Deep Side of Java～Java 言語再入門 第２回 ～ Object クラスのメソッド
ルートクラスである Object クラスには、特に知っておくべきメソッドとして、次のメソッドが存在する。 protected Object clone() オブジェクトを複製する。しかし、Object クラスでの定義は例外 CloneNotSupportedException を投げるというものである。だから、複製をちゃんと機能させるためには、この clone メソッドを上書きして実装しなくてはならない。つまり、次のようである。 class SomeClass implements Cloneable { int x; SomeClass( int n ) { x = n; } protected Object clone( ) { return new SomeClass( x ); } } この時、Cloneable インターフェイスは、正しく clone メソッドが実装されていること
Deep Side of Java～Java 言語再入門 第３回 ～やさしいデザインパターン
Iterater 第１回～ オブジェクト指向とは 第２回～ Java 文法を中心に 第３回～ クラス設計とデザインパターン 1 デザインパターンとは 2 継承の２つのパターン 3 やさしいデザインパターン 3.1 Factory Method と Abstract Factory 3.2 Iterater 配列に対するイテレータ 連結リストに対するイテレータ 自分のデータに対する均質イテレータ 1.5で導入される Generic 型について Meyer の議論～「手続き」と「関数」の分離について 3.3 Observer 3.4 Singleton 第４回～ アプレット、スレッド、ＡＷＴ Iterater イテレータはもう既に StringTokenizer クラスで使い方を見た Enumeration インターフェイスでおなじみである。しかし、デザインパターンとして見た時には、この「イテ
Struts による五目並べ対戦システム（Hibernate,SOAP,AXIS版）～Hibernate裏口入門！(1)
「裏口入門！」と名付けるからには、要するに既存のデータベースからデータ定義を引きずり出して、それを元に Java コードを自動生成してやろう、というタクラミなのである。このためのツールが Middlegen であり、具体的なデータベース（やったのは MySQL）から、すでに作成されている gomoku.player（五目並べのユーザ情報）の定義を引き出して、これを Hibernate で使う DAO まで作ってやろう、ということなのである。 Hibernate は Torque と同じようないわゆる「O/Rマッピングツール」である。つまり、データベースの各行が具体的なインスタンスとなるようなクラスを作り、JavaBean のセッタを呼べば「透過的に」データベースにデータが格納され...というようなことを実現するライブラリである。Torque とどう違うか、というと、まあこんなあたりだ。 T
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