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ブックマーク / courrier.jp (46)

  • 【調査報道】イスラエル軍の「殺害リスト」は人工知能が生成したものだった | すべてを変えた「人工知能による自動化」

    2021年、『人間とマシンのチーム:私たちの世界に革命をもたらす人間と人工知能のシナジーをいかに生み出すか』(未邦訳)と題する英語が刊行された。著者はY・S准将というペンネームだが、イスラエルのエリートの諜報機関、8200部隊を率いる人物であることが確認されている。 著書で彼は、戦火のなかで軍事攻撃の「標的」を何千という規模でマークするため、大量のデータをすばやく処理する特別なマシンの開発を提唱した。そのようなテクノロジーがあれば、「新たな標的の割り出しと、それを承認する意思決定の両方における人間のボトルネック」を解消できるだろうと、彼は書いている。 そのようなマシンは、実際に存在すると判明している。イスラエルとパレスチナ合同の独立系メディア「+972マガジン」とイスラエルの独立系ニュースメデイア「ローカル・コール」の調査によって、イスラエル軍が「ラベンダー」という人工知能をベースにし

    【調査報道】イスラエル軍の「殺害リスト」は人工知能が生成したものだった | すべてを変えた「人工知能による自動化」
    Nean
    Nean 2024/05/29
    リアル・デスノート。民間人も殺す気満々と同然ぢゃないか。
  • スラヴォイ・ジジェク「私たちは、『自由』が複雑なものであることを念頭に置いておかなくてはいけない」 | 私たちはコントロールされている

    スラヴォイ・ジジェクは開口一番、「自分はファシスト」だと言った。 オンラインインタビューは、ジジェクのヘッドフォンが機能しなかったために開始が遅れた。この不慮の事態に彼は、(お互いの姿を見るための)「ズーム」と、(会話するための)電話を組み合わせて対応することを詫びると、「恥ずかしい限りです。当に申し訳ない。こうしたものを相手に私は完全なファシストになってしまう」と言った。そしてトラブルを解決しようとしながら、テクノロジーには、あれやこれやの問題がつきものだとぼやいた。 このように「テクノロジーとは馴染みにくく、よそよそしいものであると同時に、身近で便利なものでもある」というのが、まさにジジェクの新著『ヘーゲルとつながれた脳』(未邦訳)のテーマだ。 ジジェクはその著書のなかでこう問いかける──「機械につながれた脳のようなものが当に存在するようになったとき、人間の精神や主観はどうなるのか

    スラヴォイ・ジジェク「私たちは、『自由』が複雑なものであることを念頭に置いておかなくてはいけない」 | 私たちはコントロールされている
  • 小説家が明らかに──レオナルド・ダ・ヴィンチは「西アジアから誘拐された女奴隷」の子供だった | 新たな発見に学術界がざわつく

    イタリアの歴史学者が発表した、新作小説の内容が世界に衝撃を与えている。レオナルド・ダ・ヴィンチの母「カテリーナ」の出自について、衝撃的な仮説が提示されたのだ。 レオナルド・ダ・ヴィンチの母親はいったい誰なのか? この謎は何世紀にもわたって研究者たちを魅了し、振り回してきた。 ほんのひと握りの事実は知られている。 彼女の名はカテリーナで、1451年のあるときに公証人のセル・ピエロ・ダ・ヴィンチと関係を持ち、翌1452年4月15日に男児の婚外子を生んだ。そして、その男児に「レオナルド」という洗礼名が与えられた。レオナルドの生誕を記録した銘板が、フィレンツェから約50キロ離れたヴィンチ村に建つサンタ・クローチェ教会内にある。レオナルドの洗礼式はここでおこなわれた可能性が高い。 研究者らは長年、レオナルドの母は「ヴィンチ村の小作農」「身分の低い生まれの十代の少女」「ユダヤ系か中国にルーツを持つ女性

    小説家が明らかに──レオナルド・ダ・ヴィンチは「西アジアから誘拐された女奴隷」の子供だった | 新たな発見に学術界がざわつく
    Nean
    Nean 2023/03/27
  • 米メディアも驚く、神宮外苑再開発計画の中止を求める日本の「意外すぎる連携」 | あのイチョウ並木は守られるのか?

