀色の戯言
  • 【読書感想】キャリアポルノは人生の無駄だ ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    キャリアポルノは人生の無駄だ (朝日新書) 作者: 谷真由美(@May_Roma)出版社/メーカー: 朝日新聞出版発売日: 2013/06/13メディア: 新書この商品を含むブログ (8件) を見る こちらはKindle版です。 キャリアポルノは人生の無駄だ 作者: 谷真由美出版社/メーカー: 朝日新聞出版発売日: 2013/06/13メディア: Kindle版この商品を含むブログ (4件) を見る 内容(「BOOK」データベースより) 自己啓発書を読んで「オレって何かスゴイ」と興奮するが、現実が改善された形跡がない…そういうあなたは「キャリアポルノ依存症」です!マネジメントの不在を社員の精神主義でカバーする日の労働環境と自己啓発書ブームの深い関係―。やる気がでれば、それでいいのか!? Kindle版で読みました。 Kindle版は500円とワンコインなのですが、紙のには音声ファイ

    【読書感想】キャリアポルノは人生の無駄だ ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • 「セクハラ・ゲーム」をやめられない「偉い人」 - 琥珀色の戯言

    参考リンク:まさか自分が(はてな匿名ダイアリー) これを読んで、いろいろ思い出した話もあるので、ここに書いておきます。 増田さん、あなたは「自分は30代前半女。容姿も良くなく、結婚恋愛も諦めている」と冒頭に書かれています。 だから、「こんな性的ないやがらせには無縁だと考えていた」のですね。 僕は男ですが、「容姿も良くなく、恋愛結婚も無縁だと諦めかけていた」ので、お気持ちはなんとなく想像できます。 「男は、もっと『いい女』にちょっかいを出すはずではないのか?」 あなたの疑問にお答えするために、僕の知りあいの劇画原作者から、聞いた話を書いておきます(あくまでも伝聞です。そういうことにしてください。彼の話の内容とは一部変えてあります)。 ある田舎の病院に、優秀な医者がいました。 その科はキツイことで知られており、新しく入ってくる医者は少ないのですが、必要不可欠の診療科であり、各病院では引く手

    「セクハラ・ゲーム」をやめられない「偉い人」 - 琥珀色の戯言
  • 【読書感想】本を読んだら、自分を読め ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    を読んだら、自分を読め 年間1,000,000ページを血肉にする?読自?の技術 作者: 小飼弾出版社/メーカー: 朝日新聞出版発売日: 2013/02/20メディア: 単行購入: 4人 クリック: 29回この商品を含むブログ (31件) を見る 内容(「BOOK」データベースより) 「読んだら終わり」はもうおしまい!膨大な知識を“当のチカラ”にする方法。年に5000冊を読破するDanが教える、20代の教養の身につけ方。Danが全国の目利きの書店員さんに聞いてみた「人生をあと押ししてくれたこの一冊」も特別収録。 こののサブタイトルは「年間1,000,000ページを血肉にする�読自�の技術」です。 100万ページ、かあ……軽く僕の10倍は超えてます。 このを読んでみて感心するのは、著者の「を読むということへの信頼」なんですよね。 もうひとつ突き詰めると、「これまで自分がを読んで歩

    【読書感想】本を読んだら、自分を読め ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • 『週刊朝日』と「フラット化するメディア」について - 琥珀色の戯言

    参考リンク:物言いは“すべからく”上品に:日経ビジネスオンライン これを読みながら、僕は「そういえば、最近週刊誌って読んだことあったっけ?」と考えていました。 いや当に読んでない。雑誌そのものを読んでない。 『週刊アスキー』と『ファミ通』くらいでしょうか、手にとったのは。 そういえば、週刊誌じゃないけど、この間『サーカス』が最終号だったのをコンビニで見たな、ということを思い出していました。 あれも最初はけっこう鳴り物入りで始まった雑誌だったような記憶があるのですが、むしろよくもったというべきか。 いろんな統計をみても、ネットの影響もあり、週刊誌はどんどん部数を落としているようです。 『週刊少年マガジン』や『ジャンプ』みたいに、かなりの部数が出ていたものは、凋落しながらも踏みとどまっている感じですが、内容的にもネットと被ってしまいがちな『週刊○○』(文春、とか現代、ポスト)のような「総合週

