安倍晋三首相は14日のNHK番組で、朝日新聞が従軍慰安婦の一部報道を取り消した問題をめぐり、朝日新聞に対し「世界に向かって取り消していくことが求められている」と指摘、事実関係を国際社会に説明すべきだとの認識を示した。「事実ではないと国際的に明らかにすることを、われわれも考えなければならない」とし、政府としても対応する意向を明らかにした。
鳥取市教育委員会は9日、鳥取城跡の新キャラクターのうち、戦国時代に兵糧攻めを生き延びた庶民をイメージした「かつ江さん」について市ホームページでの公開を一時中止すると発表した。「飢餓を連想させる」との批判の声が寄せられたため。 市教委は昨年12月~今年2月、鳥取城跡をPRするキャラを公募。「かつ江さん」は、青白い顔でげっそりとした女性が、ぼろぼろの着物を身につけ右手にカエルを握り締めている。1850~51年、羽柴秀吉に兵糧攻めにされ落城した「鳥取の渇え殺し」をモチーフに、市内の男性が考案した。しかし「飢えを表すキャラは良くない」「同じ名前の人に配慮してほしい」という批判や「歴史を知るきっかけになった」という支持など、市教委に賛否のメールが数通寄せられた。ネット上でも「ひもじすぎる」「インパクトはある」など、話題となっている。
「LIFE!~人生に捧げるコント~」 NHK総合、木曜午後10時 数多くの人気キャラクターを生み出してきた笑いの職人が、初めてレギュラー出演するNHKのコント番組で新境地を開こうとしている。 「50歳手前でまさかこんな番組に巡り合うとは。セットや美術、照明もこだわってくれて、演者も『負けてられない』と燃えてくるんです」と穏やかな表情に熱意を潜ませる。 異様な風貌の総理が国会で宇宙人疑惑を追及される「宇宙人総理」。散髪客が通い慣れた理髪店主人と今風の美容師との間で揺れ動く「三角関係」…。荒唐無稽な設定から日常の何気ない場面を切り取ったものまで、扱う題材は幅広い。宇宙人的な政治哲学が損ねた国益 コント「NHKなんで」ではNHKのディレクターを演じ、番組出演者に「堅く、まじめな」演出に従うよう求めていく-というNHKのイメージを逆手にとった挑戦も。「なかなか続編が出ないんですが…。多分、作家さん
NTTドコモはスマートフォンとタブレット向けサイト「dマーケット」の新サービスとして、月額400円(税抜)で最新人気雑誌70誌以上が読み放題になる「dマガジン」の提供を6月中旬以降に開始する。 ファッション誌、経済・ビジネス誌、芸能誌など幅広い分野を用意。すべての雑誌の記事を14に分かれたジャンルごとに雑誌をまたいで横断的に読むことが可能で、最大100ページまで端末に保存できるクリッピング機能が付いている。 「Hanako」「Hot-Dog PRESS」「週刊アスキー」など16誌が初めて読み放題となり、「LEON」「オレンジページ」など5誌が初めて電子化される予定だ。他社のスマホ、タブレットでも利用できる。 人気アニメが月額400円(税抜)で見放題の「dアニメストア」は新たな圧縮規格を採用することで高速ダウンロードを実現、映画などを提供する「dビデオ」はテレビに出力してもきれいな映像が楽し
安倍晋三首相は17日午後、小学館の「週刊ビッグコミックスピリッツ」の漫画「美味(おい)しんぼ」に主人公らが東京電力福島第1原発を訪問後に鼻血を出すなどの描写があった問題に関し「政府としては、根拠のない風評を払拭をしていくためにも、しっかりと正確な情報を分かりやすく提供していく。国として全力を挙げて対応していく必要がある」と述べた。
東京電力福島第1原発を訪問した主人公らが鼻血や倦怠(けんたい)感を訴える描写や、「今の福島に住んではいけない」などの表現で議論を呼んでいた漫画「美味しんぼ」を連載する小学館の「週刊ビッグコミックスピリッツ」最新号(19日発売)に、「ご批判、お怒りは真摯(しんし)に受け止め、表現のあり方について今一度見直していく」などとする編集部の見解が掲載されていることが16日、分かった。自治体や有識者による描写への賛否両論を並べた特集も掲載された。 併せて、美味しんぼを次号からしばらく休載することが明らかにされた。編集部によると、休載は以前から決まっていたという。 「『美味しんぼ』福島の真実編に寄せられたご批判とご意見」と題した特集では、有識者13人の意見や福島県庁、同県双葉町、大阪府・大阪市から送られた抗議文が10ページにわたって展開された。 この中で、立命館大の安斎育郎名誉教授(放射線防護学)は、1
