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ブックマーク / hardware.srad.jp (43)

  • ムーアの法則は2020年で終了 | スラド ハードウェア

    元IntelのチーフIA32アーキテクトで、現在は米国防高等研究計画局(DARPA)でマイクロシステム技術研究室(MTO)のディレクターを務めるRobert Colwell氏が、ムーアの法則は早ければ2020年に終わるとHOT CHIPS 25の基調講演で述べたそうだ(EE Times Japanの記事、 EE Timesの記事、 マイナビニュースの記事)。 Colwell氏はムーアの法則が終わる日が来る一番早い時期として2020年を選び、「2022年とすることもできるが、それが7nmなのか5nmなのかが重要だ」と述べたとのこと。EE Timesの記事では、リソグラフィ技術の進歩に陰りがみられ、プロセスの微細化が限界に近づいているという技術的な要因と共に潤沢な開発資金を得られるか不透明という経済的な問題も示唆されている。半世紀近くの間、コンピュータ業界はこの一つの法則にとらわれてきたわけだ

  • プログラミングにおすすめのディスプレイは? | スラド ハードウェア

    プログラミングやソフト開発専用に、大きなディスプレイを1つ(あるいは2つ)欲しいんだ。価格は安く済ませたいところだけど、解像度はなるべく高いほうがいい。WQHDでいいやつがなければ、フルHDの24インチでもいいかなって思う。韓国の27インチノーブランドディスプレイの話もよく聞くけど、他にどういうのがあるだろう。ディスプレイに関しては事情通のみんな、最近はどんなディスプレイを使ってる? なお、家では「27インチの2560x1440が良い。30インチだとでかすぎる」「1枚より2枚で使ったほうがいい」「ノングレアのIPSでキマリ」「目先の金をケチらずに1000ドルくらいの高いのを買ったほうが結果的に安く付くぞ」などの意見が出ている。 韓国のノーブランドというのは、eBayなどに出品されている聞いたこともないローカルブランドのディスプレイ。韓国から国内向けの製品を直送しているようで、英語のマニュ

  • ビットコインの採掘、資本を投じてカスタムチップを装備しなければ勝てなくなる | スラド ハードウェア

    10分間の送金などの記録データがブロックに書き込まれます。 ブロックの内容は偽造が不可能で、物の検証が出来ます。 ブロックは、公開の状態に置かれて共有されます。 これが、計算力を駆使して行われていることです。 つまり、銀行システムの運営と思って良いかな? このビットコインの送金管理システムが、ビットコインの価値ですね。 このシステムは、中央管理なしで行われ、送金管理システムには、 誰でも参加することができます。 偽造不可能で、物の検証が可能で、データが公開に置かれる、 送金システム自体に価値があると思われます。 言ってみれば、共有かつ公開の銀行システムのような感じ。 そうして、そのような送金の管理システムの単位:ブロックの生成は 価値があることなので、ブロックの生成に対して、一定のビットコインが 与えられます。 ブロックによる送金管理システムが、ビットコインの価値になります。 システム

  • 61年前に製造されたデジタルコンピューターが英国で再起動 | スラド ハードウェア

    3年間の修復作業を経て、61年前に製造されたHarwell Dekatron(WITCH)コンピューターが英国のThe National Museum of Computing(TNMOC)で11月20日に再起動したそうだ(ニュースリリース、 The Registerの記事、 Wired.jpの記事、 CNN.co.jpの記事)。 828のデカトロン管と480個のリレーを使用するHarwell Dekatronの重量は2.5トン。1951年にハーウェル原子力研究所で使用するために作られた。1957年には教育用としてWolverhampton and Staffordshire Technical Collegeに譲渡され、WITCH(Wolverhampton Instrument for Teaching Computation from Harwell)と呼ばれるようになった。197

  • Foxconn、米国に工場を建設する計画 | スラド ハードウェア

    中国iPhoneなどの生産を行っていることで知られるFoxconnが、今度は米国での工場建設を計画しているらしい。市場動向に詳しいアナリストによれば、デトロイトやロサンゼルスといった都市が候補にあがっているようだ(家/.、Forbes記事、Digi Times記事)。 米国のプラントでは、自動化が進み組み立てが比較的楽な液晶TVの生産を行うことになるだろうとのこと。つまり、米国人にとっては屈辱的な話となるが、複雑なApple製品の組み立ては無理だとみているようだ。 FoxconnのTerry Guo会長は、米国のエンジニアらを台湾または中国に呼び寄せ訓練プログラムを受けさせる計画があることを明かしている。エンジニアらは、訓練プログラムを通じて、中国語を学んだり、直に製造工程を体験することになる。Foxconnは既にマサチューセッツ工科大学と同プログラムの開発について協議を始めているとの

