興味の領域は峻別すべきか ──前回のカンファンレンスについて、参加者のアンケートの回答の中に「『好き嫌いせずに、何でも取り入れていたら当たり外れもありますよね?」「峻別する能力が求められていませんか?」という声がありました。それに対して何かありますか? 古川陽介氏(以下、古川):僕は何でも取りにいっていますけど、結局は自分の好きなことしかやらなくなります(笑)。時間の制限がある中で、「やっぱりこれが一番好きなのだ」ということで峻別できるのではないかなと思います。 石川:僕も同じ意見です。最初は与えられた環境でどう力を発揮するかという話だと思いますけど、経験を重ねていくにつれて、自分が好きな方向もわかってくると思います。 最初は分類の幅が広いと思いますけど、そこから「う~ん……ITなのかな?」となって、ソフトウェアエンジニアなのか、インフラなのか、データサイエンスなのかはわからないですけど、