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ブックマーク / www.monstersproshop.com (7)

  • 石垣島 グリーンイグアナ捕物帳 ~食味レポートを添えて~ |

    平坂 寛 「五感を通じて生物を知る」をモットーに各地で珍生物を捕獲しているライター。 生物の面白さを人々に伝え、深く学ぶきっかけとなる文章を書くことを目指す。 著書:「外来魚のレシピ〜捕って、さばいて、ってみた〜」「深海魚のレシピ〜釣って、拾って、ってみた〜」(ともに地人書館) 「喰ったらヤバいいきもの」(主婦と生活社) 日にイグアナがいる。そんな話を初めて聞いたのは2000年代初頭、僕がまだ高校生の頃であったように記憶している。だが当時は「どうせペットとして飼われていた個体が一、二匹見つかっている程度だろう」とあまり真に受けてはいなかった。 ところがある日テレビを点けると、紛れもなく国内の森林で、イグアナが悠々とバスキング(日光浴)している様子が映し出されていた。爬虫類研究者として著名な故・千石正一氏が番組内で解説するところによれば、沖縄県石垣島ではこの異様な光景が珍しいものではな

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    NLW 2018/01/10
  • 太古の形質を今に残すカエル 「チョウセンスズカエル」を探して(韓国北漢江) |

    鍋田 陽二 1970年 福岡県生まれ 魚類と両生類をこよなく愛する中年冒険家&ハンター。 Facebook上の釣り愛好会『魚塾』の塾長を務める釣りバカでもある。 生きた化石チョウセンスズガエル チョウセンスズガエルとは朝鮮半島および中国の一部のみに生息しているスズガエル科の美しいカエルである。 スズガエル科が含まれるムカシガエル亜目はカエル類の中でも比較的原始的なグループに位置づけられている。 スズガエル類の化石は遥か古代の鮮新世と更新世の地層からも産出されている。当時から現在に至るまでさほど姿を変えず生き残ったいわば『生きた化石』と言えるだろう。 また、容姿だけでなくその名前の由来となった鈴の音に似た産卵期に雄が発する鳴き声がも美しいことから、日でもペットとして流通することがある。 私は、この古代の香りが漂う姿を観察するために韓国を訪れたのである。 いざ北漢江へ 今回は空港から車で1時

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    NLW 2017/02/27
  • ツチガエルとサドガエル |

    鍋田 陽二 1970年 福岡県生まれ 魚類と両生類をこよなく愛する中年冒険家&ハンター。 Facebook上の釣り愛好会『魚塾』の塾長を務める釣りバカでもある。 2015年6月11日。あるカエルを探していた私は不覚にも何の手掛かりも得ないまま夕方を迎えた。 というのも、田んぼのあぜ道を車で走っていた際に甲高い鳴き声と共に見慣れない鳥が田圃から山の方へと飛び去るのを目撃し、夕暮れまでその鳥を追いかけ続けたからである。 その鳥はトキ。今回私が訪れたのは新潟県佐渡島。 目当てのサドガエル(Rugosa susurra)は2012年12月に新種記載されたばかりのカエルで、日のカエル46種の中でも最も新しいカエルである。 ツチガエル(Rugosa rugosa)。サドガエルに酷似するが腹部が黄色ではない。 サドガエルは『イボガエル』や『クソガエル』と不名誉な名前で呼ばれるツチガエル(Rugosa

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    NLW 2017/02/27
  • デンキウナギを捕まえて、感電して、蒲焼きにして食べた(南米・ガイアナ共和国) |

