Emacsファンなら既に今月のSoftware Design(以下SD)を買ったかと思います。VimとEmacsの特集が載っているからです。 Emacsの名のつく特集にアリエルから寄稿がないのもあれなので、序章を書きました。エッセイみたいな小文です。もし世の中にEmacsエッセイストという職業が成り立つなら、ぼくは名乗る資格があるかもしれません。なる気はありませんが。 少し前にもSDでVimとEmacsの特集があった気がすると思った人はおっさんかもしれません。前の特集は1年2ヶ月前です。おっさんには最近の話ですが、若い人には遠い昔の話です。 遡ると2008年2月号に「Emacsマスターへの道」がありました。裏話ですが、「Emacsのトラノマキ」を始めるきっかけがこの特集でした。更に言うと、次のふたつの社内勉強会の公開資料をSD編集者が見つけたのが、上記特集のきっかけでした。こういうこともあ