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ブックマーク / jun-jun1965.hatenablog.com (34)

  • 演劇評論家は嫌われる? - jun-jun1965の日記

    歌舞伎評論家・研究者の渡辺保のウィキペディアには「「田舎の人は演劇より北島三郎のほうが好きなんですよ」と差別発言をしたことがある」と書いてあった。今では「差別」は削除されている。 大学で演劇を研究して、こんなものは売れないと覚悟している人はいいのだが、一般向けに演劇のを出したりして、その売れなさに愕然としたりすると、日人は演劇に足を運ばない、関心がないという怒りにとらえられ、みなもっと演劇に行け、と発言して、一般庶民から嫌われることがある。 映画ができ、さらにテレビができて、廉価に演劇の類似物は楽しめるようになったのだから、一般庶民が高い演劇なんか行くわけないし、そんな常設劇場があるのは東京や大阪などの都市部だけである。それを、大学の先生をしたり評論家をしたりして、時には招待券なんかもらって演劇に行っている者から「演劇に行け」と言われたらまあムッとするわな。 もちろん彼らは、生身の演劇

    演劇評論家は嫌われる? - jun-jun1965の日記
    NOV1975
    NOV1975 2021/09/29
    どうしたどうした?一般企業の人、月一回観劇もできないほど暇がないんてわけはないぞ…
  • 「宇宙戦艦ヤマト」に関するありがちな誤解 - jun-jun1965の日記

    必要があって、常見陽平の「ちょいブスの時代」をいうのをざっと読んだ。単に芸能人にちょっとブスなのがいるというネタを膨らませただけだが、恋愛論史も入っていて、当然論及されてしかるべき「もてない男」が無視されていなければ、私も駄とまでは言わなかったであろう。 その中に、「宇宙戦艦ヤマト」について、最初の放送は人気がなかったが、再放送を繰り返しているうちに人気が出て、という記述があった。間違いで、最初の放送から女子中学生を中心にコアなファンが生まれ、ファンクラブ活動が熱心に続けられて映画化・再放送、第二作製作となったというのが正しい。常見は「ヤマト」放送年の生まれだが、よく調べはしなかったんだな。

    「宇宙戦艦ヤマト」に関するありがちな誤解 - jun-jun1965の日記
    NOV1975
    NOV1975 2021/08/07
    ガンダムとルパンにこの辺の話はひきづられてる
  • 嗚呼嫌なことだ - jun-jun1965の日記

    さる知人を介して、さる地方大学の教員が、漱石の『こゝろ』の謎解きを出したので私に送っていいかと問い合わせがあった。私は『こゝろ』が嫌いだし、何より種々の解釈は出尽くしていると思っているが、この人は斬新な解釈だと思っているらしい。そしてどうやら、日近代文学プロパーの研究者ではないらしい。だが、驚いたのは、その人が、私が漱石について書いたは読んでいない、と言っていたことである。 そもそも学問研究というのは、先行研究の精査から始まる。それを、あなたのは読んでいないが送っていいか、とは、論外ともいうべき非常識で、学者失格であろう。なおこの人の論文はサイニイにPDFがあったので見られたが、どうやら石原千秋ともう一人のを見ただけらしく、それにしてもなんでこの程度で新発見だと思うのか理解に苦しむものであった。「あなたが思いつくようなことは、もう誰かが思いついているに決まっている」というのは、学問

    嗚呼嫌なことだ - jun-jun1965の日記
    NOV1975
    NOV1975 2014/01/16
    だいたいのことについてはそういうものかもしれない
  • 歴史中二病 - jun-jun1965の日記

