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ブックマーク / mediaprobe.co.jp (8)

  • Blog on Digital Media › “ヒトへの課金”に向かうメディア コンテンツ課金型ペイウォール批判

    国内外で、メディアの中心価値を“ヒト”に置く動きが顕在化してきた。 スター執筆者を軸にした独立型メディア、執筆者を購読するメディアなどが動き出す。 メディア企業がヒトを軸とした課金制に向かうヒントを述べる。 「メディアのコンテンツ課金 新たなブレークスルーの出現」で、米国の人気政治コラムニストが大手メディア Beast 傘下を離れ、自ら課金ブログメディアをスタートしたケースを取り上げました。 この現象は、大規模なアクセスを集めるメディアサイトでない限り、市場の大きい米国においても広告収入で自立することは難しく、その結果、広告収入確保のためには広く耳目を集めるようなメディア運営に偏らざるを得ないメディアの“悩み”の存在を示唆します。 であれば、広告に代わる効果的な課金手法が求められます。 課金は古くて新しい課題です。しかし、成功の方程式が定まったとはいえません。 さらに、課金への

  • Blog on Digital Media › 「ウェブサイトでもない、雑誌でもない、本でもなく」 “超小型出版”がメディアを革新する時

    クレイグ・モド氏の『超小型出版』の出版が引き金ともなり、 難易度が高かったアプリ出版に改めてハイライトが当たる。 プロフェッショナル化が進行した先行市場を 覆しかねない可能性が、そこに見えてくる。 Web、電子書籍、そしてアプリ。それぞれ異なる系統樹から誕生したデジタルメディア形式がクロスボーダー化しています。 これが、筆者がたびたび述べてきたデジタルメディアをめぐる情勢論の中心です。 Web には、“ページ”という概念が実は希薄であり、スクロール可能な巻物的な表現形式が質的に得意です。また、“リンク”という Web ならではの強力無比な機能により、良くも悪くも融通無碍な情報ナビゲーションや表現を実現してきました。 では、後の二者、すなわち電子書籍やアプリという形式はどうかといえば、現実界にある書籍や雑誌的なナビゲーション、表現を再現するのに適した発展をしてきたといえそうです。

  • Blog on Digital Media › プラットフォーマーが見過ごした領域 電子書籍マイクロマーケティング

    電子書籍のトレンドは、書籍単品のマイクロマーケティングを加速する可能性がある 稿は、書籍の口コミ、マイクロマーケティングの仕組みを構想しながら Amazon らプラットフォーマーの弱点にも論及する 先日、光栄にもある著作の贈呈(献)を受けました。 ときどき、このような僥倖に恵まれますが、最近、そのような機会のたびに考えることがあります。 著作の贈呈には、“しかるべき人”を介して話題にのぼったり書評コンテンツが現われるなどマーケティング効果を期待している側面があります。 考えることとは、書籍のような究極の単品もののマーケティング効果をいか高めるか、その仕組みについてです。 出版不況が以前からいわれていますが、出版点数ではピーク時をさすがに多少下回ってはいるものの、依然として大きな減少を見せていません(たとえば → 「書籍・雑誌発行推移」表 )。つまり、出版意欲にかげりはないので

  • Blog on Digital Media › メディア戦略 これからの20年を展望する

    つねに“いま”を走り続けなければならないビジネス環境。 しかし、縛り付けられている“いま”を離れ将来を展望できるとすれば? これからのメディアに求められる価値観について、 長期にわたり指針とすべきオピニオンを紹介しよう。 このブログでは、デジタルメディアの最前線に伴走し、時には過去を振り返り、そして時に未来を展望しようとします。 ブロガー Ben Elowitz 氏は、継続的な起業家で、現在はメディアを起点に発する口コミを集約するプラットフォームビジネスを手がけます。 それとは並行してメディアビジネスに関するオピニオンを発信しており、紹介する「The 20 Year Strategy for Media(メディアの20年戦略)」 も、そのエントリのひとつです。 “今年の業績は?”“来期の事業計画策定は?”“今後5ヵ年の戦略ロードマップは?” このような日々継続する事項から離れ自

