昨年4~12月に新型コロナウイルスの影響で全国の国公私立大と短大、高等専門学校を中退した学生は1937人で、前年同時期より570人増え、1.4倍になったことが1日、文部科学省の調査で分かった。学生全体に占める割合は0.06%だった。 コロナの影響による中退の詳しい理由について尋ねたところ、「学生生活不適応や修学意欲低下」が最多の30.3%に上り、10.3ポイント増えた。「経済的困窮」は8.2ポイント減の19.9%。文科省は「コロナの長期化に伴い、教員や友人らとの交流が減ったことが影響した可能性がある」としている。
Published 2022/03/01 18:12 (JST) Updated 2022/03/01 21:08 (JST) 【ニューヨーク共同】2月28日に始まった国連総会の緊急特別会合では、ウクライナ侵攻を巡りロシアを非難する声が各国から集中した。安全保障理事会では拒否権を行使し非難決議案を廃案に追い込んだロシアだが、総会で拒否権はない。安保理と同様の非難決議が採択される見通しで、国際的な孤立が鮮明となっている。 「これはウクライナだけの話ではなく、国連の存在意義を守ることでもある」。フランスのドリビエール国連大使は演説で、決議案に賛成するよう各国に訴えた。 会合では100カ国以上が順次意見表明した後、3月2日にも決議案を採択予定。
日本外国特派員協会で記者会見するウクライナのセルギー・コルスンスキー駐日大使=2月25日、東京都千代田区 ウクライナのセルギー・コルスンスキー駐日大使は1日、ロシア軍の侵攻に伴う人道支援の受け皿として設けた口座に、日本から6万人超が寄付し、合計額は約20億円に達したと明らかにした。立憲民主党の泉健太代表と東京都内のウクライナ大使館で会談し、政府を含む日本側の支援に謝意を伝えた。 コルスンスキー氏は「ウクライナの社会生活が破壊されている。膨大な金額が復興に必要になる」と述べ、継続的な支援を訴えた。 泉氏によると、コルスンスキー氏は「戦争は長くはならないはずで、いずれ終わる。できるだけ早く終わらせたい」と強調。「ウクライナは負けない。必ず防衛する」とも語った。
ロシアによるウクライナへの軍事侵攻に対してロシア各地では連日、抗議活動が行われています。 首都モスクワでは、政権批判を続けた野党の指導者が殺害されてちょうど7年になる27日、多くの市民が献花に訪れ、抗議の意思を静かに表していました。 ロシアによる軍事侵攻に対する抗議活動は、ロシア国内でも連日行われています。 このうち首都モスクワでは27日、プーチン政権に批判的だった野党指導者のネムツォフ氏が何者かに銃で殺害されてからちょうど7年となり、現場となったクレムリン近くの橋の上に、野党の関係者をはじめ多くの人々が訪れて、静かに花を手向けていました。 プーチン大統領によるウクライナへの軍事侵攻の決定を批判する人も多く、現場の周辺では、治安当局が警戒する中、「戦争反対」などと書かれたカードを花に添えたり、ウクライナの国旗の色と同じ、青色と黄色の花を手向けたりする人の姿もありました。 この日に毎年訪れて
記事:じんぶん堂企画室 「紀伊國屋じんぶん大賞2022」大賞に選ばれた『東京の生活史』の編者・岸政彦さん 書籍情報はこちら 「紀伊國屋じんぶん大賞2022 読者と選ぶ人文書ベスト30」は、一般読者からのアンケートをもとに、出版社や書店員による推薦も交えて事務局が集計し、ベスト30を選定。今回で12回目を迎えました。 大賞に選ばれた岸政彦編『東京の生活史』(筑摩書房)は、東京出身や在住の人、東京にやってきた人など150人の語りを聞き手150人がまとめた膨大なインタビュー集です。語り手のプロフィールも説明もなく、ただ人生の語りがあるのみ。多様な背景を持つ人々の声から、東京という都市の姿が浮かび上がってきます。 岸さんは贈呈式で、「たいへんな本を作ったなと自分でも思っています。語り手150人の方、参加いただいた聞き手150人の方に心からお礼を申し上げます」と述べ、歴史学者から昔聞いたという話を交
