電動化で参入障壁が下がったのか、ここ最近、自動車開発に異業種から参入する企業が増えている。アップルの動向に注目が集まったことは記憶に新しいが、すでに実物のコンセプトカー「VISION-S」を開発し、欧州で試験走行を実施しているソニーは、クルマの未来に何を提示するつもりなのか。同プロジェクトの事業責任者を務めるソニー執行役員の川西泉さんに話を聞いた。 ソニーが開発したコンセプトカー「VISION-S」 なぜクルマを作ったのか マイナビニュース編集部:もう聞かれ飽きた質問かもしれないのですが、なぜソニーがクルマを作ったんですか? 川西さん:自動車を「モビリティ」という側面から捉えた場合、それが新しい社会インフラの中で大きな役割を果たすだろうと以前から考えていました。そこに対して、ソニーの持っている技術をどういうふうに活用できるのか。そんな考えが出発点でした。 マイナビニュース編集部:クルマは移
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