いつでもどこでも必要な時に手軽に新刊が入手できて、ちょっとした移動時間中でも楽しめる電子書籍。最近では、書籍の発売と同時に電子版も発売になることが増え、電子書籍は浸透しつつある。 しかし、まだ端末のシステムなどが統一されていないのが、ユーザーとしては今一歩利用しづらいと感じるところだろう。 そのような状況の中で、紀伊國屋書店は着々とシステムを確立させている。現在、紀伊國屋書店で購入できる電子書籍の数は5万部。その中でも利用率が高い注目のビジネス書を、電子書籍事業部の東海亜紀さんに紹介してもらった。 2011年ビジネス書大賞受賞作品『ストーリーとしての競争戦略』 『ストーリーとしての競争戦略』は2011年ビジネス書大賞受賞作品。 大きな成功を収め、その成功を持続している企業は、流れと動きを持った「ストーリー」として戦略を組み立てている。多くの事例をもとに、競争戦略の思考パターンを解き明かす膨