  • 進むITの省エネ。切り札は高圧直流給電? | スラド ハードウェア

    先日開催されたCEATEC JAPAN 2012にて、高圧直流給電(HVDC)を採用した電源システムがグリーンITアワード2012の最高賞である経済産業大臣賞を受賞した(プレスリリース)。 講評として審査委員長の荒川靖彦氏は「省電力のニーズが高まる中で、ますます使用電力の削減が求められるデータセンターやサーバー等のIT機器に関する業績を高く評価した」と述べている。 これはさくらインターネット石狩データセンタで外気冷房などの他に省エネシステムとして試験導入されているもので、(Internet Watchによるレポート)、従来のデータセンタの電源に比べ、およそ10%~30%程度、電源効率を向上しているらしい。こう言った特性から今回受賞した各社に限らず、HVDCは世界中のIT各社が協議会を作るなどして研究を重ねている。 一方、家庭でもDCの方が都合が良いケースも増えている。IT機器はその簡便さと

  • eneloop ブランド存続決定 | スラド ハードウェア

    パナソニックは5日、充電式ニッケル水素電池「eneloop(エネループ)」の販売を、2013年4月以降も継続する方針を明らかにした(朝日新聞デジタルの記事、 毎日jpの記事、 TOKYO Webの記事)。 eneloopは完全子会社化した三洋電機の商品。同社は三洋電気ブランドの整理を進めており、2013年4月以降は自社商品「EVOLTA」に一化する予定だったが、eneloopの知名度が高いことから継続を決めたとのこと。4月からはeneloopもパナソニックが販売し、両製品合わせて世界シェア1位を目指す。 特性を理解して使えばとても便利に使える充電式ニッケル水素電池。このまま家庭用は、パナソニックの独走か?

  • 10月1日午後、東京電力の電力受給率が95%を突破 | スラド ハードウェア

    まず、10/1の受給率は東電の発表によると、94%(4,158万kw/4,395万kw) [tepco.co.jp]となっている。 タレこみ人と編集者は、どうして裏を取らずにタレこんだり掲載したのだろうか? 今週の東京電力の電気予報を見ると、受給率を93%になるように調整している。 非公式のtwitter bot [twitter.com]のtweetを見ると、その更新状況がよくわかる。 東京電力 でんき予報 (非公式) @denkiyohou 明日(水)の東京電力でんき予報は17:00~18:00ピーク、約3800万kW/4062万kW(93%)と見られています。 今日(火)の東京電力でんき予報が17:00~18:00ピーク、約3850万kW/4107万kW(93%)に再更新されました。 今日(火)の東京電力でんき予報が17:00~18:00ピーク、約3740万kW/4002万kW(93

  • 台湾Nanya Technology(ELIXIR)が汎用DRAM事業から撤退 | スラド ハードウェア

    ELIXIRブランドで知られる台湾Nanya Technologyが、汎用DRAM事業からの撤退を発表した。 現地報道によると、Nanya Technologyはグループ親会社より約10億米ドル(296億NT$)の救済資金を得ているとのこと。業界紙ではMicronに売却するとの噂が広がっている。 独のキマンダ、日のエルピーダに続いて、Nanyaも事業撤退を迫られたこととなった。これでSamsung/Hynix/Micron/Elpida/Nanya/Qimonda という世界6大ファウンダリの半数が退場することとなる。

  • 米国のCO2排出量が大幅に減少、得られた教訓とは | スラド ハードウェア

    米国の二酸化炭素排出量が大幅に減少しており、この20年間でもっとも低い水準となっているという。これは政治主導による結果ではなく、発電所が石炭の使用から資源が潤沢で安い天然ガスの使用に移行していることが背景にある(家/.、AP記事)。 ペンシルバニア州立大学地球システム科学センターの Michael Mann所長によれば、これは、地球温暖化問題への取り組みに関して「結局、人は財布に従う」ことを示しているとのこと。コロラド大学のRoger Pielke Jr.氏は、「ここにとても明白な教訓が示された。よりクリーンなエネルギー源を安くすることで、汚染源と置き換えられることを示している」と述べている。

