TPP問題は、農業・医療・自動車だけじゃない――クリエイティブ・コモンズ・ジャパンと著作権保護期間の延長問題を考えるフォーラム(thinkC)、インターネットユーザー協会(MIAU)は12月12日、TPP交渉の公開を求める「TPPの知的財産権と協議の透明化を考えるフォーラム」の設立キックオフイベントを開いた。 TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)は、アジア太平洋地域を中心とした参加国間で、人やサービスの移動を自由化したり、関税を撤廃しようという国際協定。日本国内の報道は農業や医療、工業の問題に偏っているが、米国が提案しているとされる知的財産権関連条項も、日本の文化に大きな影響を与える可能性がある。 同フォーラムは、「TPP自体にはニュートラル」としつつも、知財関連の条項の内容に危惧を抱いている団体の集まり。秘密協議となっているTPPの公開協議化を求め、それが実現しない場合は知財条項を除外す
皮の凹凸や質感まで本物そのままに表現した白いバナナに、花模様をあしらった髑髏(どくろ)の菓子壺(つぼ)-。石川県能美市で続く九谷焼窯元の上出長右衛門窯で、6代目になる上出恵悟(31)は、今までにない挑戦的でユーモアあふれる作品を生み出してきた。伝統工芸、由緒ある窯元の跡継ぎという“縛り”を逆手に取り、「制約の中から自由が生まれる」と実感を込める。(聞き手・奥野斐)
『2001年宇宙の旅』『シャイニング』『時計じかけのオレンジ』など、革新的な映像で世界中の映画ファンを常に熱狂させて続けてきた巨匠、スタンリー・キューブリック(Stanley Kubrick)。EYESCREAM.JP読者の中にも多くのファンが存在するであろう同人物による幻の劇場映画『恐怖と欲望(原題:Fear And Desire)』が、2013年5月3日よりオーディトリウム渋谷ほかにて、遂にここ日本でも劇場公開されることとなった。 一般的に彼のデビュー作とされている『非情の罠』以前にわずかなキャスト&スタッフ、低予算で自主製作された本作品は、完璧主義者であるキューブリック自身が"アマチュアの仕事"として、プリントをすべて買占め封印してしまった幻の1本。このエピソードを聞けば、2012年3月にニューヨークのリンカーン・センターにて行われた特集上映の中で1つのプログラムとして上映が行われた
性別も富も名声も関係なく、全ての人間に共通する運命。それは「人は生まれて、老い、やがて死んでゆく」ということ。日頃忘れてしまいがちなそんな事実を思い起こさせてくれる動画があります。 タイトルは「順番の人々:1. 年齢(People in Order: 1. Age)」。1歳から100歳までの人々が順番に登場して自分の歳を言い、タイコを叩いてゆく3分間。私たちにとって忘れがたい出来事があったこの時期に、ぜひ観ていただきたい動画です。 作者の名前は、映像作家ジェイムス・プライス氏。2006年にイギリスのチャンネル4の企画でこの「順番の人々」シリーズを制作しました。テーマは、「1つの単位だけで人を順番に並べて、人生の中の何かを表現できるだろうか?」というシンプルなもの。 イギリス中を車で旅し、可能なかぎり多くの人を撮るために要した期間は、およそ4週間。旅の間、プライス氏が改めて感じ入ったことがあ
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