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ブックマーク / www.shinmai.co.jp (40)

  • 信濃毎日新聞[信毎web] アニメ「おねがい☆ツインズ」木崎湖で「聖地巡礼ツーリング」

    大町市木崎湖を舞台にしたアニメと自転車ファンの集い「木崎湖サイクリストミーティング」が31日、木崎湖周辺で始まった。放映10周年を迎えたアニメ「おねがい☆ツインズ」などのゆかりの地を訪ねる「聖地巡礼」にツーリングを組み合わせるファンが増えており、自転車、ウエア、出版などの関係者でつくる実行委が初めて企画した。 集いに協力する自転車仲間の同人誌「ロングライダース」編集長の内田仁さん(51)=神奈川県鎌倉市=によると、アニメヒロインなどをあしらった自転車ウエアが「近年、爆発的に売れるようになってきた」。そんなファンらが聖地の木崎湖でウエアを着て、アニメ柄の自転車に乗ると「劇中の脇役に加われる感覚がある」といい、自転車での来訪が増えていると話す。 集いは、趣味で一緒にツーリングに出掛けるなど交流のあった異業種の仲間が10周年を機に実行委をつくり、木崎湖の地元とも協力して実現。ウエア開発などを

  • 信濃毎日新聞[信毎web] 被害者の実名 思いを共有するために

    アルジェリアで起きた人質事件で政府は、被害者の氏名の発表を渋っている。 世界を揺るがせた事件である。手口は残忍極まりない。 どんな人が巻き込まれ犠牲になったかの情報は、事件当の姿を知る上で欠かせない。テロ対策を進めるためにも必要だ。可能な限り早いタイミングで氏名を公表するよう政府に求める。 「日揮の皆さんと相談して、公表は避けていただきたいとのことだった」。公表しない理由を問われ菅義偉官房長官は述べている。 亡くなった人、辛くも命を取り留めた人、その家族…。厳しい状況を強いられた人たちだ。取材、報道によってさらなる負担をかけるのは、何とも忍びない。 こんな中で、実名発表を求める趣旨の社説を書く必要が当にあるのか―。楽屋話をお許しいただけば、論説委員の会議でも問題提起があった。 それでもここでは、実名発表を求めたい。いちばんの理由は、事件の実態に迫るのに欠かせない情報だと思

  • 信濃毎日新聞[信毎web] 松本の図書館「本の福袋」貸し出し 新たなジャンル読む機会に

    市中央図書館など同市立図書館全11館は新年に合わせ、3冊を中身が分からないよう新聞紙で包んだ「の福袋」を貸し出している。計370袋用意し、包装に貼ったヒントを参考に1人1袋ずつ選んでもらう。中身が分からないことで、普段手に取らない分野のとの出合いが生まれるきっかけになればいいと、初めて企画した。 中央図書館は、昨年12月半ばから職員が手分けして113袋を用意。「キラキラ」「オンナノコノキモチ」「おいしすぎ」といったヒントを書いたラベルが、想像力をかきたてる。いろいろな世代の教科書に採用された話のを包んだという同館職員の宮田鮎美さん(25)は「との出合いを家族みんなで楽しんでほしい」と話す。 5日に長女理桜(りお)さん(7)、次女理咲(りさ)ちゃん(4)を連れて来館した松市沢村1の会社員岩波洋一さん(36)は「読んだことのないジャンルに触れる機会になっていい」。理桜さんと

  • 信濃毎日新聞[信毎web] 軽井沢町立図書館の新館長に元NHKアナ青木さん

    北佐久郡軽井沢町は、来年4月に中軽井沢図書館を新設して現館との2館体制となる町立図書館の新館長に、元NHKアナウンサーで軽井沢朗読館館長の青木裕子さん(62)=東京都杉並区=を来年1月1日付で任命する。藤巻進町長が6日、町議会全員協議会で説明した。青木さんは町の嘱託職員となる。 青木さんは北九州市生まれ。津田塾大国際関係学科を卒業し、1973(昭和48)年NHKに入った。定年退職した2010年、軽井沢町長倉に私費で軽井沢朗読館を開設した。 青木さんは全協で「びっくりしたが、楽しい夢が広がったので引き受けることにした」と笑顔であいさつ。さらに、朗読活動で全国各地の図書館などを回ってきた経験を話し、「どうやったら人の心をつかむような読み聞かせができるか、聞かせてほしいとも言われた。(新図書館で)研修会もできるといい」とアイデアの一端を披露した。 さらに、新館はしなの鉄道中軽井沢駅前にでき