    東京・神宮外苑の大規模な再開発計画への反対運動が高まっている。すでに解体の準備が始まるなか、計画の中止や見直しを求める声は多方面から上がりつづけている。「異例」づくしとも言えるこの運動について、米メディア「ブルームバーグ」が報じている。 人々に愛されてきた神宮外苑 東京の都心で、ある大規模な再開発計画が立ち上がっている。そこでは、人々に愛されてきた並木道や重要なスポーツ施設が取り壊されようとしている。それに対し、計画の中止を求める異例の連携が成立した。環境保護団体、保守派の議員、野球ファンが手を組んだのだ。 神宮外苑はイチョウ並木で知られ、特に秋には多くの都民や観光客が訪れる。また、歴史ある野球場やラグビー場もあり、スポーツファンにも重要な場所だ。軟式野球場やフットサルコート、ゴルフ練習場などの公共施設もある。この地区は、2021年に開催された東京オリンピックのために、当初の案とは大幅に違

    米メディアも驚く、神宮外苑再開発計画の中止を求める日本の「意外すぎる連携」 | あのイチョウ並木は守られるのか?
    Nean
    Nean 2023/02/18
  • 東京の3畳一間・極小アパートの住人を米紙が直撃「なぜ彼らは靴箱の生活が好きなのか」 | 超狭小ワンルームがいま人気のワケ

    都心で若者に人気の極小アパートを米紙「ニューヨーク・タイムズ」が訪問。3畳一間のワンルームに、日の若者のちょっと寂しくて驚きのライフスタイルが見えてきた。 ヨガもできない狭さ 日のプロ野球リーグの事務所に勤務するフジワラ・アスミ(29)は、長い1日を終えてアパートに戻り、パジャマに着替えた。寝る前に軽く運動をしようと、トイレの前でヨガマットを広げ、キッチンの1口コンロの前を通過させてデスクの足元まで転がす。 ストレッチを少ししてから、「戦士のポーズ」をするために立ち上がる。だが両腕は伸ばさず、肘を曲げた。「ポーズを変えないと、何かにぶつかってしまうんです」とフジワラは言う。

    東京の3畳一間・極小アパートの住人を米紙が直撃「なぜ彼らは靴箱の生活が好きなのか」 | 超狭小ワンルームがいま人気のワケ
    Nean
    Nean 2022/12/06
    “この「3畳一間」の新しいアパートは、人間としての暮らし方の限界を押し広げている。”
  • ジョナサン・ハイトが解き明かす「アメリカ社会がこの10年で桁外れにバカになった理由」 | 「現代のバベルの塔」はいかにして建設され、崩されたのか

    アメリカという「現代のバベル」 崩壊後のバベルに生きるというのはどんなものだろう? 創世記には、ノアの子孫たちがシナルの地に巨大な都市を建設したと記されている。彼らは自身らの「名を高めるため」に、「頂上は天まで届く」塔を建てた。神は人間の傲慢に腹を立てて言った。 「見よ。彼らは一つの民であり、一つの言葉だけをもつ。そしてこれは、これから彼らが為すことの始まりに過ぎないのだ。今や、彼らが為そうとすることで不可能なものはなくなった。さあ、下界に降り、彼らの言葉を乱そう。彼らが互いの言うことを理解できなくなるように」 聖書の文に記述はないが、この物語の有名な解釈の多くでは、神が塔を破壊したことになっている。そこで、この劇的な場面を心に描いてみよう。人々は互いにコミュニケーションを取ることができず、互いの無理解を呪い、廃墟の中を彷徨うのだ。 このバベルの物語は、2010年代のアメリカで起きたこと

    ジョナサン・ハイトが解き明かす「アメリカ社会がこの10年で桁外れにバカになった理由」 | 「現代のバベルの塔」はいかにして建設され、崩されたのか
  • ブライアン・イーノ「NFTのせいで、アーティストまで資本主義のチンケなクソ野郎になってしまう」 | 彼が懸念する「オートマティシズム」とは

    現代を代表するアーティストの一人であるブライアン・イーノ。彼はいま、暗号資産関連の技術が単に“金儲けのソリューション”になっている点を厳しく批判する。2021年に暗号技術の専門メディア「クリプト・シラバス」を立ち上げたIT評論家エフゲニー・モロゾフが、イーノが懸念することを尋ねた──。 かつて「世紀の放尿」をやってのけた男 ブライアン・イーノは、アンビエント・ミュージックという音楽ジャンルを作りだしただけでなく、この40年間で数々の名盤にプロデューサーとして関わってきた。サウンドやビデオ、デジタルアートを使った作品制作にも取り組み、代表作の一つである「7700万絵画」などは、そこからおびただしい量の楽曲が生成される点から言ってもNFTの対極に位置するといえる。 イーノはかつてマルセル・デュシャンの有名なあの小便器(註:「泉」という名のアート作品)に小便をしてみたという逸話の持ち主でもある。