  • Blog on Digital Media › 「さようなら、ページビュー」 Webメディアの経済モデルが変わる

    広告経済の低迷と、従来型の広告を嫌うトレンドが、新たな兆候を見せている ソーシャルメディアに象徴的なストリーム型メディアは、 堅固だったページビュー型経済モデルを揺るがせつつ Web メディアに新たな流れをもたらすのだろうか? 「広告はクールじゃない」——。 実在する人物でもあるショーン・パーカーとそう語り合うのは、スクリーン中の Facebook CEO マーク・ザッカーバーグです(映画「ソーシャル・ネットワーク」)。 Facebook がようやく成長軌道を描きはじめた時、映画はパーカーに「(ビジネスに走って)パーティーを11時に終わらせるんじゃない」とも言わせています。 いずれも、広告ビジネス開始によって成長にブレーキがかかったり、ユーザーの離反を招くことを良しとしない西海岸的雰囲気をよく伝えるシーンがそこにあります。 出典:Flims Goes With Netアメリカ

  • Blog on Digital Media › 揺らぐ“コンテンツファースト”の法則。 アプリは再びメディアを活性化するか?

    検索エンジンを軸に形づくられてきた“Web の常識”。 その常識は、ソーシャルとアプリの普及で変化を見せる 稿では、Web とアプリとの間の断絶を検討する Web が、メディアを運ぶプラットフォームとしての可能性をもたらしてからおよそ15年が経ちました。 15年の間に、Web はメディア消費のスタイルにおいてさまざまな断絶的な変化をもたらしました。 中でも、最も著しい変化と筆者が考えるのが、検索エンジンを介してコンテンツへと到達するメディア消費スタイルです。 しかし、検索エンジンがあたかも“神”であるかのように振る舞ってきた時代に、転機が訪れています。 ひとつは、ソーシャルメディアという検索エンジンが入り込みにくい世界が膨張していること。 もうひとつが、モバイルデバイスで浸透をしているアプリ型メディアです。 これらいずれもが、15年にわたり築かれてきた Web の常識を覆

  • Blog on Digital Media › 技術と編集の距離を縮めイノベーションを誘因せよ 伊藤穣一氏インタビュー 「メディア 自ら技術磨け」

    米 MIT メディアラボ所長であり、先ごろ New York Times 社外役員に就任した 伊藤穣一氏が新聞メディアをめぐるインタビューに答えた。 新聞メディアのイノベーションの可能性をどう見ているのか。 特に、メディアとテクノロジーの関わり方について、そのオピニオンを紹介しよう。 当メディアプローブ株式会社の社外役員でもある、MITメディアラボ所長の伊藤穣一氏のインタビューが、日経産業新聞に掲載されました(「MIT メディアラボ 伊藤所長に聞く メディア 自ら技術磨け」2012.07.18)。 同氏は、最近米 New York Times の社外役員にも就任し話題となりました(「デジタルガレージ共同創業者 伊藤穰一が New York Times 社の社外取締役に就任」 )。 伊藤氏の New York Times の取締役就任を報じる地元メディア via kwout 紹介する

  • Blog on Digital Media › 劣化するWebメディアの“ユーザー体験” デジタルメディアは印刷メディアに学ぶべきなのか?

    収集のつかないくらい取り散らかった Web  メディアのデザインは、 ユーザーの集中を阻み、“メディア体験”を蝕む このままでは、 印刷メディアを克服したとする Web メディアも、 読者に“ノー”と言われる時がやってくるかもしれない Web(メディアの)ページは、あまりに多くユーザーへの接触点を盛り込んで取り散らかってしまい、読者はコンテンツに集中することができない。 こう語るのは、米国でブログ、ビデオなど多くのソーシャル型コンテンツをネットワークするメディア企業 SAY Media の CEO、Matt Sachez 氏です。 Ad Age DIGITAL 掲載記事「Take a Lesson from Print Media: Clean Up Web Layouts」(印刷媒体から学べ:Webページのレイアウトを片付けろ)で、氏は昨今のデジタルメディアが生み出す“体験”が

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