  • 信濃毎日新聞[信毎web] 茶臼山動物園にモノレール建設開始 来年4月めどに開業

    長野市篠ノ井の茶臼山で19日、市茶臼山動物園北口と最寄り駐車場を結ぶモノレール建設作業が始まった。動物園には南口と北口があり、駐車場との高低差がない南口に比べ、駐車場から約40メートル高い場所にある北口は利用が少ない。モノレールで北口の入場を楽にし、隣接する市の自然植物園、恐竜公園にも行きやすくする。この日は乗り場となる旧市茶臼山自然史館周辺の木を伐採。今後レール取り付けなどを行い、来年4月をめどに運行を始める計画だ。 市公園緑地課によると、モノレールは25人乗り1両編成で、高さ、幅とも約2メートル、長さ4メートル。ルートは同動物園北口と同館西側を結ぶ約176メートル=地図。この区間には歩道があるが、傾斜が急で車いすやベビーカーで通るのは難しく、冬は通行禁止にしている。 片道約5分間で、エレベーターのように乗務員がいなくても自動運行できる。車いすに乗ったまま乗降できる。 市は、年度

  • 信濃毎日新聞[信毎web] 羽田国交相、出馬断念へ 衆院長野3区 民主の脱世襲徹底で

    衆院選長野3区への転身出馬の意向を示していた羽田雄一郎国土交通相(45)=参院県区=が、民主党の「脱世襲政治」徹底を受け、次期衆院選への立候補を断念する方針を固めたことが19日、複数の関係者への取材で分かった。県連や支持者らと最終調整を図った上で、20日にも記者会見で正式発表する見込みだ。 党公認が得られない場合、無所属でも出馬する意向を周辺に示していた羽田国交相の出馬断念で、3区の選挙構図は大きく変わることになる。県連は地元の意向も踏まえ、早急に別の候補選定と公認手続きに入るとみられる。 16日の衆院解散で引退した父の羽田孜元首相(77)の後援会「千曲会」は19日、東御市内で後継を選ぶ検討委員会を開き、長男の雄一郎氏を「3区の後継として最適任」と全会一致で決定。同氏は同日夜、信濃毎日新聞の取材に「後援会の決定に感謝しているが、党や一線で戦っている同志(同党の衆院選立候補予定者)に迷惑

  • 信濃毎日新聞[信毎web] 飯田の遠山森林鉄道、40年ぶりに機関車走る

    遠山郷と呼ばれる飯田市上村、南信濃両地区で木材運搬などに使われた遠山森林鉄道の復元に取り組む「夢をつなごう遠山森林鉄道の会」は17日、同市南信濃木沢の多目的施設「梨元ていしゃば」に復元したレールに機関車を走らせた。県内外から会員ら約50人が集まり、約40年ぶりに走る機関車を見守った。 昨年1月に結成された同会の活動報告会に合わせて試運転をした。レールの長さは約100メートル。ディーゼル機関車に乗り込んだ副会長の松下勇さん(60)=飯田市南信濃=がエンジンをかけてアクセルを踏み込むと、機関車はゆっくりと前進。見守った会員らから拍手が起こった。 営林署員として鉄道の保線に携わった白沢秋人さん(83)=同=は「もう一度動くのを見るのが夢だった。みんなで協力したからできた」と感慨深げに話した。 約400メートルを目標にさらにレールを延ばす予定だ。会長の前沢憲道さん(64)=同=は「鉄道ファン

  • 信濃毎日新聞[信毎web] 大町の「塩の道博物館」、運営会社が解散 有志ら存続の道を模索

    大町市の市街地観光の拠点になっている旧塩問屋「塩の道博物館」の運営会社が、経営難などから10月に解散した。博物館は今も開館しているが、所有者との正式な賃貸契約がない状態で、市が同社に委託していた併設の「流鏑馬(やぶさめ)会館」の運営も宙に浮いている。30年にわたって市民の手で保存してきた貴重な歴史遺産だけに、有志らは存続の道を模索している。 建物は、江戸時代に日海と松地方を結ぶ「塩の道」(旧千国街道)の中継点として塩問屋を営んだ平林家の母屋と土蔵群だ。1980(昭和55)年に取り壊し計画が浮上し、81年に保存を望む市民らが「大町の歴史的環境を保存する会」を結成。82年に有志が株式会社「塩の道博物館」を設立し、資料展示施設として開館した。 2000年になって市が土蔵の一つ、みそ蔵を買い取って市内の神事「子ども流鏑馬」を紹介する流鏑馬会館に改装。同社は、博物館との一体運営を前提に同会館