    ブライアン・イーノ「NFTのせいで、アーティストまで資本主義のチンケなクソ野郎になってしまう」 | 彼が懸念する「オートマティシズム」とは
  • トマ・ピケティ「私たちは今、フランス革命が起こる前と同じような状況にある」 | 社会は私が言う方向に進んでいる

    「格差」を専門とするフランスの経済学者トマ・ピケティ。著書『21世紀の資』でも知られる彼は、現在の社会とフランス革命時代を対比する。かつて貴族が税金を払いたがらなかったように、現代では巨大な多国籍企業、富裕層が自分たちの利益を守ろうと策を凝らしているからだ。 私たちに、この不平等な体制を変えることはできるのだろうか?──スペイン紙がインタビューした。 トマ・ピケティ(50)は、これまでほんの一握りの経済学者しか成し得なかったことを実現した。自身の学術研究テーマを、政治的な議論や国際的な課題の中心に据えたのだ。そんな彼の研究テーマとは「格差」である。別の表現を用いるなら、「平等への歩みの長い歴史」と言ってもいいだろう。 ピケティは終末論者ではない。失敗や災難はあっても世界は良くなっていると信じており、データもそれを裏付けている。さらに、彼はこうも言う。 彼の考えを支持する政党が少数派で、フ

    トマ・ピケティ「私たちは今、フランス革命が起こる前と同じような状況にある」 | 社会は私が言う方向に進んでいる
  • 統一教会の分派の不穏な動き 米南部に広大な土地を購入し“トレーニング施設”を建設予定 | 「AR-15ライフル」など武器を崇拝

    統一教会の創始者の末っ子が率いる“武器を信仰する教会” 統一教会(世界平和統一家庭連合)の分派と言われる「ワールド・ピース・アンド・ユニフィケーション・サンクチュアリー教会(通称:サンクチュアリー教会)」の行動が、近年アメリカを中心に注目を集めている。 同教会は、統一教会の創始者である文鮮明の子息で末っ子の文亨進(ムン・ヒョンジン)が2015年頃に設立したものだ。拠点は米ペンシルバニア州。教会の信念はキリスト教と聖書に根ざしてはいるが、経典は独自のものとなっている。 その特徴のひとつに“武器信仰”がある。

    統一教会の分派の不穏な動き 米南部に広大な土地を購入し“トレーニング施設”を建設予定 | 「AR-15ライフル」など武器を崇拝
  • 文学を使えば、暴動レベルの危機を5〜7年前から予測できる─ドイツ「プロジェクト・カサンドラ」の成果 | 文学作品が示す「分裂のシグナル」

    「馬鹿げたプロジェクトだと思いましたね」 2018年、二人のドイツ軍将校がテュービンゲン大学を訪れてから数週間後のこと、ベルリンのドイツ国防省で、ヴェルトハイマーは最初の研究成果発表を行った。 彼は、第二次大戦期クロアチアのファシスト政党ウスタシャによるセルビア人大虐殺を扱った、作家ヨヴァン・ラデュロヴィックによる1983年の戯曲『鳩の穴』(未邦訳)、および1986年のセルビア作家協会による非セルビア人作家追放運動に注目した。 これらの出来事からまもなく、アルバニア人とセルビア人の間の民族を越えた友情や恋愛を扱った作品は姿を消し、修正主義的な歴史小説が流行するのだ。 「1998年にコソボ紛争が勃発し、大量の血が流されるずっと以前から、文学、また文学関係組織は10年にわたって、戦争への布石を敷いていたのです」とヴェルトハイマーは軍関係者らに語った。 発表会には、「プレビュー」計画の監督者、カ

    文学を使えば、暴動レベルの危機を5〜7年前から予測できる─ドイツ「プロジェクト・カサンドラ」の成果 | 文学作品が示す「分裂のシグナル」
    Nean
    Nean 2021/08/03
  • 文学作品を分析して“次の戦争”を予測─ドイツ国防省の「プロジェクト・カサンドラ」とは | 文学は「危機予測システム」として機能するか?