政府は1日、感染症拡大などの緊急時に新たに開発されたワクチンや治療薬などを速やかに使えるようにするための医薬品医療機器法改正案を閣議決定した。臨床試験の最終結果が出る前でも、有効性があると推定されれば承認できる「緊急承認」制度を新設する。 後藤厚労相は閣議後会見で「本国会で速やかに審議いただくようお願いしたい」と述べた。 緊急承認制度は、新型コロナウイルスのワクチンや治療薬の実用化が欧米よりも遅れた反省を踏まえて、薬事承認を迅速化するのが狙い。適用対象は、国民の生命に重大な影響を及ぼす恐れがある病気のまん延を防ぐために必要な医薬品や医療機器。
Published 2022/03/01 12:18 (JST) Updated 2022/03/01 12:35 (JST) 21年3月、名古屋出入国在留管理局の施設に収容されていたスリランカ人女性ウィシュマ・サンダマリさん=当時(33)=が死亡した問題で、遺族が国に損害賠償を求め、4日にも名古屋地裁に提訴することが1日、関係者への取材で分かった。 ウィシュマさんは17年、「留学」の在留資格で来日。その後不法残留となり20年8月、名古屋入管に収容された。21年1月以降、嘔吐などの体調不良を訴えていたが、一時的に収容を解く仮放免は認められず、同3月6日に死亡した。 出入国在留管理庁は同8月、職員の危機意識が乏しかったなどとする調査報告書を公表した。死因は特定できないとしている。
画像説明, ロシアのプーチン大統領は27日、軍の核抑止部隊に「特別警戒」を命令した。写真は同日、モスクワの宇宙庁庁舎建設現場を訪れたプーチン氏
ロシア軍がウクライナに侵攻してから初めてとなる、ロシアとウクライナの代表団による会談が行われ、双方は交渉を継続していくことで合意しました。 しかし、双方の主張の隔たりは大きく停戦が実現するかは楽観できない情勢です。 ウクライナでは、ロシアによる軍事侵攻が各地で続き、民間人も含めて犠牲者が増えています。 こうしたなか、ロシアとウクライナの代表団が28日、ロシア軍の侵攻が始まってから初めてウクライナと国境を接するベラルーシ南東部でおよそ5時間にわたって交渉にあたりました。 ウクライナ側は即時停戦と軍の撤退を求めているのに対し、ロシア側はウクライナの非軍事化と中立化を要求していて、双方が歩み寄りを見せるかが焦点になっています。 交渉のあとロシア代表団のトップのメジンスキー大統領補佐官は「あらゆる議題が詳細に話し合われ、いくつかの点では共通の土台を見いだせる」と述べ、双方がいったん帰国し、数日以内
Published 2022/02/28 22:00 (JST) Updated 2022/03/01 13:18 (JST) 【ワシントン共同】ウクライナに侵攻した上、核兵器運用部隊に高い警戒態勢への移行を命じたロシアのプーチン大統領の精神状態を疑問視する声が、米国内の有力議員らから出ている。権力者の健康問題はどの国にとっても最高機密で、米情報機関がどの程度正確に把握しているかは不明。 米上院情報特別委員会のルビオ上院議員はツイッターで「本当はもっとお話ししたいが、今言えるのは誰もが分かる通り、プーチン氏は何かがおかしいということだ」と指摘した。米メディアによれば、ルビオ氏はプーチン氏の精神状態について政府報告を受けている。
国際人権団体や駐米ウクライナ大使によると、ロシアはウクライナへの攻撃で、多数の国際団体が人道的観点から使用しないよう求めているクラスター弾と燃料気化爆弾を使った。写真はロシアとウクライナの国旗。1月撮影(2022年 ロイター/Dado Ruvic) [ワシントン 28日 ロイター] - 国際人権団体や駐米ウクライナ大使によると、ロシアはウクライナへの攻撃で、多数の国際団体が人道的観点から使用しないよう求めているクラスター弾と燃料気化爆弾を使った。 国際人権団体のアムネスティ・インターナショナルとヒューマン・ライツ・ウオッチ(HRW)は28日、ロシア軍は国際条約で禁止されているクラスター弾を使用したようだと指摘。アムネスティによると、ウクライナ北東部で、民間人が避難していた未就学児向けプレスクールを攻撃するのに使われたという。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く