方法としての動機づけ面接 (面接によって人と関わるすべての人のために)原井宏明 岩崎学術出版社 2012-05-10 売り上げランキング : 44035 Amazonで詳しく見る by G-Toolsミラーの原著を読んだときはそれほど感動しなかったが、原井先生のこの本は素晴らしい。動機付け面接(MI)を使ってみたくなった。最先端のエビデンスである。 原井先生は、山上敏子先生に行動療法を習った第一人者。だから、行動療法に対する考え方も、ちょっと斜に構えていて柔軟に運用している。山上流とでも言うべきか。ところが、動機付け面接はその出自が認知行動療法とは違う。失敗したエビデンスから出て来てます。アルコール依存症患者への認知行動療法。その臨床研究をミラーが行ったとき、対照群として「何も指示しない面接」を置くわけですね。同じペースで面接には来るけれど、行動療法的治療を受けないグループ。予想上では当然
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