データベースの利用者は、主に、参照系、更新系、管理系の3種類が存在します。 PostgreSQLにおいて、管理系は SUPERUSER として作成すれば良いものの、残り2つ、特に、参照系ロールは作成が非常に複雑でした。 PostgreSQL 14からは、参照・更新それぞれに特化したロールが事前に定義されるようになり、スッキリと権限管理できるようになりました。 動作を確認してみたので、紹介します。 参照・更新系ロール 14では、参照系の pg_read_all_data と更新系の pg_write_all_data が追加されています。 Read all data (tables, views, sequences), as if having SELECT rights on those objects, and USAGE rights on all schemas, even wit