やっと母から色々聞けたので吐き出したい。 父は自分が子供の頃死んだ。末期の肝硬変。直接の死因は静脈瘤破裂。 もう助からない、となった時、最後に顔を見ておこうって事でお見舞いに行った。 意識朦朧としながら「○○か・・・」って自分に言う父の姿が最後の記憶。 最初、調子が悪くて行った地元一大きい病院の医者がとんでもないヤブで、通院してるのにどんどん悪化。 それでも「ちゃんとやってる」と言い張る医師。 ボロボロになりながら喧嘩別れみたいに転院してやっと大きい病院で診てもらったが時既に遅し。 それでも数カ月後には外に散歩に出てこっそり一服も・・・なんて小康状態まで持ち直した。 緩やかに確実に蝕まれていく父。 母いわく「もうどんな状態でもいいから自分ら子供たちが物心ついて理解出来るまでどうにか生きていてくれればいいと思っていた」。 ある日母は院内の洗濯場へ。ほんの少し目を離した隙だった。 戻って来たら
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