  • 信濃毎日新聞[信毎web] 飯田線無人化さらに4駅 JR東海が伊那・飯田市に打診

    JR東海が検討している上下伊那地方の飯田線有人駅の無人化で、同社は2日午前、飯田市の元善光寺駅と鼎(かなえ)駅、伊那市の伊那北駅と沢渡(さわんど)駅もそれぞれ無人化する方針を両市に伝えた。同地方の有人駅12駅(辰野駅を除く)のうち、同社による無人化の検討対象は1日までに分かった5駅に加え9駅となった。 同社の担当者が各市役所を訪れ、非公開の場で伝えた。両市によると、同社側は乗客人数の減少などを理由に来年4月1日から態勢を変更する―と説明。地元側が人件費などを負担して駅員を維持するか、無人化を受け入れるかの判断も求めたという。伊那市役所で、同社の担当者は取材に「広報部を通してほしい」と述べた。 公務で県外に出張中の牧野光朗飯田市長は2日、「地域住民、利用者への影響に考慮し、関係町村と今後の対応について協議したい。JR東海には飯田線の重要性についてさらなる理解を求めていく」とのコメントを出

  • 信濃毎日新聞[信毎web] 「熊が出たから車に乗って」小学生に声掛ける

    長野市教委は19日、同市信更町で18日に下校途中の小学生が、男から「熊が出たらしいから車に乗るように」と声を掛けられたとして、市内の小中学校や保護者に注意を呼び掛けた。男から声を掛けられたのは小学5、6年生の4人。男は東京の多摩ナンバーの車に乗っていたという。 市教委によると、現場は人通りの少ない道路。男は40代ぐらいで眼鏡をかけていた。児童は男に返事をせずに帰宅。児童から話を聞いた保護者が小学校に連絡した。 同市では5日、市街地に熊が出没。近くの少なくとも13の小中学校で、教員が付き添って集団下校するなどの対策を取った。同市信更支所によると、18日に熊の目撃情報はなかったという。市教委学校教育課は「知らない人の誘いに乗らないという基を守ってほしい」としている。 10月20日(土)の県内ニュース アビリンピックが長野で開幕 304選手技能競う(10/20 15:00)長野死亡ひき逃げ

  • 信濃毎日新聞[信毎web] 駒ケ根の社長逮捕 コメ産地偽装疑い JAS法も適用

    駒ケ根市下市場の米穀集荷販売「橋商事」が、福島県産と青森県産を含むコメを「長野県産」と表示して販売していた問題で、駒ケ根署と県警生活環境課は27日午前、不正競争防止法違反(原産地を誤認させる行為)と日農林規格(JAS)法違反(不適正表示)の疑いで、同社社長の橋英雄容疑者(57)を逮捕した。 逮捕容疑は、1月28日~2月13日ごろ、福島県産あきたこまちの玄米を自社工場で精米し、「長野県産あきたこまち」と印刷された5キロ入りの袋に入れ、「単一原料米長野県産あきたこまち23年産」と印刷したラベルを貼り、2月2~21日の間に数回、大阪府内の通販業者に計40袋を約6万円で販売した疑い。 同署などによると、橋容疑者は容疑を認め、「大きな取引だったので成功させようと思った」と供述。注文が当初の約2倍の約50トンとなり、長野県産あきたこまちの新規調達が難しかったため、すぐに入手できた福島県産な

  • 信濃毎日新聞[信毎web] 長電屋代線跡地、鉄道施設を撤去へ 「現状での利用困難」

    長野電鉄(長野市)は24日までに、3月末で廃止した屋代線の跡地について、早ければ10月から線路や架線、駅舎などの鉄道施設の撤去作業に着手する意向を長野、須坂、千曲の沿線3市に伝えた。同社は昨年、鉄道施設を含めた跡地の一括無償譲渡を3市に申し入れたが、「今のままの状態での跡地利用は難しいと判断した」(企画部)と説明している。 跡地をめぐっては、須坂市と千曲市が両市内の跡地はそれぞれ全て譲り受け、道路などで活用することを検討。長野市は具体案を示していない。 須坂市の三木正夫市長が24日の定例会見で、長野電鉄から21日に撤去の意向が伝えられたと明らかにした。三木市長は同市内の跡地について、自動車道や自転車道など、道路として活用することを検討していると説明。譲渡受け入れの意向を伝える時期は、3市で歩調を合わせることが望ましいとの考えを示した。 3市にわたる旧屋代線は延長約24・4キロで、跡地