    先日、郷和人さんに、「東大史料編纂所の史料だけ使って日史を書いてください」と言っていたのがいて、そんなことができるはずはなく郷さんもそう答えていたが、私は、典型的な「歴史中二病」だなと思ったのである。 はじめ、人は、歴史に書いてあるのが歴史だと思う。次に、『平家物語』のような古典に書いてあるのが歴史だと思う。だがさらに歴史学者のなど読むと、古文書、古記録などが「一次史料」であって、歴史学者はそういうものを、ぐにゃぐにゃ文字から読み解いて研究するのだと思う。そして佐藤進一の『古文書学入門』などを読んで、すげえ、これが当の学問だと思い、小松茂実の古筆学などを知ってさらに興奮し、『国史大系』の端など買いこみ、大河ドラマを観る人間を軽蔑し、自分は歴史の研究の蘊奥を究めたと勘違いし、歴史なら何でも来いだと豪語するに至るのである。 私は英文科にいたころ、図書室で古活字のシェイクスピア全

    歴史中二病 - jun-jun1965の日記
    NOV1975
    NOV1975 2013/06/21
    しかしここには解決がない。タイムマシン作ってよ。
  • ■ - jun-jun1965の日記

    トラックバックをたどったらこんな日記を見つけた。その人の父親は子供が生まれたとたん煙草をやめ、ヘヴィースモーカーである祖父つまりその父の父に、孫の前で吸うなと厳重に言い渡したというのだが、その人自身もそれをよしとしているらしい。 しかしそれならその祖父は父つまり子供の前で吸っていたことになるが、それでその父には何か悪影響があったのか。20世紀には子供の前で吸う父親などたくさんいたが、それが悪影響を与えたというデータを見たことがない。私は、子供の前で煙草を吸うのが悪いとは、ちっとも思っていない。 - http://homepage1.nifty.com/suzuri/hypatia.htm キングズリーの『ハイペシア』を訳している人がいた。これは大正時代の翻訳があるのだが古いから私が訳そうかと思っていたものだ。英語読みでハイペシア。森田草平の『煤煙』にこの小説の題が出てくる。谷崎潤一郎も英語

    ■ - jun-jun1965の日記
    NOV1975
    NOV1975 2010/01/06
    タイトルと内容が全然違うぞ。
  • 大河ドラマに革命が起きた - jun-jun1965の日記

    うーんまた坂龍馬かよと思っていたら驚いた。『坂の上の雲』もそうだったが、NHKに何が起きたのか。この20年「江戸ブーム」で、それ以前の、厳しい身分制社会、貧農史観は過剰に見直されてしまって、インテリでさえ「お江戸でござる」的にみんな明るく楽しく生きていたみたいな江戸幻想を抱いている人がおり、大河ドラマもその例に漏れず、お姫さまが下級武士デートしたり、家臣のが信長の前へしゃしゃり出たりとえらいことになっていたが、ガラリ変わって、下級武士の貧しく汚い生活をきちんと再現しているではないか。これだこれだ、これが当の徳川時代だ、俺が言いたかったのはこれなんだ、これで「江戸幻想」も吹き飛ぶぜと随喜したぜよ。 上士が下士を切り捨て御免でお咎めなしなんて、ありえないと思うが、シナリオは手だれだ。あるいは、たいてい大河ドラマに出てくる女はみなきれいきれいなお化粧をしていたのが、あの寺島しのぶの砥粉で

    大河ドラマに革命が起きた - jun-jun1965の日記
    NOV1975
    NOV1975 2010/01/04
    こういう話させると面白いよなあ。
  • 無灯火自転車が多い - jun-jun1965の日記

    最近、無灯火自転車が多く、怒りを覚える。 しかし、怖そうなお兄さんとかおじさんだと、下手に注意をすると怖いから、それ以外のやつに注意しているが、何せ無灯火自転車なので、遠くからだと分からない。近寄って、怒っても安全な相手だと確認してから「あかりをつけろ」と言う。我ながら情けない。怖い外見がほしい。 - Wikipediaの私の項目で、村上春樹が「性を美学化」していると批判している、と書いてあるようだが、そういう変な言い方はしていない。簡単にセックスできるような書き方を批判したはずだ。直すように。 - 笠間書院のウェブサイトで、藪禎子先生が亡くなったことを知った。『たけくらべ』論争の時に山田有策が、そんな論争は存在しないかのような態度を繰り返しとったので藪先生は怒っておられた。あれは私も、山田の底知れぬぶきみさを感じたね。

