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半年ほど前に「パラダイス鎖国」の話をブログに書いて、思わぬ反響があった。 パラダイス的新鎖国時代到来? - いいのかいけないのか?(その1) - Tech Mom from Silicon Valley そのときは「いいのやら、悪いのやら」と煮え切らないことを書いたのだが、今はとりあえず「悪い」と言い切ってしまおう。なぜかというと、パラダイス鎖国に陥ると、世界の中で日本の産業や政治などの正しいウェイトや位置関係がわからなくなり、極端なナショナリズムに陥るとか、長期的に世界での影響力がますます低下するといった、長い目で見た悪影響があると思うからだ。一つの例は、前に書いた「アメリカ携帯端末市場における日本勢の著しい退潮」である。日本の中では繁栄している携帯電話産業が、世界の中では影響力を持てないジレンマに陥っている。 パラダイス的新鎖国時代到来(その4)- 産業編・携帯電話端末のケーススタディ
我が家のファックス機から、日本にファックスを送れなくなってしまった。「この番号は今使えません」(英語)などという意味不明なアナウンスが聞こえるだけである。試しに音声電話の回線から同じ番号をかけたら、ちゃんとつながる。それで、早速カスタマーサービスに電話をかけた。 アメリカで電話会社と戦ったことのある方はご存知と思うが、これが大変なのである。ローカルの現AT&T、旧SBCにかけたら、延々待たされて時間切れ2回、ようやく3回目に人が出てきたら、3回たらいまわしされた挙句、切られてしまった。頭にきて、今度は長距離の旧AT&Tにかけた。すでに会社はSBCとくっついているが、まだ課金やカスタマーサービスは統合されていない。おそらくはインドにアウトソースされているカスタマーサービスに、とりあえず国際電話がかけられるようにしてくれ、さらに今のプランは高くてよくないから変更してくれ、と頼んだ。プランの変更
これはWeb2.0というより、1.0の人たちも含めてネット企業全般に言えることだ。ライブドア騒ぎのおかげで、「ネット企業」と言えば「アブク銭」「ヒルズ成金」みたいな扱われ方をされるようになってしまった。なぜそんなに手のひらを返すように変わるかといえば、味方が少ないからに違いない。なぜ味方が少ないかというと、一言で言えば、雇用への波及効果が低いからだ。 まず、ハードな設備投資をほとんどしない。その時代を担うトップ産業は、製品を売って稼ぐだけでなく、製品を作ったりサービスを提供したりするために、巨大な設備投資をして、裾野業界を潤し、スパイラル的に雇用を創出して、その雇用者は消費者となって製品を買うという、経済規模を拡大再生産する役割を期待されている。自動車産業しかり、電話産業しかり。たとえば、先日の日経に、今年度の携帯電話向けのインフラ設備投資予測は約2000億円という話が出ていた。さっき読ん
ソニーBMG問題の重要ポイント ソニーBMG問題では、次々と炎上ネタが出てきて、当地では毎日新聞が賑わっている。カリフォルニアとテキサスの集団訴訟で、そろそろ日本でも報道が出てきているようだが、相変わらず扱いは小さいようだ。 この話に関して、「著作権保護」の観点から、ソニーへの同情論まで聞こえる、といった話を聞いた。新聞が同情的なのも、同じ流れなのではないかと思う。それは、それ、別の話。この事件のポイントは、そういうことなのではない。全然、違う。 それは、「こういうソフトがインストールされますよ、されたらこれこれこういうことをそのソフトはしますよ、こういうリスクが発生しますよ、除去はできませんよ、それでもいいですか?」という情報開示が、CDを買ったユーザーに対してされていなかったことだ。開示されないどころか、わざとこうした動きを隠すような仕組みにしてあった。訴訟でも、この点が問題とされてい
この本は、おそらく梅田氏が日本に来るたびになんども口を酸っぱくして説明している日本のエスタブリッシュメント層の人々、なかんずく大手メディア企業の幹部を想定読者として書かれたものだろうと思う。内容が過去3~4年ぐらいの間に梅田氏によって書かれたウェブや雑誌での連載、講演などをまとめたものであることや、あとがきの語り方からもそれは見て取れる。つまり、少なくともネットで梅田氏のブログや講演録をリアルタイムで読んでソーシャル・ブックマークしているようなネット住民たる僕たちに対して書かれた本ではない。 ウェブの世界(とそれに絡むビジネス、広い意味での情報産業)において、今何が起きているのかがどうしても分からないという方々にはまず無心にこの本を読んでいただくのが一番良いと思う。僕ごときがくどくど言わなくても、ここにもっと分かりやすい言葉で書かれているからだ。で、僕たちウェブの世界にどっぷり浸かっている
週末はスーパーボウル観戦のためにデトロイトに行っていたため、ブログの更新が滞ってしまったので今日はスーパーボウルがらみのエントリー。今年のスーパーボウルは、残念ながら負けてしまったが、Seattle Seahawks が出場することになり、シアトル中がお祭り騒ぎであった。ちなみに、写真は典型的な[?!]Seahawks ファン(左)と、私の席からの試合風景(右)。 スーパーボウルと言えば米国で最も高い視聴率を稼ぎ出す番組として有名。Yahoo!スポーツによれば、「テレビ視聴率で歴代トップ10位のスポーツイベントを見てみると、第3位の1994年リレハンメル冬季オリンピック(48.5%)を除くとスーパーボウルの独占状態。1位は1982年1月24日の第16回スーパーボウルで、49.1%という驚異的な数字をたたき出している。」とのこと。 このイベントに絡んで毎年話題になるのが、テレビCMである。今
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