第4次安倍再改造内閣が12日、本格始動した。「政界のプリンス」こと小泉進次郎環境相の抜擢(ばってき)と動向が話題となっているが、安倍晋三首相に近い議員が複数起用されたことも注目だ。「お友達総決算内閣」などと揶揄(やゆ)する声もあるが、国内外の重要課題に対処するため、信頼できる突破力のある面々を集めた。課題の中には「霞が関改革」もある。「反日」で暴走する韓国の文在寅(ムン・ジェイン)政権に対峙(たいじ)する外務省の改革は最終段階だが、次なるターゲットはスキャンダルが続発する伏魔殿・文科省だ。私益・省益優先で、国益を軽視するような「売国官僚」を一掃する狙いもありそうだ。 ◇ 「安定した政治基盤の上に、選挙で約束した政策を1つひとつ実現し、令和の新たな国創りへの挑戦を、果敢に、進めていく」 安倍首相は11日夜、内閣改造の狙いについてこう語った。 悲願の憲法改正に加え、日本経済復活や社会保障改革な