    2018年2月1日、ドイツの名門テュービンゲン大学の敷地に、一台の軍用車が乗り入れた。左翼色の強い同校を軍人が訪ねることは実に稀である。車から降り立った2人の将校が向かったのは、理系学部でも政治学部でもなく、あろうことか文学部だった。 彼らを迎えたのは、同校比較文学教授ユルゲン・ヴェルトハイマー。この日、彼の研究チームとドイツ国防省の将校たちは、文学テクストを用いた国際危機予測のための共同研究、その名も「プロジェクト・カサンドラ」の成功を願い、固く握手を交わしたのだ。 ある新聞は、「文学が危機予測に役立つなんて馬鹿げている」と書き立てた。「どうして軍は無駄だとわかっていることに金をつぎ込むのか?」と。

    文学作品を分析して“次の戦争”を予測─ドイツ国防省の「プロジェクト・カサンドラ」とは | 文学は「危機予測システム」として機能するか?
    Nean
    Nean 2021/08/03
    “「言葉をめぐる、あるいは言葉に対して仕掛けられた戦争は、たいていの場合、武力衝突の前触れです」”
  • デルタ株で子供の死亡が急増している インドネシアで「小さな命」が次々と犠牲に | 後遺症に苦しむ子供たちも

    デルタ株の感染拡大が止まらないインドネシアで、何百人もの子供たちが犠牲になっている。しかも、この数週間で亡くなった子供たちの多くが5歳未満であると、米紙「ニューヨーク・タイムズ」が報じている。 同紙によれば、いまやインドネシアで確認されている感染者の12.5%が子供だ。7月12日の週だけでも子供の死者は150人を超え、そうした最近の子供の死者の半数が5歳未満だという。 パンデミックが始まって以降、同国における18歳未満の死者は800人以上となっているが、その大多数がこの1ヵ月で亡くなった子供たちだと、インドネシア小児科医会の会長を務めるアマン・プルンガン医師はニューヨーク・タイムズに語っている。

    デルタ株で子供の死亡が急増している インドネシアで「小さな命」が次々と犠牲に | 後遺症に苦しむ子供たちも
    Nean
    Nean 2021/07/31
  • 競技を続けるために借金… 失踪したウガンダ選手の「過酷な練習環境」 | 帰国後に警察に拘留、地元紙が安否を懸念

    帰国後、警察に拘留 東京五輪の事前合宿中に失踪したウガンダの男子重量挙げジュリアス・セチトレコ選手(20)が7月23日に帰国後、警察に拘留されたままの状態が続いていると、地元紙などが安否を懸念している。 セチトレコ選手は五輪開催前に世界ランキングの順位が下がり、出場資格を失ったため、7月20日にウガンダに帰国する予定だった。ところが7月16日、日仕事がしたい、荷物を家族に送ってほしいという趣旨の書き置きを残し、事前合宿がおこなわれていた泉佐野市のホテルから姿を消す。 20日に三重県内で警察に保護された際、難民申請をしたいとの意向を示したが、ウガンダ大使館の担当者が自発的に帰国するよう人を説得。翌21日に帰国の途についた。

    競技を続けるために借金… 失踪したウガンダ選手の「過酷な練習環境」 | 帰国後に警察に拘留、地元紙が安否を懸念
    Nean
    Nean 2021/07/30
  • ドイツ紙が指摘「五輪によって、普段は気づかれない日本の問題が明らかになった」 | 「何が起きてもやる」という姿勢は五輪自体を危うくする

    スキャンダル続きで開幕した東京五輪だが、発覚した数々の問題は、問題を根的に解決しようとせず、表面的に対応してやり過ごそうとする日の姿勢が現れただけだとドイツ紙は指摘する。さらに、大会の強硬な実施は、五輪自体の危うさを示しているという。 外国人が批判しなければ見過ごされた問題 独紙「南ドイツ新聞」では、東京特派員のトマス・ハン記者が、東京五輪について「課題に充分対処しない日の姿勢を多く露呈する。その姿勢は、日常のなかでは気づかれないものだ」とコメントしている。 開閉会式のショーディレクターであった小林賢太郎が、過去にユダヤ人の大虐殺をあざけ笑うコントをしていたことで開会式前日に解任されたが、それは一連のスキャンダルによる辞任に続くものに過ぎず、「世界のスポーツ界は、東京大会の次のスキャンダルが何かと見ている」という。 開会式の音楽制作担当だった小山田圭吾の過去の障がい者へのいじめ問題

