ブックマーク / komachi.hatenablog.com (5)

  • Unix を使える学生は急速に減っている - 武蔵野日記

    午前3時から NLP(自然言語処理)若手の会シンポジウム・情報処理学会自然言語処理研究会関係の仕事を黙々とする。大学運営関係のお仕事は9月中旬までないので、いまのうちに溜まった仕事を片付け、9月の準備をしておき、10月以降に備えたい(授業が週3コマある)。 (2014-08-21 追記)タイトルだけ見て反応する人が多いので、よくあるコメントについて冒頭で説明しておく。 「最近の若い者はなっとらん」と言っているだけで、教育もしていないなら当然。→8月20日に追記したが、教員なので教育するのが仕事の一部であり、研究室に配属された学生は最初週20時間(1個2時間×10個)の勉強会に出てもらい、それぞれ合計すると演習を解いたりするのに週20時間かかるようなので、合計週40時間基礎勉強に使ってもらっている。(参考: 研究室の勉強会のスケジュール) 必要性がないとやらないのでは?→世の中の99%の人に

    Unix を使える学生は急速に減っている - 武蔵野日記
    Nao_u
    Nao_u 2014/08/21
    情報系の人はUnix好きなのはいいけど、バッドノウハウの塊にしか見えないので、WindowsでわざわざCygwin使うの止めようよ、とか言いたい
  • 機械学習に魂を売ったコンピュータ将棋 - 武蔵野日記

    今月号の会誌「情報処理」(2010年8月号目次)の特集は「コンピュータ将棋の不遜な挑戦」というタイトルで、ここ数年のコンピュータ将棋の発展の技術的な解説。こうやって毎年のように情報がアップデートされると非常にありがたい。 見所は鶴岡さんによる「選手権優勝記--激指の技術的改良の解説--」とktanaka先生・kanekoさんによる「大規模クラスタシステムでの実行--GPS将棋の試み--」の2記事。特に鶴岡さんによる記事は、Bonanza のよい解説にもなっており、必読である。実は、激指は 評価関数というのは,局面の形勢判断をコンピュータで行うための関数で,任意の与えられた局面に対して,どちらがどれだけ有利なのかを数値化する関数である.[...] このようなパラメータの調整は非常に手間のかかる作業だが,かつては完全に手作業で行われており,将棋プログラム開発における作業の多くの割合を占めていた

    機械学習に魂を売ったコンピュータ将棋 - 武蔵野日記
  • ゲームのための人工知能研究 - 武蔵野日記

    @myuiくんの紹介で「安藤ケンサク」というゲームを知る。 安藤ケンサク - Wii 出版社/メーカー: 任天堂発売日: 2010/04/29メディア: Video Game購入: 2人 クリック: 79回この商品を含むブログ (18件) を見るGoogle 検索を用いて検索単語のヒット数を競ったりするゲームらしい。ちなみに名前は「AND 検索」から来ているらしい。べ、別にオヤジギャグ好きだから取り上げるんじゃないんだからね! 内容はおいておいて、開発者へのインタビューがおもしろい。少し引用。(「岩田」というのは任天堂現社長である) 岩田 ふつう、ゲームをつくるときは、自分たち自身ですごく汗をかきながら設定をつくり、技を決め、みたいなことをするのですが、今回のソフトのデータは全部Googleさんのサーバのなかにありますので、そこから好きなデータを選んで、それをゲームに活用するだけでいいとい

    ゲームのための人工知能研究 - 武蔵野日記
  • コンピュータ将棋は来年プロ4段に追いつく - 武蔵野日記

    情報処理学会の機関誌「情報処理」の2009年9月号の小特集「コンピュータ将棋の新しい波」がおもしろい機械学習に基づく局面評価関数のパラメータ(重み)調整を取り入れた Bonanza が話題をさらったのは記憶に新しいが、今年の世界コンピュータ将棋選手権ではソースコードまで全部公開された Bonanza を用いた手法が多数登場したらしい。(というのはtihara さんの日記で知っていたが) ちなみに優勝したのは GPS 将棋であり、p.871に ktanaka 先生や@shnskさん、@gyoshiki さんたちの写真が掲載されている :-) 棋譜や全体の結果は特集を参照してもらうとして、興味深いのは勝又6段の「プロ棋士から見たコンピュータ将棋」と伊藤さんの「合議アルゴリズム『文殊』」。先に後者のほうについて話すと、文殊は多数のプログラムの合議をして多数決で差し手を決めるシステムで、単にア

    コンピュータ将棋は来年プロ4段に追いつく - 武蔵野日記
  • モンテカルロ囲碁は必ず半目勝ちを目指す - 武蔵野日記

    コンピュータ囲碁の世界でモンテカルロ法という確率的な手法が成功を収めていることは前も書いたが、今号の情報処理学会誌に「プロ棋士対コンピュータ:FIT2008における囲碁対局報告」と題して村松正和さんが記事を書かれており、最近の様子が(棋譜付きで)書かれているのでおもしろかった。 結論から言うとプロ棋士(4段)に8子置いて勝った(実力的にはアマ2-3段程度)というけっこうすごい話で、自分ではもう平手では勝てないところまで来てしまったのかなぁ、という感じ(自分はアマ2級くらいだった)。ここで使われた Crazy Stone というプログラムは第1回 UEC 杯コンピュータ囲碁大会(2007年12月開催)で優勝したプログラムである。 モンテカルロ囲碁の特徴について同記事でいくつか書かれている(pp.70-71)ので引用すると、 Crazy Stone も含め,モンテカルロ囲碁の打ち方には非常に特

    モンテカルロ囲碁は必ず半目勝ちを目指す - 武蔵野日記
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