連日のニュースで、ロシアのウクライナへの侵攻を見て気持ちが落ち込むという声を聞きます。人のことは関係ない、自分がよければそれでいい、という人は別として、敏感な人や共感性が高い人は、この2週間余り、落ち着かず不安になったり気分が不安定になったりしているのではないでしょうか。 報道を見聞きして疲労困憊つい先日、ふだんは穏やかなAさんが珍しく怒っていて驚きました。親しくしているヨーロッパ在住の知人が地中海のリゾートに遊びに行っている楽し気な様子をSNSで投稿していたのを見て、ウクライナなど関係ない、自分がよければそれでいい、という様子を許せない気持ちになったそうです。毎日ウクライナの状況を見て自分は何も手助けできない、と無力感を感じているAさんだからこそ許せない気分になったのだと思います。 ウクライナに関する報道で何を考え、どんな行動をするかは個人の自由です。人は関係ない、自分だけ楽しく過ごせれ
Q: 20代男性です。 統合失調症などで、第三者から見れば到底辻褄の合っていない妄想を本当のことだと信じ込んでしまう例は数多いと思います。 このような妄想の飛躍具合は、もとの論理的思考力やIQといったものと相関があるのでしょうか? また、臨床の現場で、元々非常に論理的な方と非常に迷信深い人の妄想の診断はどのようにつけるのでしょうか? (例えば、元々全く迷信深くない人が「死んだ母親が靴下を左右違うものを履けと言っている」、というような支離滅裂な主張をする場合と、普段から霊感があると主張する人が「死んだ母親が靴下を左右違うものを履けと言っている」と言った場合で異常度(?)がかなり異なる気がします……例えが下手で申し訳ありません) 他にも子供が「思考を読まれた」と主張するのと大人が「思考を読まれた」と主張するのは意味が違う気がするのですが、そのような元々の論理的思考力の推測なども統合失調症等の診
ルイス・ウェイン(Louis Wain, 1860年8月5日 - 1939年7月4日)は猫を対象とした作品で知られるイギリスの画家、イラストレーター。晩年には統合失調症を患い、作品中にその痕跡をたどることができる。 ルイス・ウェインは1860年8月5日にロンドンのクラーケンウェル(英語版)において生まれた。6人兄妹の長兄であり、彼以外の5人は皆女の子であった。彼女らは皆未婚のまま共に生活し生涯を終えた。ウェインが13歳のときに妹の一人が精神病を患い療養所へと送られている [矛盾 ⇔ :en:Louis Wain]。 ウェインは学校を抜け出しロンドンを歩き回ることが多かった。後にウエスト・ロンドン美術学校(英語版)を卒業し、短期間であるが教師として働いている。20歳の時に父が死去し、彼が母と妹の生活費を稼がなくてはならなくなった。 初期の作品 ウェインの作品の特徴である擬人化された猫の絵。
統合失調症の原因を探るうえで遺伝的素因は古くから注目されてきた。1つの家系に複数の罹患者がいる場合,発症につながる何らかの遺伝的変異を疑うのは自然なことだ。ゲノム解読が進み,遺伝子の大規模解析が可能になると,統合失調症の原因遺伝子の追究に期待が寄せられるようになった。しかし同時に,この道筋は様々な矛盾をはらみ,決して平坦でないこともわかってきた。著者らは大規模解析とは異なる遺伝子研究を模索するなかで,タンパク質の代謝の過程で蓄積する終末糖化産物(AGEs)が統合失調症の発症と関連づけられるこ可能性を発見した。 統合失調症の発症者にはAGEsがあまりやすい遺伝子変異を持つ人がいる。AGEsが蓄積する状態を「カルボニルストレス」と呼ぶ。発見のきっかけとなった症例は,グリオキシラーゼ1遺伝子(GLO1)の活性が低く,カルボニル化合物の分解が進まず,AGEsの蓄積を防げない。一方,ビタミンB6(ピ
季節性情動障害(きせつせいじょうどうしょうがい、英: seasonal affective disorder; SAD)、季節性感情障害とは、うつ病のサブタイプの一つで、ある季節にのみ、体のだるさや疲れやすさ、気分の落ち込みなどの症状が出る気分障害。冬季うつ病 (winter depression)[1]、季節性うつ病(seasonal depression)ともいう。 最新の『精神障害の診断と統計マニュアル』第5版(DSM-5)では、独立した気分障害ではなくなり、季節型(with seasonal pattern)だと特定された反復性のうつ病となる[2]。『疾病及び関連保健問題の国際統計分類』(ICD-10)では同様に「F33 反復性うつ病性障害」に含まれる。 一般的に冬の日照時間の減少に関係しているのではとされており、治療には光療法や抗うつ薬が使われる。具体的な治療法については、「季節
2020年10月23日 国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター(NCNP) 印刷用PDF(829KB) マウスは動画を見てストレスを感じる ~間接的なストレス曝露により報酬感受性が低下~ 国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター(NCNP)精神保健研究所、精神薬理研究部(部長:山田光彦)の中武優子研究員らは、マウスが「他のマウスが攻撃を受ける社会的敗北ストレス(SDS)1場面を撮影した動画」の提示によって、ストレス反応を示すことを世界で初めて明らかとしました。さらに、ストレス動画の繰り返し提示により報酬感受性が低下することが確認されました。報酬感受性の低下は、ストレスと関連する様々な精神疾患の重要な精神症状であるアンヘドニア(楽しいとされている活動から喜びを感じられないとてもつらい症状)と似た状態と考えられます。これらの知見は、ストレスと関連する様々な精神疾患の病態解明や新規