  • SSDキャッシュドライブ、今後はブームになる? | スラド ハードウェア

    SSDをHDDのキャッシュとして使いパフォーマンスを向上させる「SSDキャッシュソリューション」はSSD市場を広げるのに一役買うだろうか?(家/.)。 SSDが消費者市場に登場した当時はそのパフォーマンスの良さから数年内にハードディスクドライブを置き換えると予測する者もいた。しかし、いまのところSSDが搭載されているのはハイグレードなマシンに限られており、コスト意識の高い消費者やOEM業者にとってはSSDは高パフォーマンスであってもやはり高価格であり、容量も十分とは言えない。 これに代わる策として出てきたのが、SSDキャッシュドライブである。SSDキャッシュドライブは20~60GのNANDフラッシュメモリとハードディスクをセットにし、頻繁にアクセスされるファイルやアプリケーションをSSDにキャッシュしてパフォーマンスを向上させるソリューションである。 キャッシュされるにはソフトウェアを何

  • 3Dプリンタ技術の向上は銃規制や特許を無効化する? | スラド ハードウェア

    「銃器を3Dプリンタを使って個人で自作」の話題が、意外なところまで波紋を広げている。3Dプリンタの発展によって個人でさまざまなものが簡単に製作できるようになった。しかし、銃器のように法的にその開発に制限があり、個人では技術的に作成が難しかったものまで簡単に作れる可能性が高まってきたことが、議論となっている(reason.com、家/.)。 この銃器の問題と同じような課題を抱えている分野がある。採算性の低い「希少疾病用医薬品」の開発だ。 グラスゴー大学の研究者が、(熱溶解積層法タイプの)3Dプリンタで化学物質を印刷し、化学反応を起こすことに成功した。この技術は高価で需要の少ない「希少疾病用医薬品」の価格を下げる可能性のある素晴らしいものだが、半面、法的に禁止されている「合成麻薬」を個人でも作れてしまう可能性も示唆しているという(BLOGOS)。 家タレコミ人は、3Dプリンティング技術の向

  • 経団連会長、政府が提示した「脱原発依存」明記の再生戦略に猛反発 | スラド ハードウェア

    昨日の国家戦略会議において政府側が示した再生戦略に脱原発依存が明記されていたらしく、経団連の会長自らが猛反発したらしい(日経の記事)。成長戦略に盛り込まれた経済成長率のベースにはエネルギー消費増が伴うのだから電力も不足するのは当然、だから脱原発はあり得ないとの主張らしい。

  • 銃器を3Dプリンタを使って個人で自作 | スラド ハードウェア

    自動小銃「M16の愛好家が、市販の22口径拳銃キットと3Dプリンタで自作した部品を組み合わせ、オリジナルのM16を作り出したそうだ。3Dプリンタの利用はあらゆる分野に広がっているが、完全動作する銃器の個人自作に使用されたのはこれが初めてだろう(EXTREMETECH、UNFFPOST TECH、gizmag、AR15.COM、HaveBlue氏ブログ、家/.)。 3Dプリンタで製作された野は、銃器のマガジンやトリガーを含む機関部を収めるレシーバー部。材質はプラスチック(ABS)だ。この3Dプリンタで製造された銃器は、200発を超える射撃に耐え、射撃したことによる自作レシーバー部の摩耗は見られなかったという。 いっぽう、問題点もいくつか指摘されている。まず米国内のアメリカの銃規制法ではレシーバーは銃器と見なされる点だ。正式に市販されているものには個別にシリアル番号が印刷されて管理されている

  • 最大100WのUSB給電規格、USB PDの策定完了 | スラド ハードウェア

    USB 3.0 Promoter Groupは、USB 2.0 Promoter Groupと共同で、最大100Wの給電が可能な新規格「USB Power Delivery(USB PD)」の策定を完了した(USB.org - USB Power Delivery、 プレスリリース: PDF、 Engadget日版の記事)。 USBの給電端子としての需要増に対応するためのもので、5Vに加えて12Vと20Vの出力が可能。標準A/B端子で100Wまで、Micro-B/AB端子で60Wまで給電できるとのこと。接続時の出力電圧は5Vで、電源ラインを使用したネゴシエーションにより電圧が調整される。また、給電方向は固定されておらず、給電可能な側から自動で給電を行うといった処理も可能だ。1.5A以上または5V以上を出力するには対応ケーブルが必要となる。