    平坂 寛 「五感を通じて生物を知る」をモットーに各地で珍生物を捕獲しているライター。 生物の面白さを人々に伝え、深く学ぶきっかけとなる文章を書くことを目指す。 著書:「外来魚のレシピ〜捕って、さばいて、ってみた〜」「深海魚のレシピ〜釣って、拾って、ってみた〜」(ともに地人書館) 「喰ったらヤバいいきもの」(主婦と生活社) アマゾン最恐の魚類、デンキウナギ 「ピラニアはどうってことない。やっぱり、一番怖いのはエレクトリックイールだな!」 デンキウナギ(Electrophorus electricus)を探してガイアナ共和国奥地を訪問した際に、現地の漁師が語った。 アマゾンにはピラニアなど歯の鋭い魚は多数いるが、彼らに噛まれる機会はあまり無い。 そうした魚たちは好んで人に襲い掛かってくることはしないので、あるとすればせいぜい網や釣り針に掛かったものに触れる際。 油断や慢心を突かれてガブッと

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    NLW 2017/01/18
  • カミツキガメのから揚げの作り方 |

    平坂 寛 「五感を通じて生物を知る」をモットーに各地で珍生物を捕獲しているライター。 生物の面白さを人々に伝え、深く学ぶきっかけとなる文章を書くことを目指す。 著書:「外来魚のレシピ〜捕って、さばいて、ってみた〜」「深海魚のレシピ〜釣って、拾って、ってみた〜」(ともに地人書館) 「喰ったらヤバいいきもの」(主婦と生活社) 国内でも千葉県などで繁殖・定着してしまっているカミツキガメ。 実は彼らは一部の原産地では用に供されることがある。そう、カミツキガメは美味いのだ 唐突だが、ここではジューシーなカミツキガメのから揚げのレシピを紹介する。野趣に富んだ味わいを楽しんでみよう。 ・材料(二人分) カミツキガメの脚・・・2 片栗粉・・・適量 ニンニク・・・1かけ 醤油・・・100cc 酒・・・適量 ・作り方 1.カミツキガメを解体し、脚肉をはずす。 腹甲と背甲は両脇腹の接合部から簡単に切り離

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    NLW 2016/11/20
  • 世界最大級淡水魚の一角 「ピラルク」という魚 |

    この記事のタグ: アマゾン / ピラルク / 巨大魚 世界最大級の有鱗淡水魚 アマゾンの巨大魚「ピラルク(Arapaima gigas)」は長らく淡水魚ファンにとっての憧れ、ヒーロー的な存在であり続けてきた。 現在でこそヨーロッパオオナマズ(Silurus glanis)やプラークラベーン(Himantura chaophraya)、チョウザメ類など他の候補が知られるようになってきたが、ひとふた昔前までは「世界最大の淡水魚」というのはピラルクの代名詞であった。 東南アジアの河川に生息するエイ、プラークラベーン。淡水域(汽水域含む)に生息する最大級の軟骨魚類。 アリゲーターガー(Atractosteus spatula)も大型の個体は全長2mを大きく超えて成長するとされる。「世界最大淡水魚」の候補は意外なほど多く、かつそれを確定することが非常に難しい。 ピラルクの全長は3mにも達する。 それ

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    NLW 2016/10/10
  • 巨大ムカデとの遭遇 in タイランド |

    半澤 聖也 宮城県生まれ フィッシングカレッジ卒業後、魚類調査会社へ所属。約三年に渡り、東北各地の水辺でフィールドワークを重ねる。東日大震災を機に、メインフィールドを海外へ移し、タイランドで観光客のガイドや釣り雑誌のカメラマンとして活動。 現在はMonsters Pro Shopの運営と、釣り番組の制作営業に携わる。 僕は数年前までタイランドに住んでいた。 現地で刊行されている釣り雑誌の編集に携わっていたのだ。 毎週金曜日、僕は釣り堀が併設されたレストランで夕をとる。すると、仕事を終えた釣り仲間たちが続々と集まってくる。夜遅くまで釣り談義に熱中して、そのまま車に乗り合ってタイランド各地に釣りに出かけるのだ。毎週末の恒例行事である。 運転を代わる代わるバンコクから7時間ほど走り、ミャンマー国境付近にある釣りの名所「カオレムダム」へたどり着いた。 これからの二日間は、ダムに浮かぶ水上家屋が

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    NLW 2016/07/14
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