偽装が良い悪いの議論で止まってはいけない。それは良くないに決まっている。では、良くないことが(リスクを冒してでも)これだけ普遍的だったのはなぜか、そしてそれがなぜ今の今まで全然バレずにいたのか?という発想のほうが重要だとぼくは思う。— 岩田健太郎 (@georgebest1969) 2013, 11月 7 岩田先生のこのtweetを読んで、僕もあらためて考えてみたんですよ。 「なぜ食品偽装が、こんなに普遍的だったのか?」って。 これだけ長年偽装が行われてきて、それが「偽物」であるということに気づいた人は、ほとんどいませんでした。 有名ホテルの調理場に立っている人たちにも、あんまり罪の意識はなさそうにみえます。 しかし、「どうせお客も違いなんてわかんないんだから、黙っていればいいんだよ。すごいブランド食品を食べたつもりで良い気分になっていたほうが、幸せなんじゃない?」なんて言われれば、やっぱ