記者会見で、アマゾンへの本の出荷を停止したと明らかにした緑風出版の高須次郎社長(中央)ら=9日午後、東京都文京区 インターネット通販大手アマゾンが書籍価格の10%をポイント還元する学生向けのサービスは事実上の値引きに当たり、定価販売を約束した「再販契約」に違反するとして、中小出版社3社が9日、都内で記者会見し、アマゾンへの出荷を停止したと明らかにした。 3社は緑風出版、水声社、晩成書房。「日本の出版文化を支えてきた再販制度をなし崩しにする」と抗議し、サービス対象から自社の本を除外するよう求めてきたが受け入れられず、出荷停止に踏み切った。期間は半年間で、対象から外れれば出荷を再開するという。 緑風出版の高須次郎社長は「安定的な値段で本が出ることが読者の利益になる。値引きが進むと再販制度が壊れ、読者が損をすることになる」と理解を求めた。他に三元社と批評社も出荷停止に踏み切る。 書籍などの著作物
お笑いトリオ「レツゴー三匹」で活躍したタレントで俳優の逢坂じゅん(おうさか・じゅん、本名=渡辺美二=わたなべ・よしじ)さんが8日午後5時29分、脳溢血(のういっけつ)のため大阪市内の病院で死去した。68歳。葬儀・告別式の日取りや喪主は未定。 所属事務所によると、今月6日に突然倒れ、救急搬送されていたという。 昭和39年、吉本興業に入り初舞台を踏んだ後、44年に「レツゴー三匹」を結成。正児さん、長作さんと「じゅんで~す」「長作で~す」「三波春夫でございます」や、「こ~れからは~」、「ア~メリカでは」などのギャグで人気を集め、48年に「第8回上方漫才大賞」を受賞。漫才ブームの一翼を担った。 その後は演劇にも力を入れ、劇作家、逢坂勉氏との出会いを機に、平成3年から俳優として活動する際には「逢坂じゅん」を名乗った。歌手の吉幾三さんや川中美幸さんの公演など舞台のほか、NHK連続テレビ小説「やんちゃく
理研は5日、小保方晴子研究ユニットリーダーが1月末の論文発表後、初めてSTAP細胞の再現実験に成功したことを明らかにした。実験の客観的な証明には第三者による再現が必要だが、成果の正しさを一定程度裏付けた形だ。 理研によると、小保方氏は理研発生・再生科学総合研究センターで先月、再現実験を開始。論文通りの手法でマウスの体細胞を弱酸性溶液で刺激し、あらゆる細胞に分化できるSTAP細胞を作製することに成功した。細かい実験手順も含め同センターとして正しさを再確認したとしている。
「現代のベートーベン」といわれ、全聾の作曲家を売り物にしてきた佐村河内守氏(50)によるニセ作曲問題。しかし、クラシックの世界では作曲のゴーストは日常的に繰り返されてきたという。作曲を志す音楽家にとって、大御所から依頼されることは「名誉の証し」という軽い認識もあったようだ。「被災地のためのレクイエム」などと、佐村河内氏が作り上げてきた物語とは違って、この世界には人間の欲望や名誉欲がうごめいていることを知っておかねばならない。 ■「才能ある」講師と評判 佐村河内氏のゴーストライターを18年間、続けてきた桐朋学園大学の非常勤講師、新垣隆氏(43)。6日の記者会見では自身を「共犯者」と謝罪し、終始、伏し目がちで、おどおどした表情で受け応えを繰り返していたが、桐朋の学生の間の評判はいい。謙虚で物腰が柔らかく、才能あふれる講師の一人だったという。 一方で、学生にも人気があり、優しい性格が隙を生み、佐
小保方晴子研究ユニットリーダーは、千葉県松戸市立第六中学校の2年生だった平成9年に書いた読書感想文で、夢を持って努力することの大切さを訴える一方、命のあり方について考察を重ねるなど、将来の科学者としての片鱗(へんりん)ものぞかせていた。 小保方さんが読んだ本はドイツの作家、アクセル・ハッケの「ちいさなちいさな王様」。仕事に忙殺されるサラリーマンの「僕」のもとに人さし指サイズの小さな王様が現れ、互いの生活についてやりとりする物語で、感想文は青少年読書感想文県コンクールの中学校課題図書部門で県教育長賞を受賞、全国コンクールでも入選した。 小保方さんは、物語を通じ、〈夢があるから現実が見られることを教えられた〉とし、〈人間には努力で積み重ねていくものがある〉などと記述。 さらに、〈永遠の命を持つことは、死よりも恐ろしい事だと思う。生きていることのすばらしさを忘れてしまうと思うからだ〉〈本当の永遠
俳優の菅原文太(80)が31日、浅草の雷門前で元首相の細川護煕候補(76)の支援演説を行い「敵の陣営は『仁義なき戦い』だが、われわれは『仁義ある戦い』だ」と“文太節”で訴えた。演説前に他の著名人と都内で会見し、細川氏支持を表明。支援者リストには女優の吉永小百合(68)ら超大物が名を連ね、舛添要一候補(65)有利とされる選挙戦で巻き返しを期す。(サンケイスポーツ) 午後3時すぎ、菅原はグレーのズボンにえんじ色のネクタイ、黒のコート姿で登場。「おーす」「おーす」と2度、約700人の聴衆に呼びかけた。 冒頭で「今回はオレが立候補するんじゃないよ。仲のいい細川まさひろさんが…。間違えちゃった。もりひろさんが…」とつまずいたが、「浅草は本当になつかしい。ヤクザ映画を撮ってるころはしょっちゅう来ていた。気持ちのいい、やさしい親分もいた。いまご法度になっちゃった。堅苦しい世の中になった」ときわどい交友録
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