  • 信濃毎日新聞[信毎web] 長野新幹線開業15周年、ラッピング車両の運行始まる

    10月1日の長野新幹線開業15周年を記念し、「あさま」の車体に信州の名所や特産品のイラストをあしらった「ラッピング新幹線」の運行が23日から始まった。善光寺堂(長野市)や松城(松市)、リンゴなどのカラフルな絵柄が乗客の目を楽しませていた=写真。 第1便は午後3時11分長野発。8両編成の車体がホームに姿を現すと、JR東日のキャラクター「Suica(スイカ)ペンギン」が扮(ふん)する戦国武将真田幸村のイラストに「かわいいね」とカメラを向ける人もいた。飯山市の実家から神奈川県鎌倉市の自宅に戻る途中という会社員深堀広平さん(61)は、2年半後に迫った長野―金沢間の開業にも触れ、「(新幹線延伸を)魅力ある街づくりにつなげていってほしい」と話していた。 ラッピング車両は10月上旬まで1編成、その後12月下旬まで4編成が走る。運行予定は前日にJR東日のホームページで公表する。 09月24日

  • 信濃毎日新聞[信毎web] 包丁持ち伊那で高速バス乗車 山梨のSAで容疑者逮捕

    駒ケ根市発の東京・新宿行き高速バス内で包丁を持っていたとして、山梨県警は13日午前、銃刀法違反の疑いで東京都日野市、職業不詳小坂(おさか)達也容疑者(34)を現行犯逮捕した。同容疑者は伊那市出身で、実家の家族が「帰省中の息子が人を殺すと言って高速バスに乗った」と伊那署に通報。連絡を受けた山梨県警の捜査員が、同県内の中央道サービスエリアにバスが駐車した際に逮捕した。バスにはほかに乗客21人と運転手がいたが、けがはなかった。 逮捕容疑は、同日午前9時51分ごろ、山梨県甲斐市の中央道上り線双葉サービスエリアに休憩のため駐車していた山梨交通バスの車内で、刃渡り約20センチの包丁を正当な理由なく所持していた疑い。伊那署によると、容疑を認めている。身柄を同署に移し、動機などを調べている。 同署によると、同日午前8時40分ごろ、母親から通報があった。小坂容疑者は伊那インター前バス停から乗車。包丁は手

  • 信濃毎日新聞[信毎web] 北ア南部の山岳診療所、松本市長が公的支援検討へ

    市の菅谷昭市長は10日の市議会一般質問で、北アルプス南部にある同市の山岳診療所に公的支援を検討する考えを示した。中高年登山者や遭難事故の増加などで医師の負担感が増す半面、ボランティアによる運営で医師確保などに悩む診療所もあり、山岳観光地の「岳都松」として支えたいという。 松市が撮影地になって放映中の北アルプスの山岳診療所を舞台にしたテレビドラマのエキストラを体験し、山岳診療所の実情に関心を抱いたという男性市議が質問。医師でもある菅谷市長は答弁で、「山岳診療所の役割は極めて重要。山を愛する人の善意と献身的な努力、使命感のみで運営されているといっても過言ではない」とし、公的支援に前向きな認識を示した。具体的には、1診療所当たり年15万円を支援する岐阜県高山市の例などを参考に、山岳診療所がある県内の他自治体にも協力を呼び掛け国や県にも支援の必要性を訴えるという。 2011年度に計約千

  • 信濃毎日新聞[信毎web] 所有者不明でも空き家解体 小谷村、条例化へ

    北安曇郡小谷村が、倒壊して周囲に危険を及ぼす恐れがある空き家について、所有者が特定できなくても村が取り壊せるとの条項を盛り込んだ「村空き家等の適正管理に関する条例」の制定を目指している。過疎化の進展とともに、傷みが進んだ空き家の扱いが課題となっているためだが、財産権との兼ね合いで実際の運用には慎重さを求める声もある。【関連記事○面に】 国土交通省によると全国73の県、市町村に同様の条例があるが、「所有者不明でも解体できる規定は聞いたことがない」としている。県内では、飯山市が9月定例市議会に条例案を提出している。 小谷村は開会中の村議会9月定例会に同条例案を提出した。倒壊などで人命や周辺財産に被害を与えかねない空き家を「管理不全な状態」と位置付け、所有者らに適正管理を要請。従わない場合、行政代執行法に基づき、公告の上で解体などを行うとした。さらに、村長が所有者を知ることができない場合、「

