(2018/6/1追記) 本講座(第1回)は2017年9月28日をもって受付を終了しました。 現在、第2回(2018年7月17日開講)の受講登録を受け付けております。 こちらのページをご参照ください。 講座内容 今日の社会は、ビッグデータの時代と呼ばれ、さまざまな分野で大量かつ多様なデータが得られるようになって来ました。高校生の皆さんも、スマートフォンを使ってメッセージを交換したり、コンビニでポイントカードを使って買い物をしたりすることも多いのではないでしょうか。スマートフォンやコンビニのレジは、コンピュータのネットワークとつながっていて、メッセージや買い物の履歴はデータとしてコンピュータネットワーク上に蓄積されています。このようにして得られた大量かつ多様なデータがビッグデータです。そして、このビッグデータを対象とする学問分野がデータサイエンスです。 滋賀大学データサイエンス学部は2017
And now for something completely different. About 15 years ago, before I became a regular columnist, the Times asked me and a bunch of other people to contribute to a special edition celebrating the 100th anniversary of the NYT magazine. The stated rule was that the pieces should be written as if submitted in 2096, looking back at the magazine’s second century. As I recall, I was the only contribu
速く覚える人(ファスト・ラーナー)とゆっくり覚える人(スロー・ラーナー)とでは、どちらが忘れやすいのだろうか? 古い、せっかちな実験では、断然ファスト・ラーナーの方が成績がよかった。 スロー・ラーナーの方が、ファスト・ラーナーよりも「忘れっぽい」とされた。 「頭のいい奴より、頭の悪い奴の方が、忘れっぽいのは当然だ」と人は思うかもしれない。 いわば通念に合った結果が出た、という訳だ。 しかし、じっくり時間をかけると、スロー・ラーナーも、同じだけ覚えることができる。 時間あたりの覚える量は、ファスト・ラーナーの方が、スロー・ラーナーよりも多い。 そこで忘却を左右するのは、「覚える速さ」ではなく「覚えた量」なんじゃないか、という仮説が登場した。 記憶に要した時間は問わないで、覚えた量をファスト・ラーナーとスロー・ラーナーとを同じにして、忘れる速さを計ってみた。 すると、ファスト・ラーナーとスロー
世界的な「文系の算数」の潮流をどう読むか 2018年の入試では、「受験日の新設」と「算数一科目入試」が目立ちました。来年もこの流れは続きそうです。背景にはどんなことがあるのか、森上教育研究所がお伝えします。 受験
【大学・大学院&ドクター・ポスドク問題】 Japan's tipping point [1] - Nature 460, 151 (9 July 2009) With changing demographics, a tight economy and increasing competition, Japan could slide from the top ranks of research nations. Drastic action is needed. Natureのeditorialにこんな記事が出ていました。ともあれお読み下さい。要約ですので、読みやすさを考慮して内容の順序を多少入れ替えたり意訳に置き換えてあります。 「(特に中国の台頭による)国際的競争の激化と若い国内労働力の減少により、日本は世界の科学先進国グループからはじき出される恐れがあり、それは現在の豊かで安定した
MIAU版インターネット教科書プロジェクトの課程で、中学校の技術の先生、高校の情報の先生らにヒアリングを行なってきた。我々のようなネットの団体が、学校のようなオフィシャルなところに立ち入ることができるのか、という懸念はあったのだが、実際にはかなり「開かれた学校」が多いこと、先生自身も情報教育についての問題意識が高いことから、案ずるより産むが易しといった状況であることが分かってきた。 やはり実際に子供たちと日々顔をつきあわせている先生たちというのは、まさに現場そのものである。単に机上で今の子供たちを想像してあれこれ考えるよりも、現実ははるかに先に行っている部分もあるし、なんでそんなことにと驚くようなこともある。今回はそのヒアリング結果を踏まえて、現状の情報教育の問題と現実を多くの人に共有するとともに、今後やるべきことを考えていきたい。 イメージとしての子供と現実のズレ 青少年への情報リテラシ
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