    『週刊朝日』と「フラット化するメディア」について - 琥珀色の戯言
  • 商店街はなぜ滅びるのか ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    商店街はなぜ滅びるのか 社会・政治・経済史から探る再生の道 (光文社新書) 作者: 新雅史出版社/メーカー: 光文社発売日: 2012/05/17メディア: 新書購入: 12人 クリック: 323回この商品を含むブログ (58件) を見る 内容紹介 ◎虚を衝かれた。古いはずの商店街は実は新しかった。そして滅びるにはそれだけの理由がある? 再生のための必読の書。 上野千鶴子氏推薦! ◎商店街はまったく伝統的な存在ではない。現存する多くの商店街は二〇世紀になって人為的に創られたものだからである。(文より) ――極めて近代的な存在である商店街は、どういう理由で発明され、そして、繁栄し、衰退したのか? よく言われるように、郊外型ショッピングモールの乱立だけが、商店街衰退の原因なのか? さらに、地域コミュニティの要となる商店街の再生には、どういう政策が必要なのか? 膨大な資料をもとに解き明かす、気

    商店街はなぜ滅びるのか ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • 「ポジティブ」と「ネガティブ」に振り回される人たち - 琥珀色の戯言

    最近ネットで話題のこの話 ネガティブすぎて逆に凄いダイソー社長の発言 - NAVER まとめ ↑を読んでいて以前書いたこんな話を思い出しました。 僕の大学の同級生にTという男がいるのだが、彼はものすごく真面目なヤツだった。 研修医時代も、ずっと遅くまで仕事をしていたし、みんなが「そんなのあわてて取らなくてもいいよね」と言い合っていた認定医や専門医に、取得条件を満たすとすぐ合格していった。天才というよりは、究極の秀才型、というのが周囲の評価だったように思う。 あるとき、飲み会で、僕はTに尋ねたことがある。 「そんなに真面目に仕事ばっかりして、くたびれない? 僕なんか日常業務だけで一杯一杯なのに」 ほろ酔い加減だった彼は、こんなふうに答えてくれた。 「いや〜俺って当に『めんどくさいこと』が大っ嫌いでさあ……で、考えれば考えるほど、将来いちばんめんどくさくない方法っていうのは、さっさと資格をと

    「ポジティブ」と「ネガティブ」に振り回される人たち - 琥珀色の戯言
  • 知らないと損する 池上彰のお金の学校 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    知らないと損する 池上彰のお金の学校 (朝日新書) 作者: 池上彰出版社/メーカー: 朝日新聞出版発売日: 2011/10/13メディア: 新書購入: 6人 クリック: 71回この商品を含むブログ (25件) を見る 内容(「BOOK」データベースより) そもそも、お金とは何でしょう?金利とは?株とは?保険とは?GDPとは?あなたは説明できますか?わかりやすい解説で定評のある池上彰が、わかっているようでわかっていない、お金のしくみを徹底解説。基礎がわかれば、お金の流れがすんなりわかる。 知っているのが当然なようで、実際には知らない「お金」に関することがわかりやすくまとめてある。 書かれている内容が、「お金歴史」「銀行」「投資」「保険」「税金」など多岐にわたっており、それぞれについてある程度の予備知識があり、詳しく知りたいという人には物足りないと思われますが、僕のように「まずは基礎的なと

    知らないと損する 池上彰のお金の学校 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • 「自分の経験を信用するな」 - 琥珀色の戯言

    に聞いた話。 いまは大学の教授になった某先生は、医者になって3年目か4年目くらいのときに、自分の下について研修することになった新人の医者に、こんなことを言っていたそうだ。 「自分の経験を信用するな。新しい患者さんの担当になったら、ありふれた疾患だと思っても、ちゃんとした文献か医学書を3〜4種類は最低読んで、その病気のことを勉強しろ」 いや、率直に言うと、非優秀研修医だった僕のような人間が、こういう人の下についていたら、研修を終える前に燃え尽きてしまったのではないかとも思うのですが、やっぱり、偉くなる人というのは違うものです。 教授が言うならともかく、ついこの間まで研修医としてのハードな日常を送ってきて、そのための肉体的・精神的な余裕が無い生活だということを知っているはずの人なのだから。 最近、有名ブロガー、ちきりんさんが書かれた『ゆるく考えよう』というを読みました。 「なるほど、こんな

    「自分の経験を信用するな」 - 琥珀色の戯言
  • 1