これ読みました。 技術書、それも売れるやつを書きたい人へ、編集者からのアドバイス | ツチノコブログ IT系の売れる技術書の書き方に関するアドバイスなんですけど、もっと広く、学術系の本を書く場合にも役立つ話が書かれています。例えば、「用語の解説だけで理解してもらうのは難しいから、それが必要となる背景も書こう」というのは、読者として苦しめられた経験のある人が読めば、反面教師的なアドバイスとしてすごく響くと思うんですよね。 僕は数学の本をよく読んでいましたが、数学は「定義・定理・証明」の流れで文章が進んでいきます。「定義」の部分で、「それは何か」は語られるのですが、「なぜそれを考えるか、なぜそれが必要なのか」まで語られる本というのは少ないです。だから、だいぶ後になるまで必要性が理解できず、モヤモヤすることが多かったんですよね。なので、「用語の解説だけで理解させるのは難しい」というのは、よくわか