2012年5月30日から6月1日までの3日間、東京ビッグサイトで開催されているモバイル通信関連の展示会イベント「ワイヤレスジャパン 2012」のNECブースでは、“対象物の特徴情報”に基づいて様々な物体を高精度に識別できるというユニークな画像認識サービス「GAZIRU」(ガジル)をデモしている(写真)。 GAZIRUは、スマートフォンのカメラなどで撮影した写真データをNECが独自に開発した画像認識エンジンによって解析し、写っている物体が何かを特定するサービス。特定した物体をローカルのデータベースやインターネット上の情報/サービスなどとひも付けることで、例えば「名前が分からないものを画像を手がかりに調べられる検索サービス」や「文字入力ができない端末の検索機能」、「商品販売サイトへの誘導やサービス連携」などの用途が考えられるという。 同サービスは、「自動車の特定車種」のように形が明確に決まって
グローバリゼーションが避けて通れない時代だ。グローバルなビジネスに取り組むということは異なる文化、異なる強みを持つグローバルな競争相手との戦いを意味する。日本人ビジネスマンにとってはある意味でしんどい土俵である。 ところがグローバルな成長領域のキーワードの中に一つ、日本人が本質的に非常に得意なものが登場してきた。それが今回取り上げるゲーミフィケーションである。 IT(情報技術)の世界では毎年のようにビジネスの新しいトレンドを生み出すキーワードが示されて、大企業はこぞってそのキーワードに投資を始める傾向がある。IT分野のトレンドに強いコンサルティング会社のガートナーが2011年に、新たな有力トレンドの一つだとしてゲーミフィケーションを取り上げたことで注目度が高まった。 ゲーミフィケーションとはゲームにすることではない ゲーミフィケーションの定義には論者によって幅があるようだが、私なりに定義を
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