    無灯火自転車が多い - jun-jun1965の日記
    NOV1975
    NOV1975 2009/06/07
    ライトをつけてタバコを吸いながら運転するマナーのよい?喫煙者の姿が思い浮かんだ。
  • ■ - jun-jun1965の日記

    営・大政翼賛会的マスコミが「喫い逃げ続出」などと報道しているが、路上喫煙の課金なんて憲法違反なんだから、払う必要はない。 悔しかったら俺をつかまえてみろ。名刺を渡すから、取立ての裁判でも起こしてみるがいい。まあもっともこのニュースは、憲法がちゃんと守られているということを示すものだ。だって「罰金」じゃないから、取り立てられないのだから。 - 最近、人から来るメールに「世間はWBCで」などと書いてあるのだが、このWBCというのが分からん。どうやら野球の話らしいのだが、私もも野球嫌いなので、調べる気にもならず「何だろうねえ」と言っている。四方田犬彦も野球嫌いらしく、昔「野球が嫌いな人間だっているんだ」と書いていて、これは蓮實先生への挑戦状だな、と思ったものだ。 「私小説」について、こういう文章もあった。 http://shop.kodansha.jp/bc/bunko/pocket/20

    ■ - jun-jun1965の日記
    NOV1975
    NOV1975 2009/04/12
    じゃあ憲法改正しようぜ/憲法をこんなことの切り札的に持ち出されるのには抵抗があるな。
  • ■ - jun-jun1965の日記

    私はWHOや厚生労働省が出しているという「受動喫煙」の害に関するデータというのを信用していない。これは、別に私が信じたくないからではなくて、私だって「害は確かだが現在の規制は過剰だ」と言ってしまえばよほど楽だと思うくらいだ。だが、学者としての良心がそれを許さない。 なぜか。 さる地方の医師が送ってくれた『統計学を拓いた異才たち』(サルツブルグ、日経済新聞社)に「喫煙はがんの原因か」という章がある。その中に、バートランド・ラッセルが記号論理学を整える過程で「原因と結果」というものだけがどうしても記号論理学で表現することができなかった、とある。「原因と結果というものは存在しない。それは通俗的な妄想であり、純粋理性の攻撃に耐えられないあいまいな概念なのである。それは矛盾したアイディアにおいて相互に一致しないものを含んでおり、科学的言説においては、ほとんど、もしくはまったく価値を持っていないので

    ■ - jun-jun1965の日記
    NOV1975
    NOV1975 2009/02/21
    データを信用していないのか?それとも解釈をか?後者は説得力のある仮説が立てられればいいけど、前者を言い出したら世の中の大抵のことは陰謀論で片がつく。
  • 童貞と似たもの - jun-jun1965の日記

    童貞が、女体とかセックスというものに過大な幻想を抱いているということはよく言われる。むろん、その期待がたちまち裏切られる、というものではないが、やがて幻想は減退していく。 これとよく似ているのが、定職のない大学院修了者が、「専任」に対して抱く幻想である。これもまた、私のようにいきなり恫喝される場合を除けば、当初はある程度満たされる。そして、他の教員たちはみないい人で、などと言うのが普通であるが、たいてい、一年間は試用期間のようなもので、よく事情が分からないだけである。それが、二年、三年とたつうちに、雑用、会議、委員会などの仕事が押し付けられてくるのは言うまでもなく、いい人だと信じていた同僚が悪人であることが分かったりして、いったんこじれるととんでもなく面倒な世界に変わるのである。 - 前に書いたことの補強だが、丸谷才一の小説では、男が女に何か知的なことを教え、女が、へえそうだったの、という

    童貞と似たもの - jun-jun1965の日記
    NOV1975
    NOV1975 2008/12/14
    幻想が減退して行ったのですね…
  • やっぱりバカだと思う - jun-jun1965の日記

