<ユナイテッド航空の株価は下がり、過去の「約束」が明るみに出され、ライバル社に揶揄され......。謝罪声明を出しても、まだ終わりそうにない危機> 米ユナイテッド航空で4月9日に起こった「事件」の火は、いまだ消える気配がない。 場所はシカゴのオヘア空港。ケンタッキー州ルイビルへ向けて出発予定のユナイテッド航空3411便の機内で、乗客が座席から暴力的に引きずり出された様子がソーシャルメディアに投稿され、瞬く間に拡散していった。 【参考記事】オーバーブッキングのユナイテッド航空機、乗客引きずり出しの一部始終 同社はその後、2度にわたって謝罪声明を出したが、それでも鎮火とならず、いまも火力は増しているようだ。その後に起こったこと、わかったことを整理する。 株価急落、一時は10億ドルを失った 炎上を受け、持ち株会社であるユナイテッド・コンチネンタル・ホールディングスの株価は11日、4%急落した。企
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