JR東海は1日、夏服の衣替えに合わせて新デザインの制服に切り替えた。制服の刷新は25年ぶり。在来線乗務員の夏服は同社では初めてノーネクタイ仕様となった。 在来線ではこれまで、男女ともに青のシャツにネクタイを締めるスタイルだったが、白の開襟シャツのクールビズスタイルに変更した。新幹線乗務員の夏服も従来の白の上着を無くした。「安全や信頼感といったコンセプトを大事にしつつ、仕事のしやすさ、機能性も重視した」という。 午前9時台のJR名古屋駅では新幹線や在来線の各ホームで、前日からの宿直勤務で旧制服を着た乗務員と、新制服の乗務員が敬礼を交わし、電車の運転を引き継いだ。 通学途中の名古屋市昭和区、美容専門学校2年倉田千鶴さん(16)は「夏にネクタイは息苦しそう。新しい制服はさわやかで明るい感じ」と好印象の様子。妻と駅前へ買い物に来た同市港区、元インテリア業杉山孝光さん(71)は「現役時代にネク