    これだけ報道されているのに今なお振り込ませ詐欺に引っかかるなどというのは、半分ボケた老人でなければバカである、という声を気にしたのか、「毎日新聞」夕刊に、「巧妙な手口」が紹介されている。江戸川区に住む74歳女性に「お母さん、俺だよ」と電話があり、印刷会社に勤める40代の長男だと思い込み、「相談があるんだ。でも今日はやめとく」と思わせぶりに電話を切り、翌日昼ごろ、「夫のいる女性を妊娠させた。慰謝料がいる」と電話、それから一週間ほど続けて電話があって計260万を振り込んだという。「恥ずかしいから、誰にも話さないで」と涙ながらに訴えるので、8日になるまで夫にも話さなかったという。 ・・・どこが「巧妙な手口」なのか。だいたい、そんなに何度も話していて、息子ではないと気づかないのもおかしいし、自分から息子に電話して確認しないのもおかしい。それとも息子はそういうことの常習犯なのか? わけが分からん。

    やっぱりバカだと思う - jun-jun1965の日記
    NOV1975
    NOV1975 2008/10/18
    銀行の現金振込額制限はアンチマネロン対策だから全く関係ないというか、それで抑止出来てるなら事件にならないんじゃ?ニセ科学詐欺に引っかからないようにね。
  • ■ - jun-jun1965の日記

    「マックス・ヴェーバー論争」について以前ここに書いた文章を、まとめを行っている北大の橋努氏に送ったところ、掲載されました。 http://www.econ.hokudai.ac.jp/~hasimoto/Japanese%20Index%20Max%20Weber%20Debate.htm さて、久しぶりに新潟大学の三浦淳(あつし)(三浦あつしって人は多いね)のサイトを見たら、「一限の授業を持たない専任教員は給料を一割減らすべし」と書いてあった。そういう発想にはまったく賛成である。まあ私が専任だったら(永遠の反実仮想)、一限などやるのは嫌だから一割削減してもらう。ところが世間というのは、こういう取引をものすごく嫌がるのだが、これは日だけの現象だろうか。 たとえば教授でも、研究がしたい人、研究はもう能力がないから事務がしたい人、政治がしたい人などいるから、「研究教授」と「事務教授」に分け

    ■ - jun-jun1965の日記
    NOV1975
    NOV1975 2008/08/09
    そういう考え方好きよ僕は。ただ、どこでも自由に吸う権利はちょっと高そうだ。
  • パワーポイントって何? - jun-jun1965の日記

    私は、去年の今頃まで「パワーポイント」というのが何だか知らなかった。なんとなくペンライトのようなものを想像していて、「パワーポイントを使って発表」とか聞くと、図表か何かをペンライトで指示しながら発表したのかと思っていた。しかし、今では消えてしまった「偽パワポ」に関するブログ記事を読んで、どうも違うようだと思い、尋ねてみて分かったのだが、当初、いったいそれが、たとえばスライドを使った説明とどう違うのか分からなかった。どうやら、パソコンで作って準備できるというところが違うらしい。なんじゃい、それだけのことかい、と私は拍子抜けしたのだが、どうも見聞するところでは、大学あたりではこの「パワポを使ってのプレゼン」とやらが大流行らしい。といっても、流行させているのは教師のほうのようで、学生にさせたり、学会発表に使ったりするようだ。 それでようやく、東大英語の授業が数年前から「プレゼンテーション」を中

    パワーポイントって何? - jun-jun1965の日記
    NOV1975
    NOV1975 2008/07/15
    実に正論。あれは何もしらない人にもわかった気になってもらうツールだしね/多義的な外来語をそのまま使うのは言外に多義的な使い方であることを匂わすこともあり、プレゼンの場では場合によっては有効。
  • やばいぞ「篤姫」 - jun-jun1965の日記

    やばいね。一時は「もう観ない」と宣言した「篤姫」だが、このところ、いけない。日曜になると「さあ今日は「篤姫」だ」と朝からそわそわ。来週は視聴率30%超えるね。(後記:超えなかった) 何といっても、「実は賢君」だというフィクションの将軍がまずかったね。原作とも史実とも違うのだが、うまい。宮崎あおいまで最近かわいく見えてきて、大変やばい。 フィクションと割り切って考えれば、シナリオの質は高いのである。『利家とまつ』の時みたいに、家臣のであるまつがしょっちゅう信長の前へしゃしゃり出たり、『功名が辻』の時みたいに、山内一豊とは関係ない事件にまでやたら一豊が関わったりという、一般人が見ても「嘘つけ」というようなところがない。それにあのフィクションは、仮に一般人が史実だと信じたとしても、さして害はない。それと、時間配分がうまい。『武蔵』の時みたいに、話を先へ進めすぎて、「それからの武蔵」まで行ってし