    ドイツ紙が指摘「五輪によって、普段は気づかれない日本の問題が明らかになった」 | 「何が起きてもやる」という姿勢は五輪自体を危うくする
    Nean
    Nean 2021/07/25
    “「……日本においては、通常すぐに対応できる解決策が好まれる。しかし、根底にある問題に目が向けられているのかはわからない」”、“「……現在のパンデミックにおいては、超大型イベントは機能しない」”。
  • 母国ドイツでも批判される、「独裁的」で絶大な権力を持つIOCバッハ会長 | IOCを独占支配し、反対を言わせない

    開催まで直前に迫った東京オリンピック。IOC会長のトーマス・バッハは日国内で強い批判を浴びているが、その母国ドイツでも、IOCを支配していること、不正な行いを充分に追及しないことについて、厳しい批判をたびたび浴びているとドイツメディアが指摘している。 「議論なしには語れない人物」 バッハ会長は、その母国ドイツでも、議論のある人物として知られている。 フェンシングの代表選手として活躍し、オリンピックで数々のメダルを獲得してから弁護士になり、企業のロビイストとして活躍しつつ、スポーツ組織でも役職を務めたというやり手だ。ドイツ・オリンピック・スポーツ連盟の会長を務めた後に、国際オリンピック委員会(IOC)委員から会長へと出世していった。 そんなバッハに対し、ドイツ連邦議会のスポーツ委員会会長を務めるダグマー・フライタグ議員も批判的だ。独メディア「メルクール」に掲載されたインタビューに対し、「非

    母国ドイツでも批判される、「独裁的」で絶大な権力を持つIOCバッハ会長 | IOCを独占支配し、反対を言わせない
    Nean
    Nean 2021/07/22
  • 東京五輪はコロナ禍でも成功できるか | 英紙フィナンシャル・タイムズの論評

    東京五輪の問題噴出が止まらない。関係者の辞任に次ぐ辞任。続出する選手村のコロナ陽性者。そしてトヨタのCM放送中止──。もはや日が何のために五輪を開催しようとしているのか、海外からも疑問の声が聞こえてきている。 英紙「フィナンシャル・タイムズ」はそんな東京五輪に対して、お金の面から疑問を投げかける。そもそも、オリンピックの開催国となるためのコストが、その後の経済効果に見合わないのではないか、とも指摘。海外からの厳しい意見を全訳でお届けする。 2012年に安倍晋三が日の総理大臣に就任して最初にしたことの一つが、2020年夏季オリンピックを東京に招致するためのチーム集めだった。マドリードとイスタンブールが開催都市候補として強い支持を得ており、日招致チームの敗北はあまりにも明白だった、と安倍の側近は振り返る。 安倍は当局者をしかりつけ、この外交的取組のために個人的に世話役を買って出た。鳴り物

    東京五輪はコロナ禍でも成功できるか | 英紙フィナンシャル・タイムズの論評
    Nean
    Nean 2021/07/22
  • 米紙「東京五輪、安全安心なのは自己責任同意書で武装したIOCだけ」 | 話題を呼んだ「ぼったくり男爵」著者、再び辛辣コラム

    開幕が迫る東京五輪について、日でも話題を呼んだ「ぼったくり男爵」の記事を書いた米有力紙「ワシントン・ポスト」のコラムニスト、サリー・ジェンキンスが、このたび再び辛辣なコラムを執筆した。クーリエ・ジャポンはこの最新のコラムを緊急全訳でお届けする。 「安全で安心」催眠術のように繰り返し 東京五輪は安全、それも完全に安全だ。どうしてわかるのかって? フォン・ボッタクリ男爵をはじめとする国際オリンピック委員会(IOC)の大御所がそう断言しているからだ。 それに、IOCが断言するなら信頼できる、そうじゃないだろうか? 大御所方を見てほしい。濃い色のラペル(下襟)に金のピン、縁なしのメガネを身につけていて、とても権威がある。彫像のように不動で強固。生身の人間に似ているのは単なる偶然だ。 IOCに安心感を感じるコツは、彼らの姿勢やプロパガンダを鵜呑みにして、不穏な秘密の裏側の目隠しを無視することだ。世

