写真の現像・加工の作業は、音楽のミキシング/マスタリングと似ているなと感じることが多い。調整に時間をかけるほど、正しい方向に調整されているのか自信がなくなってくる。特に、僕の場合は色弱で、健常な人に比べて元々色味が少し違って見えているので、調整した結果が正しい色になっているのか、しばし不安になる。 特に人物写真の現像・加工が辛い。人の肌の色がいい色になっているのか、判断ができない。この感覚は、音楽でイコライザをいじっているうちに、「スネアの音ってこんな音だっけ?」と不安になる感覚に似ている。 耳が肥えていれば感覚的にパラメータを修正することができるのだろうが、僕の場合はそこまで自信がなかったので、スペクトラムアナライザーを使って周波数特性を確認して調整するようにしていた。また、プロのミックスの周波数特性を見て、自分のミックスとの違いを勉強するのにも役立った。 写真でも同じように色味を解析し
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