線路に脱輪したックを救出したとして、警田辺署が6月30日、同志社大ラグビー部員ら10人と、の職員1人に感謝状を贈った。 部員らは「日ごろ、体を鍛えているおかげ」と喜んだ。 田辺署によると、4月25日午前7時40分ごろ、近鉄京都線興戸―三山木駅間の興戸第5号踏切で、ックが誤って線路へ脱輪、立ち往生した。すぐに非常ボタンが押され、電車は止まった。 ほどなくして、150メートルほど離れた同志社大ラグビー部寮のインターホンが鳴った。近所をしていた人だった。を食べていた2年生の三井凌さん(19)が応じた。聞けば、線路に車が脱輪したらしい。「助けて」と頼まれたという。 その場にいたフォワードのメンバー中心に声をかけ、現場へ向かった。フォワードはスクラムを組むポジションで、恵まれた体格の選手が多い。 現場では官らが、対応を決めかねていた。道が狭く、レッカー車は入るのが難しい。ジャッキアップするか。そこに