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ブックマーク / 7oku.hatenablog.com (6)

  • もしも総理が玉音放送を現代語訳したら - ナナオクプリーズ

    いいですか、これはですよ、私からはっきりと申し上げさせていただきますとですよ。これはつまり、世界の情勢と日の現状、現状をですよ、緊急の方法で収集しようと、こう、はっきりと、申し上げたいわけなのであります。 えー、私は政府に対し、アメリカ、イギリス、中国、ソ連、アメリカアメリカに共同宣言を受諾するよう伝えよと、指示したわけなのであります。 あー、つまりですよ、いいですか。日臣民が平穏に暮らし、世界が栄えることは、私のたっての、たっての願いでありまして、アメリカとイギリスに宣戦布告したのも、したのもですよ、そのためでありまして、ですから、他国の主権を排して、領土を侵略したかのような、そのような印象操作、印象操作はやめていただきたい! ですが戦争は4年続き、戦局は好転せずにですよ、いいですか、敵が新たに残虐な爆弾を使用したということはですよ、これはつまり、敵が新たに残虐な爆弾を使用したとい

    もしも総理が玉音放送を現代語訳したら - ナナオクプリーズ
    Nyoho
    Nyoho 2019/08/15
  • もしも桃太郎が精神論だらけだったら - ナナオクプリーズ

    昔々あるところに、おばあさんが「こうすればキレイになるんだ」と言いながら炎天下で水も飲まずに洗濯をしていると、川上からドンブラコ矯正ギブスを着けた桃が流れてきました。 これは貴重な桃だと思っておばあさんが家に持ち帰ると、山からうさぎ跳びをしながら帰ってきたおじいさんはこう言いました。 「おばあさん、ちょっとこの桃をナタで切っておくれ」 「そんな、私には切れませんよ、こんな大きな桃」 「違うんじゃよ。切れないという姿勢だから切れない。鼻血を出して倒れようが切れるまでやる。そうすればこれから先、もう二度と切れないなんてことは言えなくなる」 おばあさんが死にかけながら切った桃からは赤ん坊が生まれ、桃太郎と名付けられました。 桃太郎はすくすくと育ちましたが、おじいさんは「もっと育て! 明日までに10cm身長を伸ばせ! 努力だけが成功を呼ぶんだ!」と言い続け、かえって桃太郎の成長は伸び悩みました。

    もしも桃太郎が精神論だらけだったら - ナナオクプリーズ
    Nyoho
    Nyoho 2015/09/26
    結構面白い
  • 戸田奈津子が玉音放送を現代語訳したら - ナナオクプリーズ

    世界情勢と日の状況がヤバいって? そいつぁコトだ。ぶっ飛んだやり方でこの状況を解決しなきゃいけないから、私に忠実な日国民にこれを伝えにゃいけないかもだぜ。 私は日政府に「アメリカ、イギリス、チャイナ、ソ連、四国地方に、共同宣言を受諾すると伝えておくんだこのファ○ク野郎」と指示した。 日国民がのびのびと生きて世界がハッピーになることは歴代の天皇が望んできたことであり、私もそう思っていたので? アメリカとイギリスにケンカをふっかけたのも日の自立と東アジアの安定のためであり、他国の主権や領土を侵すことが目的じゃないかもだ。 戦争をする四歳児の陸海軍人の戦いぶりや役人、一億人の庶民が最善を尽くしたのに、やややケッタイなことに戦局は全然好転しない。そのうえ敵はニュー残虐爆弾を使って罪のない人を数えきれないくらいメチャクチャにした。このままでは日人は滅亡するし、人類は文明を破却しなさい。

    戸田奈津子が玉音放送を現代語訳したら - ナナオクプリーズ
    Nyoho
    Nyoho 2015/07/26
    四歳児のくだりはこういう誤訳をよくされるのかww
  • リテラシー桃太郎 - ナナオクプリーズ