    米紙「東京五輪、安全安心なのは自己責任同意書で武装したIOCだけ」 | 話題を呼んだ「ぼったくり男爵」著者、再び辛辣コラム
    Nean
    Nean 2021/07/12
  • 南アフリカで世界新記録となる「10つ子出産」のニュースが報じられるも市の当局は困惑 | 7人の男児と3人の女児が産まれたと地元紙が報道

    今年5月、西アフリカのマリの女性が9つ子を出産したことが世界的なニュースになった。母親のハリマ・シセのもとで女児5人、男児4人は順調に成長し、仏通信社AFPは6月3日、子供たちの体重は800〜1400グラムまで増えたと報じている。 それまで多胎児の記録は2009年にアメリカ人のナディア・スルーマンが産んだ8つ子が最も多く、11年ぶりの記録更新となった。 だが、それからわずか1ヵ月あまりで記録が更新されるのかもしれない。南アフリカ共和国のハウテン州に住むゴシアメ・タマラ・シットホールが6月7日、プレトリアの病院で「10つ子」を出産したと地元紙「プレトリア・ニュース」が報じている。 シットホールの夫が取材に答えたところによれば、帝王切開で7人の男児と3人の女児が産まれたという。 今年初めに医師の診断を受けた際には6つ子だと言われてきたが、その後のエコー検査で実際には8つ子だということが判明した

    南アフリカで世界新記録となる「10つ子出産」のニュースが報じられるも市の当局は困惑 | 7人の男児と3人の女児が産まれたと地元紙が報道
    Nean
    Nean 2021/06/09
  • 中国の若者に広がる「寝そべり族」  向上心がなく消費もしない寝そべっているだけ主義 | 急激な台頭に政府もピリピリ?

    寝そべるという意味の「躺平」がいま中国で最新の流行語になっている。だらっと寝そべって、何も求めない。マンションも車も買わず、結婚もせず、消費もしない。 最低限の生存レベルを維持し、他人の金儲けの道具や搾取される奴隷になることを拒絶する。それが「寝そべり」族。そのムーブメントが中国当局を不安にさせており、中国メディアが火消しに走っているという。 仕事を減らし、誰も愛さず、自分の為だけに生きる 中国の若者の間に「ねそべり主義」が流行していると台湾紙「自由時報」は伝える。彼らは結婚せず、子供も持たず、マンションも車も買わず、起業もしない。なるべく仕事の時間を減らし、最低限の生活をする。そして誰も愛さず自分の為だけに生きる。 あるネットユーザーが、「寝そべりは正義だ」という文章を発表し、寝そべりブームを起こした。作者はいまや「寝そべり学の先生」とされている。彼は文章で「2年も仕事をしていないが何も

    中国の若者に広がる「寝そべり族」  向上心がなく消費もしない寝そべっているだけ主義 | 急激な台頭に政府もピリピリ?
    Nean
    Nean 2021/06/08
    あぁ。
  • 「大坂なおみが記者会見を避けるのは当然だ。女性にはアホな質問しか飛んでこないから」 | 米紙コラムニストがジェンダーの視点から斬る

    大坂なおみがメンタルヘルスの問題を理由にコートから離れたことを受け、米紙「ワシントン・ポスト」のコラムニストが記者会見のジェンダー格差を鋭く指摘する。なぜ女性アスリート、とくに有色人種の女性アスリートはひどい扱いを受けるのか。そんな不公平な場でのプレーを拒んだ大坂の問題提起に、私たちはどう答えるべきなのか──。 「ディーバ気取り」だって!? テニスに関する私の知識は限られている。それはニュースの見出しを通して知るぐらいのスポーツで、今週に大坂なおみが全仏オープンを棄権すると発表したときもそうだった。彼女は、その数日前に試合後の会見には出ないと表明したときと同様、メンタルヘルスの維持を理由としてあげた。 大坂の会見拒否の公表を受けて、英紙「テレグラフ」の著名スポーツライターは、「ディーバ気取り」だと批判した。同じくイギリスのテレビ司会者ピアース・モーガンは、「世界のスポーツ界で最も怒りっぽい

    「大坂なおみが記者会見を避けるのは当然だ。女性にはアホな質問しか飛んでこないから」 | 米紙コラムニストがジェンダーの視点から斬る
    Nean
    Nean 2021/06/04
    “メディアで男性と女性アスリートに対して使われている言葉を分析した結果…。…男性アスリートを表現する際…「最速」「強い」「偉大」「卓越した」だった。…女性…の場合は「独身」「既婚」「妊娠中」「年増」”