新しいプロジェクトからは、バラエティにとんだいまが見えてくる。ふつふつと醸成されはじめたニーズへの迅速な一手、世界各地の独自のやり方が光る課題へのアプローチ、表立って見えていない社会の隙間にある暮らしへの応え、時代の感性をありのままに表現しようとする振る舞いから生まれるものたち。 投資額や売り上げの数字ではなく、時代と社会とその文化への接続を尺度に。新しいプロジェクトとその背景と考察を通していまをのぞこう、HEAPSの(だいたい)週1のスタートアップ記事をどうぞ。 大豆やジャックフルーツまでもが“肉”になる昨今。プラントベース(植物由来)フードの盛り上がりもあって、代替フードの勢いは増すばかりだ。昨年には鶏の細胞から培養するラボベースの代替肉も登場するなど進化しているなか、ついに「空気」と「電気」から食用タンパク質を作ることに成功した。 これだけで十分に注目すべきことなのだが、今回焦点を当
![電気と空気とつくる"未来のプロテイン"。紀元前から今日までの食に欠かせない〈微生物〉と、新しい代替フード | HEAPS](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/115253a510076d0e34c851379d1c7430537cacbc/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fheapsmag.com%2Fwp-content%2Fuploads%2F2021%2F05%2Fsolar_foods_solein11-1024x683.jpg)