  • 信濃毎日新聞[信毎web] 長野以北の在来線引き継ぎ費用、県と3市町の負担額固まる

    第三セクター・しなの鉄道(上田市)が、北陸新幹線金沢延伸開業(2014年度末)後に信越線長野以北の経営を引き継ぐために必要な設備投資と開業準備費用計24億円(見込み)のうち、県と沿線3市町の負担額が6日までに固まった。しなの鉄道への出資割合を参考に、県が約13億4千万円、長野市が約2億円、上水内郡信濃町が約4200万円、同郡飯綱町が約2800万円を負担する=表。 県などでつくる協議会が3月に決めた経営基計画は、設備投資と開業準備費用を24億円程度と想定。3分の1の8億円程度をしなの鉄道が負担し、残りの16億円程度を県と3市町の補助・出資で賄う―としていた。 県新幹線・在来線企画室によると、しなの鉄道への出資割合(県75%、沿線市町15%、民間10%)を基に、人口や駅の数も参考にしながら負担割合を県83・30%、長野市12・30%、信濃町2・65%、飯綱町1・75%―とした。 県と沿

  • 信濃毎日新聞[信毎web] 上田市の浦里小校舎全焼 1924年建築の木造旧管理棟も

    5日午後10時すぎ、上田市浦野の市立浦里小学校(滝沢俊明校長)の校舎が燃えていると119番通報があった。上田広域消防部が消火活動に当たったが、ともに2階建てで木造の旧管理棟(旧校舎)=延べ床面積1130平方メートル余=と北校舎=同1020平方メートル余=を全焼、6日午前0時10分ごろに消し止められた。けが人はおらず、上田署などが出火原因を調べている。 上田市は母袋創一市長を部長とする浦里小学校火災対策部を設置。同部と滝沢校長は、同小を6日は休校にすることを決めた。 現場は、上田市街地から小県郡青木村へ向かう国道143号の北側。市教委によるとこの日は教員研修のため休校で、授業はなかった。夜間は普段は誰もいない。地元の複数の目撃者によると、現在は使われていない旧管理棟と北校舎のそれぞれの東端から燃え広がったように見えたという。北校舎には1~3年生の教室と図書館、南校舎に4~6年生の

  • 信濃毎日新聞[信毎web] JR東日本、「スーパーあずさ」新型車両導入の検討着手

    JR東日が中央東線特急「スーパーあずさ」の新型車両導入の検討に着手したことが31日、分かった。一方、JR東海は開発中のリニア新型試験車両「L0(エルゼロ)系」を年内にも山梨実験線に投入、来年末からの格試験走行に向けて調整を始める方針も判明。2027年のリニア中央新幹線東京―名古屋開業後、競合する両路線は、快適性やスピードなどをめぐり、技術面でも競うことになる。 「あずさ」より停車駅の少ないスーパーあずさは1994年にデビュー。採用車両E351系は、カーブでも速度を落とさずに走れる「制御付き自然振り子構造」をJR東日で初めて採用。松―新宿を最速2時間25分で結ぶ。だが、さらに高速化するには都内の立川―三鷹間の複々線化、急カーブが多い甲府―高尾間の路線改良が必要で、財源のめどは立っていない。 同社はこうした中、快適性を高めることでリニアに対抗していく構え。新型車両では乗り心地や静粛

  • 信濃毎日新聞[信毎web] 南長野運動公園のJ1仕様改修費80億円 長野市が示す

    長野市は28日、日フットボールリーグ(JFL)のAC長野パルセイロ(長野市)のJリーグ昇格に必要なスタジアム整備に向け、ホームの南長野運動公園総合球技場(長野市篠ノ井東福寺)の改修の概算総事業費として80億円を要すると明らかにした。当初は60億円と試算したが、1万5千人収容などJリーグ1部(J1)仕様とするためのスタンド増設などで事業費が大幅に膨らむと見込んだ。 市が市議会側に示した説明資料によると、計画ではメーン、バックスタンドをそれぞれ約5千人収容の観客席に改修。現行の同球技場グラウンドは縦154メートル、横80メートルだが、縦を約130メートルに狭め、その分、ゴール裏に計5千人収容のサイドスタンドを増設する。Jリーグの基準に沿って、メーンスタンドを覆う屋根も設置。現在約900台収容の駐車場は再整備し、約1400台分を確保する。 概算総事業費の内訳は、同球技場の体工事費に69億