最近、上司から飛んでくるメールをまじめに読むことがなくなった。 件名だけ見て、大抵はそのままゴミ箱にポイしてしまう。 上司の書く文章は読点が多いせいなのか、読みにくいというか、息苦しいのだ。 主語の後・接続詞の後など、ことあるごとに読点が出てくる。 「読点は、声に出したときに息が苦しくなる前にうて」と中学の先生は言っていた。 とはいえうち過ぎではなかろうか。逆に息苦しい。 その上、その文章すべてを読まないと何が言いたいのか分からない。 私の読解力が低いだけだと信じたい。 底辺工業高卒の私とは違い、上司は良い大学を出ている。 しっかりとした教育を受けた結果の文体なのだろう。 まして上司は20年以上もこの文体で仕事をしてきている。 おかしな文章であれば、どこかでおかしいと言われている、はずだ。 それでもなおこの文章・文体ということは、少なくともおかしくはないということなのか。 よく分からない。