    やばいぞ「篤姫」 - jun-jun1965の日記
    NOV1975
    NOV1975 2008/07/11
    史実かはともかく、家定の演技はなかなかだと思う。
  • ■ - jun-jun1965の日記

    笙野頼子に内容証明を送って謝罪を要求したのは一ヶ月ほど前のことだ。そしたら回答期限ぎりぎりに速達で返事が来た。しかも三人もの代理人弁護士の名前で。私は個人名で出したのにね。ちなみにその三人は、東京21法律事務所の岡田宰、広津佳子、杉博哉。「謝罪する必要はない」とか言って、まるっきり見当違いの判例を挙げている。実に弁護士というのは悪辣だ。笑止なのは、私が「民事訴訟も辞しません」と書いたのに対して「司法という権力に訴えようとするのは文芸評論家としての名をおとしめることになる」(大意)とかいう文言。笙野に無断で弁護士連が書いたんじゃないかと思ったよ。だってそれなら小谷真理にもそう言わなきゃならんだろうしね。第一私は日国民として日国家による保護を受ける権利があるのだ。なんだよ権力って。 20世紀には、笙野が私に対して行ったような罵詈雑言を活字にする作家も編集者もいなかった。もちろんインターネ

    ■ - jun-jun1965の日記
    NOV1975
    NOV1975 2008/07/10
    訴えてもいいと思うけど、罵詈雑言を浴びせられた原因を解決しないとだめぽ。
  • 民事と刑事 - jun-jun1965の日記

    にも書いたことがあるのだが、民事訴訟と刑事訴訟はまったく異なるものだ。民事訴訟は、起こす気になれば、誰でも、誰に対しても起こすことができる。検察がとりあげなければ裁判にならない刑事事件とは違う。「告訴」といえば刑事事件のことで、民事であれば「提訴」が一般的である。 栗原さんのにも取り上げられている(まだ発売されていないようだが)、山口玲子がNHKを訴えて最高裁まで行って敗訴した著作権侵害事件があるが、その山口が敗訴の後で書いた『NHK犯歴簿』に、「著作権侵害はレイプと同じで親告罪だ」と書いてあるのを見て、私はたまげた。民事と刑事の区別がついていないのだ。民事訴訟に親告罪も何もあるものか。13年間も裁判をやっていて、なぜこの程度の認識なのか、理解に苦しむ。弁護士の中村稔はちゃんと教えなかったのだろうか。 山口は、いい仕事をたくさんしてきた。だが、それも裁判で中断している。優れたノンフィク

    民事と刑事 - jun-jun1965の日記
    NOV1975
    NOV1975 2008/07/02
    このエントリを読んで元の文が民事と刑事を混同していることがわかる人はエスパーかキの人
  • あえて鳩山邦夫を讃える - jun-jun1965の日記

    さしたる関心なし、当然のこととして済まそうとしたが、あちこちうるさいので、敢えて言うが、刑事訴訟法によって、死刑が確定した場合、6ヶ月以内に法務大臣は執行命令を出すと決まっている。これについては訓示規定とする判例があるから、6ヶ月以内に命令しなくても違法ではないが、6ヶ月とあるものを5年も10年も放っておいたら明らかに憲法違反である。とはいえ戦後の奇妙な風潮で、後藤田正晴でさえ3人しか執行命令を出せなかったところを、13人の命令を出した鳩山邦夫は立派である。鳩山といえど、精神的苦痛はあろうが、そこを耐えて命令を出したのは、讃えるべきことである。 死刑廃止論者であろうとも、現行法を無視することを奨励されるべきものではない。また死刑廃止論は私の『なぜ悪人を殺してはいけないのか』で論破しているのだから、読んでから何か言え。宮崎哲弥は死刑反対論だと言っているが、『身捨つるほどの祖国はありや』に書い