    「昔々あるところに、おじいさんとおばあさんが住んでいま――」 「前フリ長い! さっさと桃太郎を出発させてよ!」 「は?」 子供達からの要求に、老人は目を丸くした。 老人はいまどき珍しい「紙芝居屋」だった。二十歳の頃から紙芝居を始め、この道六十年の大ベテランであり、子供達の心を掴むその巧みな語り口には定評があったが、三十年ほど前から紙芝居そのものの需要が激減し、ここ二十年は人前で紙をめくることすらなかった。 ところがこの度、近所の小学校の校長から「子供達に古き良き文化を教えてほしい」との要望があり、物置の奥に眠らせたままだった紙芝居道具一式を取り出し、子供達の前に現れたのだ。奇想天外な物語に心躍らせる、あの子供達の顔をまた拝むことができるなんて――。 しかし、昔話の大定番「桃太郎」を語り始めたときに、それは起きた。 「いいからおじちゃん、早く桃太郎出して。桃太郎が出てから面白いんでしょ!」

    リテラシー桃太郎 - ナナオクプリーズ
    Nyoho
    Nyoho 2014/06/17
    めちゃくちゃ面白かった!
  • おとぎ話の主人公が高田純次だったら - ナナオクプリーズ

    浦島太郎 昔々、高田純次が釣りをしていると子供たちが亀をいじめていました。 「ちょっと子供たち。亀をいじめちゃダメじゃないの~。え、ウミガメなの? ならいいよ」 子供たちがその場を去ると、亀は深々と頭を下げました。 「助けてくれてありがとうございます。お礼に竜宮城へと案内しましょう」 「あら、竜宮城! 懐かしい響きだね~。初めて聞いたけど」 助けた亀に連れられて、純次は竜宮城へと向かいました。迎えてくれたのはとても美しい乙姫様。 「よくぞいらっしゃいました。是非おもてなしをさせてくださいな」 「お嬢さん可愛いね~。ところでここ、五千円ポッキリって当?」 竜宮城でのおもてなしは豪華な事に美味しいお酒、鯛や平目の舞い踊り。 「ねえねえ、サンマの塩焼きの美味しいべ方知ってる? サンマを塩で焼くんだよ」 時間を忘れて楽しむ純次。何日も経ち、ついに帰ることになりました。 「こちらはお土産の玉手

    おとぎ話の主人公が高田純次だったら - ナナオクプリーズ
    Nyoho
    Nyoho 2013/12/07
    面白すぎるわ。三話目の頭とか卑怯だわ
  • 死語だらけの走れメロス - ナナオクプリーズ

    メロスはプッツンした。必ず、チョベリバな王を除かなければならぬと決意した。 結婚式を間近に控えた妹を持つメロスは、このアベックに贈るトレンディな衣装を買うためにシラクスの街へこにゃにゃちわー。シラクスの街にはメロスのマブダチのセリヌンティウスがいた。 しかし、街の様子がなんだかブルー。 「王様は人を信じられなくなり、逆噴射して街の人間を次々と首チョンパするようになったのです」 「そんなバナナ。なんという困ったちゃん」 怒ったメロスは城まで行ったが、逆に捕まえられてしまい王の前に連れて行かれた。王様はメロスに死刑を言い渡した。 「逝ってよし」 「冗談はよしこちゃん! ちょっとタンマ。村でムチムチプリンな妹が結婚式を控えている。三日だけ待ってくれ。その間、友人のセリヌンティウスを人質に置いていく……セリヌンティウス、人質になってくれるか」 「なーるほどザ・ワールド秋の祭典スペシャル。わかった、

    死語だらけの走れメロス - ナナオクプリーズ
    Nyoho
    Nyoho 2013/12/01
    予想に反して面白過ぎた。序盤の数行だけ止めていたらこうは面白くならなかっただろう。全部やり切ることで連発芸みたいな面白さになっている!
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