【ジュネーブ共同】フランスの民放ラジオRTL(電子版)は1月31日、今夏の東京五輪について同国内で実施した最新の世論調査の結果を発表し、予定通りの開催を望むかとの質問に60%が「いいえ」と回答した。RTLは、コロナ禍におけるスポーツは国民にとって「二の次で、感染リスクを正当化するものではない」と反対派の多さを指摘した。 開催可否を巡っては「確実に開催されない」(17%)と「恐らく開催されない」(52%)の合計が69%を占めた。開催実現に向けた選手の優先的なワクチン接種には57%が反対した。調査は18歳以上の1005人を対象にインターネットで行われた。