「子どもの安全を守る最後の砦(とりで)で、あってはならないこと」-。児童相談所の元非常勤指導員の逮捕を受け、川崎市は30日会見を開いて謝罪し、「無念の気持ちでいっぱい」と悔しさをにじませた。夜間の巡回態勢や携帯電話の保持に関して業務マニュアルが守られていない実態も判明し、市は検証の上で再発防止に乗り出す方針を示した。 市こども本部によると、市中部児相の一時保護の定員は20人。夜間は常勤と非常勤計3人の指導員が勤務し、主に警備や子どもたちの部屋の巡回、掃除、洗濯に当たっている。 2~5歳の子どもたちは同じ部屋で就寝し、指導員は一晩に1、2回ほど巡回を行う。マニュアルでは2人一組と定められているが、電話番として1人、フロア入り口での待機に1人が常時かかりきりとなるため、巡回は1人で行っていたという。 また、携帯電話についても勤務中の不必要な保持を原則禁じているが、徹底されていなかった。川
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