韓国政府は8日、慶尚北道亀尾のフッ化水素酸(フッ酸)漏出事故現場を「特別災難地域」に決定した。 先月27日の事故発生からこの日まで見せた政府の未熟な対応はまさに“総体的難局”レベルだ。 政府は事故発生から1週間が過ぎた4日、政府全体レベルの次官会議を開き、政府合同調査団の派遣を決めた。 その間、現地住民は有毒ガスに苦しみ、農作物と家畜の被害は拡大した。 産業安全事故が近隣住民に対する被害につながった今回の事態は、韓国社会の安全不感症がどれほど深刻なものかを改めて確認させた。 未熟な初動対応と問題が多い対処は、当局の安全管理レベルが無防備と変わらないことを赤裸々に見せている。 フッ酸ガスが漏れた(株)ヒューブグローバルは事故の責任を、タンク爆発を防げなかった韓国産業安全公団には管理・監督責任を問わなければならない。 また、遅い対応で住民の苦痛を深めた政府は国民に謝罪し、徹底した再発防止対策を
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