  • 自作パンチカードリーダーで昔のパンチカードを読み取る | スラド ハードウェア

    古いパンチカードのデータを読み取るため、ArduinoやLEGO、デジタルカメラなどを組み合わせてパンチカードリーダーを作った人がいるそうだ(Punch Card Reader - The Hardware、 Punch Card Reader - The Software、家/.)。 このパンチカードリーダーは、デジタルカメラでパンチカードを撮影し、画像をパソコンに取り込んでパンチ穴の位置を検出するというもの。LEGOで作成した手回しシートフィーダーから廃物利用の撮影台にパンチカードを送り込み、古いキヤノンのデジタルカメラPowerShot S2 ISで撮影する。撮影台にはトレーシングペーパーを貼り、裏から光を当てている。Arduinoはカードの検出→撮影→カード排出という一連の処理を制御する。PowerShotではCHDK(Canon Hack Development Kit)を使用

  • 電気自動車のワイヤレス充電器、問題は猫対策 | スラド ハードウェア

    Qualcommがロンドンオリンピックに合わせて、開発している電気自動車向けのワイヤレス充電器「Halo」の実験を開始している(Techweek、家/.)。 この「Halo」は非接触状態で車体側に数キロワットの電気を送り込むことができるという。一般家庭でも使えるように設計されており、ガレージの車体が止まる場所に電気掃除機のサイズの送電用の板を設置、あとはその場所に車を停車すればよい。 気象の影響も受けにくいとのことで、同社によると送電用の板が雪に埋まった状態でも充電可能だとしている。ただし課題も残っている。それは、動物の安全性を確保できるかという点だ。送電用の板の上にが入り込んでしまった場合、送電システムが電子レンジ化してを傷つける可能性がある。現在、熱やモーションセンサーを組み合わせた回避策を検討しているという。

  • 米国で原子炉の定年を「80年」に延長させようとする動き | スラド ハードウェア

    米国の原子力発電所では、その運転期間を40年としていた。だが、米国内に104基ある原子炉のうち、73基が運転期間を60年まで延長することが認められており、既に延長期間に突入している原子炉は10基にもなる。そして、電力業界は運転期間を80年と、さらに延長できるかどうかを調査しているという(家/.、Spectrum記事)。 専門家らは、年季の入った原子炉でも補修を行うことで80年の運転が可能であると証明しようとしているようだ。もし米国で運転期間80年がスタンダード化されてしまえば、日を含め、欧州やアジア、ロシアもこれを見習うことになるかもしれない。 専門からは原子炉の腐を未然に防ぐためのオンラインモニタリング及び検査技術について研究をおこなっており、こうした技術があれば、古くなってきている原子力発電所も稼働し続けられるとしているという。

  • 原発作業者の線量計で「被曝隠し」が発覚、実際には効果無し | スラド ハードウェア

    福島第一原発での作業者は、放射線の被曝量を管理するため、線量計を装着している。法令で作業員の被曝線量上限が定められているからなのだが、この線量計を鉛カバーで覆わせるという指示が行われていたことが発覚した。被曝線量を少なく見せかけるようにする意図があったと見られている(朝日新聞)。 下請け会社の役員が偽装作業を指示、これにより作業員9人がカバーを使用したという。ただし、鉛のカバーによる効果は見られなかったという。

  • 100万年後にもデータの読めるハードディスク? | スラド ハードウェア

    最終処分された放射性廃棄物の埋め立て場所を記録するため、100万年後にもデータが読み取れるという「ハードディスク」が開発された(ScienceNowの記事、 CBS Newsの記事)。 このハードディスクは工業用サファイア製のディスクにプラチナで情報を刻み込んだもの。顕微鏡を使用して読み取ることができるとされていることから、いわゆるハードディスクとは違うようだ。プロトタイプの製作費用は2万5千ユーロ。発表を行ったフランスの放射性廃棄物管理機関(ANDRA)のPatrick Charton氏によれば、このハードディスクは未来の考古学者に情報を提供するためのものだという。ただし、未来の人類(またはそれ以外の生命体)が読むことのできる言語が不明なため、書き込みに使う言語の選択が問題になるとのことだ。