アニメのキャラクターなどを描いて派手に飾った”痛車”。見る人によっては恥ずかしい=痛々しいと感じることからそう呼ばれていますが、全国ではファンも多くいます。白石市にこの痛車で地域を盛り上げようと活動している男性がいます。いったいどんな車なのでしょうか? 仙台放送局 宮崎竜之輔 《正体はタクシー!》 ボンネットいっぱいに描かれた緑色の髪の少女。宮城名物ずんだ餅をモチーフにした「東北ずん子」という女子高校生のキャラクターです。震災後、東北の被災地を支援しようと、仙台のアニメ関連会社が生み出しました。 側面には秋田のきりたんぽや青森のイタコをモチーフにしたずん子の姉妹も描かれたこちらの車、実はタクシーです。 このタクシーの運転手の田中健一さん(54)。車体のラッピングデザインは田中さんみずから考えました。 田中健一さん 「後ろは白石の武家屋敷通りの写真をアニメーション調に加工いたしまして、ずん子