中学生の時に溜めたお年玉でPowerBook 1400を買った。父のMacを借りて使っているのが段々息苦しくなってきて、アレなファイルも保管したいし、自分のメールボックスも持ちたいしという感じで、自分専用の部屋を持つようなつもりで買った。そのMacはG3カードを刺して高校生になるまで使った。 父が買っていたMacPowerという雑誌のお陰で、僕の頭はMacのことでいっぱいだった。隅々まで読んで、フリーウェアを片っ端から試してということを朝から晩までやっていた。不安定だったMacOSを再インストールするのは日常茶飯事だった。 世間ではWindowsが主流になっていて、僕もどうやら社会に出たらそれを使って仕事をしなくてはいけないらしい…。そうは言ってもMacPower誌に踊るMacの神話が完全にインストールされていたので、たとえシェアがなくても、多少不安定でも、使っているだけで何かにコミットし