    あえて鳩山邦夫を讃える - jun-jun1965の日記
    NOV1975
    NOV1975 2008/06/24
    「あえて」ってのが逆張り宣言な感じで弱すぎるw
  • マスコミよ - jun-jun1965の日記

    『週刊朝日』の見出しはひどいなあ。「若者に気をつけろ」だって。実は私にも取材申し込みがあったのだが、通り魔無差別殺傷事件のようなものは五年、十年に一度くらい、社会的に不遇な者によって起こされているもので、当人の「彼女ができない」といった言に過剰に意味づけするのは間違いである、マスコミはこういう事件に意味づけしすぎる、と電話で言ったが、どうやら採用されなかったようだ。この手の事件に若者も中年もないのである。調子に乗るのもいい加減にしてほしいものだ。 読売新聞からも同様の取材申し入れがあったので、私はこういう意見だがそれでもよいか、と問うたら、それならほかを当たる、と言ってきた。 ハイエナのようなマスコミよ、どうしても「意味づけ」をしたいのか。内藤朝雄はこういう時こそ激しく怒るべきである。(既に意見表明はしているが)渡部伸などは相変わらずマスコミの思惑どおりのコメントをしてその商売人ぶりを明ら

    マスコミよ - jun-jun1965の日記
    NOV1975
    NOV1975 2008/06/18
    マスコミは所詮経団連の犬ですからってことじゃないのかなあ。それ以上の理由があるかどうかに疑問。
  • 死の恐怖 - jun-jun1965の日記

    「死の恐怖」を語る人は多い。宮崎哲弥氏は少年時代、眠ったらそのまま死んでしまうのではないかという恐怖から一週間眠れず、病院に担ぎ込まれたという。ただ宮崎氏は、『中論』を読んでその恐怖を乗り越えたかのように語るが、理屈で越えられるものかどうか、依然として私は疑問だ。 しかし一般に、子供の頃であれば、「自分がいつか死ぬ」ということに恐怖を覚えることもあろうが、大人になって、仮に90歳まで生きられると保証されて、なお恐れる人がどの程度いるであろうか。むろん、90歳まで生きても怖いものは怖いかもしれないが、多くの大人が語る「死の恐怖」というのは、たとえばあと一年で死ぬとかいう「若死にの恐怖」なのではないだろうか。 平安時代から、80まで生きる人というのはいたけれど、昭和30年代以前なら、60歳まで生きたら、まあよしという意識が多かったのではないかと思うし「人生50年」はともかく、60年くらいの計算

    死の恐怖 - jun-jun1965の日記
    NOV1975
    NOV1975 2008/05/07
    社会の要因は恐怖するけど自分で自分の寿命を縮める行為が出来ないと怒るんだよね。
  • 0.5人 - jun-jun1965の日記

    電車の座席は一般的に七人がけである。しかし、子供がいると、どうしても6.5人が座っている感じになる。まあその場合は仕方がないが、1.5人分くらいある奴には、電車賃を1.5倍払って座ってほしいと思う。 まあ私立であろうと国立であろうと、准教授である以上、大学の専任職というのは優遇されているので、大学へ苦情を持ち込んでも、もちろん筋違いではあるのだが、言論弾圧になるかどうか疑わしいのが実情である。 だから実際には、非常勤講師である私が、匿名で書き込んでいるやつの実名がウィッシュリストで分かったから実名で罵倒したのを、いきなり大学へ持ち込むほうがよほどひどい言論弾圧なのだ。それを取り上げる大学側も大いに問題ありだがね、私の場合。匿名で発言している奴が、メールで何か言ってきたくらいで取り上げるのは、実にもってやめてほしいものだと思う。 たとえば新幹線の端っこに喫煙車を設ける。隣の車両との間にはデッ

    0.5人 - jun-jun1965の日記
    NOV1975
    NOV1975 2008/05/06
    右翼な若者を思い出した。