アメリカでトランプ支持者たちが、連邦議会に乱入し、大統領選の投票結果を認定する議会の手続きが一時停止する、という前代未聞の事件が起きた。選挙結果に抗議する集会で支持者を煽る演説を行ったトランプ氏への批判が高まっている。 トランプ・マジックが解けた? 再開された議会では、議長を務めたペンス副大統領、ミット・ロムニー上院議員ら共和党陣営からも暴力への批判や選挙結果の正当性を認める発言が出た。トランプ政権の元高官からも批判が発せられ、現政権からも辞任の動きが出ている。 死者まで出る衝撃的な出来事で、これまでのトランプマジックが解け、目が覚めた人も少なくないだろう。まっとうな共和党員は距離を置き、トランプ氏の政治的影響力にも変化が出てくるのではないか。 カルト性を高める熱烈支持者 その一方で、残った支持者はますます「カルト性」を強めていくのではないかと心配だ。 トランプ氏とその熱烈支持者は、分断を
適度に運動して体力を維持することが身体的な健康にとって重要だということは広く知られていますが、15万人以上の人々を7年のスパンで調査した新たな研究では、「体力がない人はメンタルヘルスが悪化する可能性が高い」ことが判明しました。 Individual and combined associations between cardiorespiratory fitness and grip strength with common mental disorders: a prospective cohort study in the UK Biobank | BMC Medicine | Full Text https://bmcmedicine.biomedcentral.com/articles/10.1186/s12916-020-01782-9 Longitudinal study fi
どうも、最上です。 まだまだ暑い日々が続いてますが みなさまどうお過ごしでしょうか? 先日、急に落ち込んだような投稿を Twitterとインスタでしてしまったのですが、 お騒がせして申し訳なかったです。 (いまは削除させて頂きました。) 感情にまかせて勢いで書いてしまうのは 良いことないですね…反省しています。 実はSNSとの向き合い方というものを アイドル時代から何年も試行錯誤はしていたのですが(主にファンのみなさまとの距離感) 新型コロナウイルスの影響で自粛期間も多く それがさらに自分の中では色んな感情にかき乱されてしまったなと反省しています。 情報はみればみるほど、考え込んでしまう。 これもHSPの特性なのですが、おこがましいことに頼ってくれる人を一人でも救えないかと思ってしまっていました。 前回の記事で持病であるうつ病のこと 性質であるHSPのことを話していたのですが 同じような苦
人間である限り、妬みや嫉みといった感情と無縁で生きるのは難しいが、それを人にぶつけないように工夫して生きられるのも人間だろう。ところが、SNSでは普通の人が驚くほど簡単に人を罵り、言葉の石を投げつける。仕事や人生がいまひとつうまくいかないと鬱屈する団塊ジュニアやポスト団塊ジュニアを「しくじり世代」と名付けた俳人で著作家の日野百草氏が、ネットでの誹謗中傷をやめたいのにやめられない40代女性についてリポートする。 * * * 「私だって本当は嫌なんです。でもやめられないんです。あの人のことを考えるだけでもうスマホとにらめっこ、気づいたときにはリプ飛ばしてる、本当につらい」 電話口で話す声はとても可愛らしいのに、その内容は実にエグい。チューミンさん(仮名・ハンドルネームとも関係なし・40代)の電話口の告白は、SNS上でもう5年以上バラまいている誹謗中傷がやめられないという内容だ。つまりチューミン
新宿にある高級デパートの野菜売り場でのことだった。手に取ったトマト3個入りパックを、手提げ袋の中に忍ばせ、店を出た。 「成功したと思いました。それがきっかけでお店の物は“とれる”んだって気づきました」 目の前に座る81歳の京子さん(仮名)は、万引きに初めて手を染めた20年前をそう振り返る。 グレーのジャケットにスラックスという、きっちりした身なりで丁寧に話す几帳面さからは、万引き常習犯という「裏の顔」はまったく想像できない。 何度捕まっても万引きがやめられない 初犯の成功体験が発端となって以来、京子さんは現在に至るまでスーパーなどで万引きを繰り返してきた。見つかって警察に勾留され、過去にも多数の逮捕歴があり、3度服役しているが、出所すると再び犯行に及んでしまう。 最後に万引きをしたのは昨年4月下旬。関東地方の大型ショッピングセンターで、インゲン豆や大福餅などの食品に手がのびた。 「ドキドキ
カプセルやタブレットなどのさまざまな薬剤(2017年3月23日撮影、資料写真)。(c)AFP PHOTO / LOIC VENANCE 【2月5日 AFP】腸内細菌は人の精神的な健康に影響を及ぼす可能性があり、うつ病に関連すると考えられるとの研究論文が4日、英科学誌ネイチャー・マイクロバイオロジー(Nature Microbiology)に発表された。この種のものとしては過去最大規模となる調査に基づく結果だという。 【関連記事】抗うつ剤、長期使用で認知症リスク増の可能性 英研究 世界保健機関(WHO)によると、うつ病は推定患者数が3億人に上り、患者の心身の健康状態と関連があることが知られている。 今回の研究を行ったベルギーの科学者チームは、多種多様な腸内細菌が脳に有意な影響を及ぼす化学物質を生成する可能性があると考えている。腸内細菌の中には、心の健康とプラスまたはマイナスに関連する数種類の
This article needs more reliable medical references for verification or relies too heavily on primary sources. Please review the contents of the article and add the appropriate references if you can. Unsourced or poorly sourced material may be challenged and removed. Find sources: "Witzelsucht" – news · newspapers · books · scholar · JSTOR (November 2012) Witzelsucht (German: [ˈvɪtsl̩ˌzʊxt] "jokin
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く